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旅立ち、いすみへ【6月1日 神奈川県茅ヶ崎市〜千葉県いすみ市】

いよいよ迎えた旅立ちのとき。

ご近所さんが覗きに来てくれたり、友達家族が見送りに来てくれたり、バタバタながらも、あたたかな気持ちで旅立つことができました。それもこれも、見守ってくれる親戚やご近所さん、応援してくれる友人たちのおかげ。ありがたいです、本当に。

慣れない運転にドキドキしながらも、大きなトラブルもなく、順調な滑り出し。はぁ、本当に旅立ってしまった。子どもたちが眠りについた道中、移りゆく景色を眺めながら、大きな期待とともに、少しの不安が入り混じった気持ちになる。どんな毎日が待っているのだろう。

最初の目的地に決めたのは、千葉県いすみ市。

ここ数年、移住者が増えている房総半島の海辺のまちで、最近は学校給食も有機米を使うなど、オーガニックタウンとしても進化し続けている。いすみで暮らす、greenz.jp編集長・鈴木菜央さんを訪ね、まずは菜央さんの暮らすトレーラーハウスを目指しました。

到着は午後4時。トレーラーハウスをご案内いただいたあと、お茶をしにgreen+へ。ここの恩田ご夫妻はカフェと畑付きエコアパートを経営されていて、全ての家に薪ストーブ、雨水タンク付き。住民のみなさんは味噌や醤油、梅酒などなんでも自給されているのだとか。

広がる田園風景を眺めながら、菜央さんの近況をお聞きしつつ、恩田夫妻やgreen+の住民の方とも言葉を交わす。移住してカフェを経営したり、森のようちえんを運営して子どもの成長とともに今度はサドベリースクールを始めたり。東京からいすみへ、そしてバンクーバーに3人の子どもを連れて移住を考えていたり、菜央さんはいすみにクラフトビールの会社をつくろうとしていたり。みんな、多様だなぁ。

すると次々に近所の子どもたちが集まってきて。

娘はすぐに溶け込み、私も缶蹴りに巻き込まれ。

鬼ごっこしたり語らったり、子どもも大人もそれぞれに心地よいときを過ごした夕暮れ時。

暗くなるまで遊んで、夜は大原漁港の近くのお店「藤与し」で美味しい海鮮をいただきました。菜央さんと、いすみのまちのこと、私たちの旅のことを語らいながら。

あぁ、幸せ。

お風呂を貸していただき、トレーラーハウスの横にキャンピングカーを停めて就寝。娘は眠い目をこすりながら、今日一緒に遊んだ「せいちゃん」にお手紙を書いていた。楽しかったんだね。

幸せすぎるスタートでした。夜はちょっと冷えるね。

貴重な時間を割いて読んでくださったこと、感謝申し上げます。みなさんの「スキ」や「サポート」、心からうれしく受け取っています。