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AKB黄金時代の中核メンバー。ともに九州・名うてのアイドルオタ出身。スタート地点は似ていたが、指原莉乃と柏木由紀のこれからは?



大分の指原、鹿児島の柏木

みい「ハロプロオタとして『大分の指原、鹿児島の柏木』と名を馳せ、AKBに入ってからも、バチバチのエースと言うより、ちょっと隙間街道から売れていって、途中文春砲で躓いたり……と、共通点の多い二人。
今やさっしーは押しも押されもせぬバラエティクイーンで、ゆきりんはAKB最年長メンバーとして大番頭の貫禄出してるけど、二人のこれからは算命学的にいかがなものでしょうか」

祇穂「そうねー。みいちゃんが、『ゆきりんは、なんか地味』とか言ってたでしょ。そのまんまだった」

みい「そう、地味。多分、元々の素材は二人共あんまり変わらないんじゃないかと思うんだけど、さっしーがセルフプロデュース力の高さで『田中みな実か、さっしーか』みたいな美容家になっていくのに、ゆきりんはいつまでも垢抜けない『地元で一番かわいい子』っぽいなと」

祇穂「ゆきりんの命式だと、まあ垢抜けないだろうね。庶民的。本当にAKBのコンセプトそのまんまなんだよね、クラスで3〜4番目にかわいい子」

みい「ていう星なの?」

祇穂「ゆきりんさんは何しろ落ち着いてるの。自分が目立たなくてもいいの。芸能界にいる人としては、『自分が前へ出たい』『上へ行きたい』っていう意識は低いと思う。だから、親しみやすいポジションにいてくれるの」

指原莉乃、ギャップが色気を醸し出す


祇穂「一方さっしーは、まあトーク得意だわねこの人。でもナイーブなんですよ、基本的には。哲学的なところもあって『私はなんで生まれてきたんだろう』みたいなことを考えてる。ナイーブで神経質なんだけど、表面的には大らかでおしゃべり好きみたいなところを出してる。
この人はモテるよ。人たらし。明るく振る舞っていても、内面のナイーブなところが垣間見えると人間って色気が出て来るから」

みい「周囲が『ギャップ萌え! 守ってあげたい!』って思っちゃうのね」

祇穂「アイドルには向いてるよね。そういう色気のあるところが、ゆきりんと違ってるかな」

みい「ゆきりんに色気はないのですか。一時期はグラビアで名を馳せたのに……」

祇穂「真面目で融通が利かないし。動きとかも鈍いと思う。反応が鈍いというか。イマドキの若い子の、キャピキャピしてはしゃいで、どこかに出かけてバエる写真撮りたーい、っていう浮ついた感じは全くない。どっしり落ち着いてるので、触れなば落ちんっていう風情はないね」

みい「まあ32歳だしね。相対的に見ても落ち着いているだろうけど。ただ確かに、ゆきりんが十代の頃を思い出しても、ひたすらマイペースだったな」

祇穂「この人自身、用心深いし、内面を見せないから余計そういう風に見えるのかも知れない。落ち着き払っている様子が、何考えてるかわかんない感じになる」

みい「ゆきりんってまゆゆと仲が良かったから、まゆゆがいた頃は、ピーキーなまゆゆと、のんびりしたゆきりんの対比で、余計そう見えた気がするなあ。おっとりママと内にこもりがちなオタクの娘、みたいな感じ」


意外とベストコスメな予感? upink(ユーピンク)

祇穂「前にゆきりんが、コスメブランドを作ったよって言う話をしてたけど」

みい「そうそう。さっしーのプロデュースコスメがバカ売れしてるのに対して、ゆきりんの方は全然話題にならなくて。パッケージも地味だし、なんかそんなところもゆきりんっぽいのよね。
渋谷LOFTでもさっしーの〈リリミュウ〉はエスカレーター前にバーン!って展開してるのに対して、ゆきりんの〈ユーピンク〉は棚のすみっこにちょこっと置いてありました」

祇穂「あれ? そうなんだ。ふーん……」

みい「え、良さそうなの?」

祇穂「長く続くと思う」

みい「ええ! あれが?! 正直、パッケージからして、アカリン(元NMB48・吉田朱里)プロデュースの〈ビーアイドル〉のOEMだと思われる、しかも後発なのに、よりチープになってるという、あの〈ユーピンク〉が!」

祇穂「いや、今年発売したって言うのがね」

みい「ゆきりんが今年プロデュースしたものって、いい感じの筈なの?」

祇穂「うん。それに彼女は庶民感覚があるので、庶民に売れるものに対する感度は高い。世間の大半庶民だからね。さっしーの場合は、見た目、イメージ、映え重視なの」

みい「ゆきりんコスメは意外といいかも知れないってこと? え、買ってみようかな……」

祇穂「宣伝とかは下手くそなんだけどね」

みい「うん! 全然SNSとか話題になってないもん! さっしーの方は新製品出るとすぐ売り切れで話題になるのに。まあそこは、初回ロット調整して売り切れでバズらせてるっていうのはあるかもだけど」

「努力は必ず報われる」イズムの体現者


みい「さっしーって、48グループの中でも一番成功したというか、経済的にも、三上悠亜先生を除いたらいちばん収入ありそうだけど、そこらへん運気的に強い子なの?」

祇穂「別にお金の星はないし……現実主義者だから、実をとっていっただけなんじゃないのかな」

みい「冠番組あるとか、そういう意味でもさっしーが一番成功してると思うんだけど、特にさっしーは成功者の星ではないの」

祇穂「うーん、運って言うより、自力でたぐりよせたんじゃないかなあ。この人、根回しは巧い。だからそういうところをじっくり、うまくやったんじゃないかなあ。
この人自身は別に地位とか成功に固執してないんだよね。単純に、そういう場に置かれちゃっただけというか。やっぱり目立つから、コスメを誰にプロデュースさせれば売れるか、って時に白羽の矢が立つじゃない。そこで自分に与えられた役割を全うした結果なんだと思う」

みい「AKB卒業後に大躍進してるイメージだけど、二十代から突然伸びる星の下に生まれているというわけではないのね。本人の努力が実を結んだのか」

祇穂「25〜6くらいから強い星が回りはじめて、それを自分でたぐり寄せた。あと4〜5年はそれが続きそうかな」

みい「おっ、いいじゃん。今、31で、あと4〜5年それが続くなら、いい感じに若い時期を乗り切って」

祇穂「来年、再来年は苦労する時期なので、あんまり手を広げない方がいいけどね。現状維持で」

みい「現状維持でも、すごい出てるもんね。さっしーが差し入れに使ったお菓子とかすぐ話題になって、インフルエンサー的にも注目されてるし」

寝ても覚めてもゆきりんワールド

みい「今、二人とも30代はじめだけど、今後の伸び率は?」

祇穂「ゆきりんだね」

みい「え! ここから?! ここからゆきりんにそんな?!」

祇穂「完全この人だね。3〜4年位前からこの人だね」

みい「ゆきりんの時代3〜4年前から来てた?! だってアイドルとしてはここからゆきりんが大ブレイクっていうのは、ちょっと無さそうだよね。さっしーみたいにバラドルで活躍するか、女優として開花するとか……。まあ歌は割とうまいんだけど」

祇穂「大変な環境に身を置くといいと思う。海外に住んじゃうとかね」

みい「歌唱力と、いなたいルックスを利用して、演歌に行くとかどうかしら。第二の長山洋子的な。そうするとものすごい逆境になると思うけど」

祇穂「似合うと思うよ、着物。落ち着き払った様子から、アイドルより似合うと思う。本当はコスメをプロデュースするより、何か伝統的なもの、お年寄りが好むようなものをプロデュースした方がいい、キラキラ感があるものは似合わない」

みい「一時期、鹿児島の、空港から市内へのバスの車内アナウンスってゆきりんだったんだよね。『鹿児島市出身の柏木由紀です、鹿児島は美味しいものがいっぱいです』みたいなの。そういうのいいんじゃない? 地元密着営業。そして演歌を歌うの」

祇穂「いいね、おじいちゃんおばあちゃんには可愛がられると思う」

みい「『桜島恋歌』みたいなのを秋元康に作らせよう。そしてセルフプロデュースの着物を着てソロデビューだ、ゆきりん!」

祇穂「これから、30年くらい続くよ」

みい「何が」

祇穂「ゆきりんの時代が」

みい「これから30年もゆきりんの良い星の時代が続くの?!  何それ、もうゆきりんに生まれて来たい!」

祇穂「30年の間に何か掴むと、爆発的に大成するので、掴んでほしいところだね。あと、配偶者によっても、大成する可能性があるから、選びは慎重になった方がいいかも。
ただ、大成するって言うのはバランスが崩れるので命が短くなっちゃう可能性はある。もしくは、晩年孤独に陥るか。人を失い、お金も失い」

みい「人生のピークをどこに持って来るかっていう話だねえ。20代の時、AKBの一番華やかな時代にフロントにいて、まだピークが来るって言うのも凄いね。あの狂乱と同じくらいの事がまた起こるかも知れないって」

祇穂「20代前半の頃のっていうのは、自分の力じゃないと思うので、今こそ自分の力だと思う」

桜島恋歌を歌って、桜島大根を漬けて


みい「さっきさっしーは、強さと弱さのアンバランスさで人を惹きつけるって話があったけど、ゆきりんのアイドル性っていうのはどうなの」

祇穂「…………。」

みい「無言になって目を細めている……」

祇穂「タレントじゃないんだよねえ、この人。ただエネルギー値が凄くて、この間のお姉様方に比べても、トップクラスに高いので、そのエネルギーをぶわっと、今のいい時期に使ったら大成する。今年コスメブランドを起ち上げたっていうのはすごくいい。この人が今年やった事は、自分の努力とは全然関係ないところで爆発する可能性も高いので」

みい「じゃあゆきりんは、座って待ってればハッピーが転がりこんでくるかも知れないんだ」

祇穂「言われたことをやったり、自分の利になると思ったら手を出していくと、勝手にどんどん大きくなってくれる可能性がある。さっしーは自分でちゃんとやらないといけない。でも、自分でどんどんやっていく星の人だけどね」

みい「さっしー努力の人だなあ」

祇穂「さっしーは人に磨いて貰えないと輝けない人なので、自分から厳しい環境に身を置いて、自分をちょっとすり減らすことで、輝く。ゆきりんは自分で輝いています。太陽なので」

みい「みんな大好きタヌキ顔のかわいい子だけど、そこまでゆきりんが輝いた御方だとは、正直思ってなかった……。
昔は、メイクを落とすのもめんどくさがって、周りのメンバーが『信じられない、ゆきりんクレンジングしないんだけど!』ってどんなにドン引いても『だってめんどくさいんだもん』って言う様な子だったよ、太陽様」

祇穂「それはおばあちゃん的なところが出てるよね。牛乳石鹸使ってますみたいな。ゆきりんはお年寄り属性なのよね」

みい「そう。女性誌で、愛用のコスメ紹介って言っても、さっしーはいい感じに新しいものをサッと出してくるんだけど、ゆきりんが紹介するコスメって『えっ、ゆきりんの年だったら、もうちょっと高いもの使っても良くない?』みたいなのを出してくるんだよなあ」

祇穂「でもほら、今、牛乳石鹸流行ってるから」

みい「カウブランドね」

祇穂「伝統とか、おじいちゃんおばあちゃんが好きそうなもので、庶民が手を出しやすいような。そういう方向に行くとゆきりんはいいと思う。
今、若い子にも流行ってるじゃない、酵素系の? 食べ物? ぬか漬けとかいいと思う」

みい「ひょっとして発酵食と言いたかった?」

祇穂「あ、そうそうそう!(笑) 何て言ったらいいのかわからなかった」

みい「桜島大根漬物でもプロデュースしてもらいますか」

算命学は、生まれた年・月・日の干支からその人の運命を算出し占う古代中国発祥の占術です。当たるも八卦、当たらぬも八卦。本記事は「算命学的にはどう見えるか」という雑談として理解ください。

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