見出し画像

COUNTDOWN JAPAN 2223 Ado ライブレポート

言いたいことはこのツイートに全て詰め込みました。忙しい方はこのツイートを読んで頂ければ大丈夫です。

ここから先はガチAdoリスナーによる
「限界ヲタク」ライブレポート
になります。

もう限界ヲタク味が酷いです。
そして長いです。本当に長いです。
正直、読むの大変です。
しかも前段も長いです。
耐えきれない人はバンバン読み飛ばして頂いても大丈夫です。
読んで頂けるならもうそれだけで嬉しいです。

それでも、この先も読んで頂ける優しい方がいらっしゃいましたらとても嬉しいです。
よろしくお願いします。


12月30日。曇り。雲の隙間から少し青空が見える。
幕張メッセ国際展示場へと向かう。

COUNTDOWN JAPAN 22/23 (CDJ2223)はロッキング・オン・ジャパンが主催するロックを主体としながらも様々なアーティストが出演する年末恒例の大規模ライブフェスです。

音楽が好きなわたしは、このフェスを楽しみにしていました。Adoさん以外にもたくさんの大好きなアーティストが出演するので普通ならばワクワクしているはずなのに、とんでもなく緊張しながら会場へ向かっていました。

なぜなら…、彼女が初めてホーム以外(超パはホームの様なものなので…)でライブを披露するからです。
しかも日本有数の年末恒例となっている大規模ロックフェス。
しかも、です。錚々たるアーティストが並ぶ中でこの日のトリの大役を任せられています。
今の彼女の人気、実力からすると何もおかしな事はないのですが、発表された当時は肯定的な意見ばかりでは無かったです。
当たり前です。
この日、彼女が出演する
「EARTH STAGE」
そのアーティストの並びを見るだけでもそれは何かしらの意見が出ることはわかります。

フレデリック
KANA-BOON
ヤバイTシャツ屋さん
MY FIRST STORY
DISH//
マキシマム ザ ホルモン
ASIAN KUNG-FU GENERATION
Ado

それでもロッキンは彼女にトリをお願いしたのです。

そもそも、彼女の初ライブは今年(2022年)の4月4日のZepp Divercityです。

2ndのライブが8月11日のさいたまスーパーアリーナです。

そして12月30日にCDJ2223のトリです。

いやいやいや…おかしいでしょ!!!、Zeppで1stライブをした年の年末にCDJのトリ!?
この間にニコニコ超パーティー2022やZepp全国ツアーを挟んではいますが………これが時代を作っていく人のスピード感なんですね…。

そして、彼女自信はこのフェスに出演するということがどんな事であるのかを冷静に受け止め正しく理解しています。
その事はROCKIN'ON JAPAN 1月号の2万字インタビューの中で自分の言葉で語ってくれています。

そして全てを理解したうえでこう答えています。

「そこで、空気を一変させることができたら、それはもう、素晴らしいなって思ったんです。だから、絶対に出たい、出させてくださいって言いました。」(ROCKIN'ON JAPAN 1月号より)

この2万字インタビューを読んだ時、絶対にこのフェスのステージを見届けたいと強く思いました。
Adoさんの出演発表の後にも関わらずCDJ2223のチケットが手に入ったのは幸運でした。

そう言ったことを思い返しながらを会場に着きチケットを翳し中へと入って行きました。

中に入れば楽しむしかありません(笑)
CDJ2223は3つのステージがあり、わたしは一番大きいAdoさんがトリを努める
「EARTH STAGE」
をメインに楽しみました。Adoさんのステージをしっかりと楽しみ見届ける為のシミュレーションもしながら…

わたしはゆったりと参加(11時過ぎ入場)したのですが、Adoさんのグッズ売場の前を通ったらリボンか1つか2つ申し訳ない程度にポツンと置いてあるだけでした(笑)

わたしのタイムテーブルです。

KANA-BOON
ヤバイTシャツ屋さん
MY FIRST STORY
スキマスイッチ
ACIDMAN → ここだけGALAXY STAGE
マキシマム ザ ホルモン
ASIAN KUNG-FU GENERATION

年齢を感じるタイムテーブル(笑)
どのアーティストのステージもライブ巧者で観客もライブ慣れした人達ばかり。

今回のフェスは大型施設なので
マスクをしての会話や自然に起きる歓声、一時的な声出しはOKとなっています。
コール&レスポンスや合唱が出来なくても限られたルールを上手く使い、MCやジェスチャー、手拍子、アイデアを活かした観客との会話。
それぞれのアーティストが自分達の形でステージをフェスを盛り上げていきました。

そう…
特にフェスにおいては、
初見さんや興味はあるけどよく知らない、
推し以外は興味があまりない
などなど様々な方がおり、多くの方にライブにうまく参加してもらようにするにはフェス用のセットリストは勿論、MCや曲間のパフォーマンスも盛り上げるための重要な要素になります。
そして観客もライブやフェスに慣れた人達が多く積極的にライブに参加してくれるので上手くいくと普段のライブ以上に盛り上がります。

Adoさんの歌声を聴けば大丈夫。音楽が好きな人なら絶対に魅了される。
そう確信はしているものの不安が募ります。

なぜならそれは彼女のライブのスタイルがフェス向きでは無いからです。
彼女のライブは特殊です。
ライブ中にMCがなく、曲間は静寂になります。
ただひたすらに歌を歌い続け最後の曲の前に1度だけMCを入れるのが彼女のライブスタイルです。
歌だけで観客を魅了できる圧倒的な歌声を持っている彼女だからこそ許されるスタイルです。

正直、わたしはアーティストの方々が様々な方法で盛り上げていくライブを楽しみつつも、より不安が大きくなっていました…

ただ、その中でAdoさんのライブの前までにわたしが感じたAdoさんにとって良いことがあったのでご紹介を…

ヤバTのこやまさんがMCでまず、ちょいイジリ。

こやまさん、「どうも、Adoです!」
一瞬ざわっとなり…
ありぼぼちゃん、「いやどこがやねん!」

おふざけもあるヤバTかつAdoさんと同じレーベルのユニバーサルだからというのもあったと思います。
どちらにも詳しいわたしはめっちゃ笑ってたんですが、この時点だと微妙な空気感でした…

次にホルモンがMCで愛あるイジりをしてくれました。
最初のMCで…

ナヲさん、「どれがアドだ!?」とケータリングでAdoさんを探してたと豪語する。

次に、ダイスケはんとナヲさんで覆面ネタで
わたしが「Adoです」
とネタにする。
その場面、しっかりダイスケはんとナヲさんの顔面アップがモニターに映し出されていました。
ナヲさん、「アップにすな!!!」
直後に
ダイスケはん、「各方面に全力で土下座だ!!!」
と謝る。
観客爆笑。
(絶対即興でやったのにカメラマンさんとスイッチャーさんが流石過ぎると勝手に唸ってた…キモイ…)

これで、Adoさんの出演に対する雰囲気が少し緩んでステージに出やすくなる空気感ができた感じかしました。
何故かと言うと、わたしが見る限りは今日のフェスでアーティスト目当てで来ていた観客は明らかに腹ペコ(ファン総称)だったからです。
アーティスト系だとホルモンTシャツを来ている人が最も多かったです。次はCDJオフィシャルTシャツ。
そして何よりもロックファンから絶大な指示を集めてるホルモンのメンバーも気になっている存在なんだと、それを声にしてくれたおかげて観客のAdoさんに対する空気感が少し和らいだ感じがしたんです。
レーベルも違うのに流石すぎました(笑)
本当にありがたかったです。

この時に2万インタビューの中にあった言葉を思い出していました。
いつもわたしがAdoさんに感じている力を言語化してくれた言葉。
「セレンディピティ」(思いもしなかった偶然がもたらす幸運およびその才能)
偶然を運命の様に引き寄せるAdoさんの見えない力を感じる場面でした。

アジカンが終わり次のアーティストのステージに向けた入れ換え作業に入ります。
少しするとステージに薄手の幕がストン降りる。
えっ!?凄い!!!Adoさんだけの特別仕様…。
そして暫くすると気づいてしまう…。
Adoさんの家、持ってきてる!!!
幕でステージ隠してるのにそれに気づく自分が怖い…推しへの愛が高まりすぎて「凝」が出来たってこと…?

12月30日19時45分。あと5分…

CDJ2223最大のステージとなる「EARTH STAGE」。
今年の収容人数は公式に見つかりませんでしたが過去から考えると2万~2万5000人くらいは入るはずです。
そのホールが今日一番の観客で満たされ、そして異常なざわめきが起きていました。

本来、フェスの出演者を待つ時間はアーティストのファンから発せられる堪らない嬉しさや待ちきれない期待感によって高揚感に溢れた空気になるんです。

それが…、Adoさんの存在が謎過ぎて観客から発せられる…

顔出ししないでライブってどうするんだろう?
音源は凄いけど本当のところはどうなの?
顔出しすんの?
VTuberみたいに映像でライブするの?
そもそも本当に存在してるの?

現実世界で聞いたことやTwitterで見た事のある事を書きましたが…、
期待よりも疑心感や興味や感心が渦巻いているのが伝わる、異常な程のざわめきが客席に起きていました。

この日、最後となるCDJ2223アーティスト紹介用のSEが流れアーティスト名がコールされ画面にその名が映し出される。

Ado

一斉に沸き上がる歓声…BGMに合わせて手拍子が始まる…
そしてBGMが終わり暗転し…手拍子も止む…

暗い幕の奥からバスドラが響く…

ドラムがビートを刻みリズムを作り、観客へ手拍子を迫る。
それに気づき観客が手拍子を始める。

手拍子が大きくなったところで
スッと幕が降りる…。

Adoさんのライブに行った方ならお馴染みの霧がかった光輝くAdoさんの家。
朧気な紗幕の箱の中にAdoさんの影が見える。

どよめきと言っていい。
この日、これまで聞いたことがない程の大きな歓声が沸き上がる。

そしてそのまま「逆光」のイントロのギターが鳴り手拍子と歓声のSEが鳴り響く、それに合わせて本物の手拍子と歓声へと変わっていく。

散々な思い出は悲しみを穿つほど

歓声を切り裂く様に歌い始める。ライブ使用の叫ぶような激しいボーカル。それでも歌声はブレない。

1曲目は
「逆光」
ロッキン主催フェスに相応しいロックナンバー。
そして何よりも原曲にある手拍子と歓声のSEがそのまま生の手拍子と歓声に変わっていくエモーショナルな光景。観客のボルテージは一気に上昇していきます。
手拍子とハンズアップで歌へ応える観客。
この曲を1曲目に選んだ時から思い描いていたであろう景色と歓声がAdoさんの目の前に実現している。

曲が終わると同時に暗転し大きな歓声と拍手が上がる。
そしていつもよりも、短い静寂の後に…

正しさとは 愚かさとは それが何か 見せつけてやる

2曲目は
「うっせぇわ」
観客のキタキタキタキター待ってましたと言わんばかりの大歓声。
最早、国民的ソングとも呼べる程、誰もが知っている曲。
がなり強め、叫びに近い、掠れそうになる、ギリギリのところ。唸る様に歌い上げる。
もしこれがコロナ禍でなければ観客全員で叫んでいたであろうサビのフレーズ

うっせぇうっせぇうっせぇわ

響き渡る歌声。
それに合わせてハンズアップやジャンプや縦ノリで応える観客。
ボルテージはこの日一番の最高潮と感じる程の盛り上り。感じる会場の一体感。
圧倒的な歌のパフォーマンスを魅せるAdoさんに凄まじい程のエネルギーで応える観客。

これだ!
これがライブ!!
これがフェス!!!

フェスのトリとしての正しさを証明した瞬間でした。
制限のある中で、今、出来うる限りの、ほとばしる程の熱気と狂気に満ちたロックフェス特有の盛り上りがりがそこにありました。

そしてこの空気を作り出した歌い手に相応しいフレーズが会場に響き渡る。

私が俗に言う天才です

ギャー!!!!!!!!!!
Adoさんマジで天才!!!!!!
(わたしの心の叫びです)

曲が終わると同時に歓声と拍手が沸き上がるようにこだます。

そして少しの静寂…そして周りから聞こえてくる…

「凄い…」
「ヤバい…」
「あの声どうやって出してるの…」
「喉、大丈夫なの…」

今、日本で出きり得る中での最高の盛り上りが目の前にありました…。
フェスが持つ特有の一体感。
観客が最も待ち望んだミュージシャンが、観客が最も待ち望んだ曲を歌う時。
観客のボルテージが最高潮に高まり会場が一体となって凄まじい盛り上りをみせる。
正に、それが目の前に起きていました。

「空気を一変させることができたら、それはもう、素晴らしいなって思ったんです。」

泣きそう…

そして聴き慣れたギターのフレーズが鳴る。

さぁ 怖くはない 不安はない
私の夢は みんなの願い
歌唄えば ココロ晴れる
大丈夫よ 私は最強

3曲目は
「私は最強」
ONE PIECEの楽曲の知名度の強みを活かす。
うっせぇわで出来た会場の一体感そのままに定番ソングで会場全体が同じように盛り上がっていく。

Adoさん最強!!!!わたしの推し最強!!!!

そしてそこからも圧巻のステージは続きます。
4曲目「リベリオン」
5曲目「ウタカタララバイ」
ライブバージョンの歌い出しが最高のリベリオン。フェスならではのジャンプしながらの縦ノリが楽しい。
そして超難易度のウタカタララバイもラップパートを軽々と歌いきる。

曲間の静寂は以外な程に普通に受け入れてもらえていました。寧ろその静寂がなければ暴走してしまいかねない程の熱量がそこにありました。
そしてどこの曲間か忘れましたが

「Ado様愛してるー」という野太い声がする。

ロックフェスでは余りお目にかからない状態に観客も戸惑う。

何故か私が恥ずかしくなる…イヤ…だって…なんか、叫びたい気持ちはわかる…。…、観客の気持ちもわかる…。

ガチ恋勢?の声や、少し戸惑った空気になりながらも、その声援を送った勇者に対してお前頑張ったな。とい感じの拍手が起こる。
CDJの観客のみなさん…。めちゃめちゃ優しい…ありがとう。
何故かわたしも心の中でお礼を言いました…

あの満員の観客の静寂の中で声援を送った方…凄い勇気です。尊敬します。

そしてもう一つ。あることにやっと気づく…
どのアーティストにも舞台脇にいたハンディカメラマンが居ない。
そしてステージ近くのクレーンカメラもクレーンごと降ろされている。
マジか…凄い…

6曲目
「Tot Musica」
正に禁断の歌。会場を完全に飲み込んでしまう。
観客はその歌声に盛り上がるというよりも圧倒され支配された様な状態に…
ハンズアップも何処かぎこちない…
その命を削るように悲哀に満ちた魂の歌声が会場に響き渡る。

曲が終わった時、歓声とも違う驚きに近い声が響く…

静寂の中から一転して優しいイントロが聞こえてくる…
映画「FILM RED」の最後の様に…
掠れた声、ブレスをたくさん含め、声が切れそうなギリギリの歌声…。

どうして あの日遊んだ海のにおいは
どうして すぎる季節に消えてしまうの

7曲目
「世界のつづき」
曲の冒頭、優しく…。儚く…。歌っていく…。
支配とは一転して聞き惚れ聴き入る観客。
この時のわたし。号泣。

曲が終わり拍手が鳴り響くなかで聞こえる声…

「ヤバイ…ヤバイよね…」

8曲目
「行方知れず」
ロックフェスと相性の良い楽曲の良さを活かして林檎節でライブに再度熱をいれます。

9曲目
「千本桜」
ボカロ何を歌うのかと思っていたが…なるほど。
「おー」
と声が聞こえる。
ボカロ神曲とも言える最も有名な誰もが知るボカロ曲。
歌い手のAdo。
ロックフェスでもしっかりと魅せる。
手拍子とハンズアップで盛り上がる。想像以上に観客の熱量が上がる。

なんだよみんな好きじゃん!

10曲目
「踊」
ここでか!?
盛り上がり間違いなしのナンバー。
観客もみんな跳ねる跳ねる縦ノリ、手拍子、ハンズアップを繰り返しこれでもかと会場が沸き上がる。
Adoさんも煽る煽る!!

ぴょこぴょこと煽る推し。かわいい…

会場。マジで揺れました。

そして少しの静寂の後に最初で最後のMCが入ります。

「みなさん初めまして。Adoです」

遂に喋ったぞ!!!!!!!
本物だ!?
そんな驚きも含んだ大ぉおぉきな歓声が上がる。
そしてココで、なんと西村さんがBGMをピアノ音で弾き始める…。

おぇ゛!?そんな演出しちゃうの?
(わたしの心の声)

「今日Adoとしてカウントダウンジャパン2223に立てたことを嬉しく思います。」
「みなさん楽しんでますか?」
長めの大きな歓声が上がる…。歓声が終わるのを待って、
「ありがとう」

キャー!Adoさん、完全に声と喋りのトーンが余所行きの声よ(笑)
いつもよりかっこいい、落ち着いたトーンで喋っていきます。

フェスという事。そしてこの後に続く言葉。
Adoであることを強く意識したMCの内容と演出。
ここで話す内容と演出のシナリオを用意してMCを進めていたのだと思います。
とても素敵で、とても格好良かったです。
それと同時に嬉しくも思いました。
コアなファンの前では、ワンマンライブでは私達が知ってるいつものAdoさんでいてくれてる…。
わたしは欲張りかもしれませんが、ワンマンライブや秘密基地の中では今のままの自然なAdoさんでいてほしい…そう思ってしまうんです…。

そしてここから長めのMCを続けていきます。
一言一句、正しくはありません。
っが印象に残った言葉を書き出します。

2022年はAdoとして色々な経験をさせて貰った年でした。
それは、ここにいるみなさんも同じ様に1人1人の方それぞれがたくさんの事を経験されたと思います。
でも、2023年はまだ誰にもわからない。
2023年をこういう年にしたい。あんな事をしたい。そんな風に思い描く事は出来ます。
私もそう。
2023年はAdoとしてこの国の音楽を盛り上げたい。
この国の音楽を世界に届けるつもりです。
こんな事を言ってますが、
私自身、未熟者だし、ちんちくりんだし、ここにいる人の中にはこいつどこの馬の骨の娘かと思う人もいると思います。
それでも私はこの国の音楽を歌を世界に届けたいと思っています。
私は日本の音楽が大好きで日本の音楽にたくさん助けられてきました。
私は歌が大好きで、
だから自分が感じたものを、たくさんの人に同じ様に感じてほしい。経験してほしいと思っています。
ここにいる皆さんも、音楽を愛していると思います。
皆さんの音楽を愛する気持ちが日本の音楽を盛り上げ大きくしていきます。
皆さん!
日本の音楽を!
日本をもっと良くしていきましょう!
次の曲が最後の曲です。
まだ見ぬ2023年へ贈ります。聴いて下さい。
「新時代」

静まる会場…。
いつもよりもゆっくりと、1小節ずつ丁寧に、美しい歌声を響かせていく…。

新時代は…

この未来だ…

世界中 全部…

変えてしまえば 変えてしまえば

美しく、力強く伸びていく歌声…。
会場に降り注ぐように響き渡るビブラートの余韻…。

降り注ぐ声が客席に落ちて消えると、
その歌声を受けた観客から唸るような歓声が沸き上がる。

11曲目
「新時代」
MCの内容。そこから歌へ繋がる構成。全てが完璧でした。
そしてこの曲の始まりはAdoさんの歌声を表現力を美しさを全てを凝縮して味わえる至極の楽曲。

しなやかな動きから発せられる素晴らしい歌声。
ありったけの歓声と手拍子とハンズアップで盛り上がる観客。
最高潮のボルテージのまま歓声と拍手に包まれながらスッと幕が降りステージは終了しました。

帰りに周りからたくさんのAdoさんに対する声が聞こえてくる…

「Adoちゃん感動したー」
「めっちゃ泣いた」
「うわーワンマンライブ行ってみたい」
「音源超えてた!」
「音源超えるって凄くない?」
「あんな声出して喉大丈夫なのかな」
「わっ、変な声出してごめん。あんな綺麗な声聴いた後なのにごめん」
「俺、千本桜がめっちゃ良かった。まさかロックフェスで聴けると思わなかった。そんなこと今まで無いでしょ」


[セットリスト]
01.逆光
02.うっせぇわ
03.私は最強
04.リベリオン
05.ウタカタララバイ
06.Tot Musica
07.世界のつづき
08.行方知れず
09.千本桜
10.踊
MC
11.新時代

この記事が参加している募集

フェス記録

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?