お金って、生きていく上でとても大切なものだし、付き合い方や扱い方を間違うと人生奈落の底に落ちるのに、なんで義務教育でちゃんと教えないんでしょうね。謎だ。

小学校でもこういう授業やればいいのに。

さておき、ふと思ったんですよ、お金と水って似ているなって。ふたつの共通点について、思いつくまま書いてみます。

1. 生命誕生の源である

地球が誕生したのは46億年前、生命が誕生したのは38億年前（1兆3,870万日前って言うと結構最近って思わない？）

最初に生命が誕生したのは……そう！海の中。生命誕生の鍵は、その惑星に水があるかどうか。だから火星で水が発見された！って大騒ぎになるわけよね。

一方のお金は、キングダムの加冠の儀の後に呂不韋が言ってた貨幣制度のこと。お金が人の幸福を客観的・相対的に測る物差しになったことで、人間の欲望を爆発させるきっかけになった。お金（貨幣制度）は、人類がここまで発展してきた源（のひとつ）と言える。

2. 生きる上で必須

人間は7割が水分でできている。だから、水を飲まなければ生きていけない。そして、当たり前だけど、お金がなければ生きていけない。自給自足なら食べること、住むことはなんとかなるけど、娯楽のために映画を見たり、風邪を引いて病院に行ったり、子どもに教育を受けさせるためには、他者のサービスを購入する現金が必要になる。

3. あると潤う

「愛はお金では買えないけど、お金があると愛は潤う」という言葉があって、ひとつの真理だと思うのです。水があると、土地が潤う。肌が潤う。心が潤う。お金で買えないものはあるけれど、あると生活も愛も潤うよねと。

4. 油断すると流れてなくなる

水はコップなどの器（うつわ）や入れ物がないと、流れてなくなってしまう。お金も同じで、ちゃんと管理していないと、少しずつ、あるいは一気になくなってしまう。散水はいいけど、散財は駄目。可処分所得の大半が飲み代に消えている人、ご注意を。

5. たくさん飲むと、たくさん出る

たくさん水を飲むと、たくさんおしっこが出る。僕は毎日2～3リットルの水を飲むから、だいたいいつもトイレに行ってる。お金も同じ。たくさん稼ぐ人は、たいていたくさん使う。散財は駄目だけど、稼いだ分を（ちゃんと）たくさん使うのは良いことです。

ただし「年収はいつも20％足りない法則」というのがあって、年収300万円の人は「ああ、あと月に5万円（年60万円）あれば生活が楽になるのに」と思っていて、年収1,200万の人は「ああ、あと月に20万円（年240万円）あれば生活が楽になるのに」って思ってるから注意してね。年収は高くなればなるほど、お金の不足感が増す。

見栄や変なプライドで車や洋服や時計や行くレストランや飲むワインや住む場所や物件を選び始めたら黄色信号。お金に使われ始めている危険信号です。

6. たくさん出すと、たくさん飲める

どっちかと言うと、こっちが真理。たくさん使うから、たくさん稼げる。特に広告やマーケティングに携わっている人は、遊んでないと消費者の気持ちがわかるわけがない。

あとこれも。

若い頃からせっせと貯金する人は、結局少ない生涯所得しか稼げない。この世で最も利回りが良い金融商材は自分自身だから、可処分所得は全額自分にぶち込む。自分に投資すればするほど、リターンは大きくなる。金は天下の回りもの。使えば、入ってきますよ。

7. 使う人しだい

水もお金も用途がたくさんある。水なら、飲む。かき氷にする。沸かしてお茶にする。スープにする。食器を洗う。お風呂。トイレを流す。植物に水をあげる。洗車をする。いろいろなことに使っている。

お金も、最低限の生活のため、ちょっとした贅沢や自分へのご褒美のため、大切な人への感謝やお祝いのため、将来への自己投資のため、子どもの教育のため、地域の発展のため、どこかで困っている人を助けるためなど、使い方は無限にある。

水もお金も、使う人次第で、価値が変わる。水も、お金も、ただの物質。その価値は、ぜんぶ僕たちしだい。

8. 貯められるけど淀むと腐る

水もお金も、流れる清流のように、さらさら流れているときはどちらも美しい。でも、流れがせき止められ、淀んだ瞬間からどちらも腐り始める。貯水池の水が腐らないのは、常に浄水しているからだ。お金も同じで、ずっと同じところに貯めて淀ませていると腐ってしまう。お金はジメッとしたところに置いておくとカビるから、カラッとした良く見えるところに置いておいた方が良いよ。

9. 溺れると死ぬ

最後はこれ。そのまま。お金は使うもの。使われ始めたらやばいです。闇金ウシジマくん読んで勉強しましょうね。

思いつくまま書きなぐるだけで結構あったなあ。これ以外にもあればコメントで教えてください☆

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