見出し画像

救急救命講習を受けてきました

以前学校や教習所で救命講習を受けたことはあったんですが、かなり前なので内容をほとんど忘れていて、ずっと受け直したいと思っていたんです。

もし今目の前で誰かが倒れたら、誰もいないところで人が倒れているのを見つけたら、心臓マッサージしなきゃとかAEDとかいうの持ってこなきゃとか断片的な情報があるだけで、たぶんオタオタして冷静に行動できないなと思いました。
とはいえ講習受けても本当にそんな場面に遭遇したらオタオタするとは思いますが。多少は焦りがマシになるはず。

新型コロナの影響で中止されていたり制限があったりはしましたが、自宅から近いところで探して無事救急救命講習を受けることができました。

少なくともこれで最低限の知識だけは得られたぞ、と満足していたんですが…講習から2ヶ月経って気付いてしまったんです。
たった2ヶ月で講習で教わった内容があいまいになっていることに…

人間の記憶とはなんと頼りないものでしょう。(私個人の記憶力の問題かもしれない)

そんなわけで、記憶を強化するために講習で教わった心肺蘇生法について今回記事にまとめてみました。
できる限り教わったことに忠実に、忘れかけている部分は消防のサイトなどを参考にまとめました。

漫画には入れませんでしたが「こういう場合はどうなるんだ?」と疑問に思って聞いたり調べたりしたことがいくつかあるので、下記に残しておきます。


AEDは心室細動になった心臓に対して効果があるって聞いたけど、窒息など他の原因で意識がない場合は必要ない??

例えば窒息で意識がなくなった場合でも、同時に心室細動を起こしていないとは限りません。
「反応がなく」「普段通りの呼吸をしていない」と判断した場合には、手順通りAEDも含めた心肺蘇生を行うことが望ましいそうです。


AEDを使うときにすんごい胸毛が濃かった場合はどうしたらいい??

AEDにカミソリなどがセットで入っている場合は剃ってください。
予備のパッドがある場合はそれを貼ってバリッとはがして除毛する、という情報もありました。
カミソリがないときは…?予備のパッドって全部に入ってるの?除毛できるレベルのパッドの粘着力ってどんだけ…?と疑問がつきなかったのですが、そこまで胸毛が濃い人が倒れていてさらにそこに私が遭遇してAEDを使うが可能性がかなり低そうなので、深く考えないことにしました。(でも人生何が起こるかわからない)
仮に胸毛のせいでパッドがうまく密着していなかった場合は、AEDから「接触が不良です」などの音声が流れるようです。


のどに物が詰まっていたら人工呼吸しても空気入らなくない??

人工呼吸してみてうまくできない場合も、手順通り(1秒×2回)行ったら胸骨圧迫にうつります。
そもそも人工呼吸は慣れていないと難しいのでうまくいかないこともあるそうです。できなくても胸骨圧迫を必要以上に中断しないことが大切だそうです。
胸骨圧迫をすることで喉に詰まっているものが出てくることもあります。

のどに物が詰まったときは、意識があるなら心肺蘇生ではなく「咳をさせる」「腹部突き上げ法(ハイムリック法)」「背部叩法」などで異物除去を試みます。やり方は検索したらイラスト付きで解説しているサイトがたくさんあるので、興味ある方は調べてみてください。

講習では他にも、骨折した時の固定法、止血法、心停止の原因になる病気や前兆について、周囲が安全ではなかった時の傷病者の運び方…など色々教えていただきました。

いざという時はこない方がいいけど、もしも遭遇したらなるべく冷静に対応できるように、教わったことを忘れないよう日々過ごしたいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?