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暮らすように旅する【6月3日〜4日 千葉県山武市〜茨城県つくば市〜ひたちなか市】

初めてのRVパークでの目覚め。平日だから、パーク内には私たちの車だけ。日の出とともに目覚め、網戸を開けると、生あたたかい風を感じる。今日も霧雨まじり。子どもたちも目覚めたので、朝ごはんを準備。

キャンピングカー内には流しがあって、カセットコンロを2つ積んでいる。長い旅。100日間ともなると、もはや「暮らし」です。朝食くらい、いや、できれば夕飯も自炊できると心と身体のリズムも整うはず。

この日は、昨日道の駅「オライはすぬま」で購入したイワシ味醂干しとウィンナーを焼き、持参した切り干し大根と昆布、きゅうり、にんじんで、ハリハリ風サラダを。ごはんは鍋で炊き、お味噌汁は家にあった昆布の細切りと自家製お味噌で。もちろん食後のコーヒーも欠かせない。

乾物類が活躍してくれて、今日みたいな雨の朝は、車内で調理から食事まで完結。もちろん狭いけれど、まあ大丈夫なレベル。後片付けはRVパークの流しで行い、ゴミも処理。1泊1,000〜3,000円ほどの料金はかかるけれど、車の充電もできるし、何より安心・安全。RVパークの利用価値は、とても高い。この旅で、幾度となくお世話になるのだろうな。

この2日間は、特に約束もなく、千葉から茨城への移動日。しばし停車して、昨日ホームセンターで買ったもろもろの生活用品を設置することに。

毎日の生活に欠かせないタオル類や洗濯物を干すつっかえ棒は、車中のいたるところに設置。

収納力を上げるために、洋服収納ケースの上には、伸縮棚を。

そのほかにも、車内のものが走行中に移動しないための滑り止め、転落防止のためのネット、車内掃除用のほうきとちりとり、鏡、小物ケースなどなど、暮らしを始めてみると、出発前には気づかなかった必需品が見えてくる。

そんなこんなで、この2日はほとんど移動と暮らしを整えることで終わってしまった。子連れ旅はグズったりおむつ替えたりが日常茶飯事なので、スーパーの買いものでさえ、何かと時間がかかってしまう。

けれど、途中、九十九里の海に立ち寄ったり、夜はキャンプ場でチーズフォンデュして、焚き火にあたったり。

次の日も、RVパークに泊まりつつ、阿字ヶ浦の海の見える立ち寄り温泉を満喫。

あ、途中でテイクアウトした「ピッツェリア アミーチ」のピザも絶品だった。

観光地をめぐるのではなく、旅と暮らしが一体化したような。気になる人に会いに行き、なんとなく心惹かれた場所へ立ち寄り、そのときの家族のペースで私たちスタイルの旅を、焦ることなくのんびり楽しんでいきたい。ときには何時間も娘とおままごとしたって、家族みんなでお昼寝したって、丸1日移動しなくたって全然OK。家族の心と身体の健康が一番大事だからね。

そうそう、名刺できました。出会ったみなさん、受け取ってくださいね♡


貴重な時間を割いて読んでくださったこと、感謝申し上げます。みなさんの「スキ」や「サポート」、心からうれしく受け取っています。