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「話がわかりやすい人」になりたいのなら、noteを書きなさい

10連休長いですね。

そろそろやることがなくなってきて、退屈している人もいるかもしれません。そんなあなたに朗報です。noteを書いて「仕事ができる奴」への一歩を踏み出しましょう。

前に、こんな記事を書きました。

これは、TwitterやFacebookばかりやっていても、誰もあなたを尊敬してはくれないから、一目置かれる存在になりたいのなら「講演型」のnoteを書きなさい、ということを伝えたいものでした。

今回は、他人にどう思われるかではなく、自分自身が「仕事のできる奴」になりたいのなら、やっぱりnoteが最高だよ!というお話です。

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話がすごくわかりやすい人っていますよね。

なぜその人の話はわかりやすいんでしょう。

仕事がすごく早い人っていますよね。

なぜその人は仕事が早いんでしょう。

それは、頭の中がスッキリ整理整頓されているからです。

普通の人の頭の中はこんな感じになっています。

いろいろな知識や情報がたくさん入っていても、整理された状態で収納されていないので、必要なときに必要な工具をすぐ取り出すことができません。

一方、話がわかりやすい人や、仕事が早い人の頭の中はこう。

どの工具が、どこにあるのか、一目瞭然です。だから、必要なときにすぐに取り出すことができる。

どのようにしたら、頭の中をこんな感じに整理することができるのでしょう。

それは、まとまった分量の文章を書くことです。書くと頭が整理される、というより、頭を整理するためには、書くしかないんです。

Twitterはおもしろい。手軽だし、主語も述語もいらないし、起承転結もストーリーテリングもいらない。

だからこそ、どんなにTwitterをやっても、鍛えられない筋肉があります。それが、構成力、論理的思考力、わかりやすい表現力です。

たとえば、「インスタがいいねを廃止するかもしれない。これからいいね目的の承認行動は廃(すた)れて行くだろう」というテーマがあったとして、いまこの瞬間、「このテーマについて5分話してみてください」と言われたら……あなたはしどろもどろになってしまうかもしれない。

なんとか5分話せるかもしれませんが、論理が破綻していたり、最初と最後で話が矛盾していたり、論旨がはっきりしていなかったり、結局何がいいたいのかわからない話になる可能性が高いと思います。

一方、このテーマについてnoteを書いたことのある人ならどうでしょう。かなり理路整然と、論旨や背景、一般的な将来予測、自分の意見、その理由の説明、結論を、わかりやすく制限時間内に話すことができるでしょう。

誰でも、140文字なら書けるんです。でも、3,000文字は、びっくりするくらい書けません。

3,000文字を書こうとすると、まず構成が必要になります。どのような要素を、どんな順番で書くと一番わかりやすいか。一般的にXXと言われていることを、自分はYYと考えている。それはなぜか。背景は。たとえ話は。自分の経験談は。具体的事例は。説得力のある結論へ導くストーリーテリングは。

なんでもいい。もしあなたが長すぎるGWに退屈しているのなら、いますぐnoteにアカウントを開設し(もしくは休眠アカウントにログインし)最近気になっている何かのテーマについて、3,000文字程度の記事を書いてみてください。

そこで、ヤバイくらい書けないこと、書きながら言葉や事象の定義や記憶が怪しくてググりまくること、書きながら何が書きたいのかわからなくなること、書きはじめるとびっくりするくらい話が展開できないこと、自分が思っていたことの中で自己矛盾をしていること、まったく論理的に説明することができないことなどの現実に直面し、うなだれてください。

1時間や2時間をかけて、いま一番気になっているテーマについて3,000文字を書けないということは、あなたはそのテーマについて人にわかりやすく説明することができないということです。なんてったって、頭の中がぐちゃぐちゃで、何を言いたいのかわからない状態なんだから。

僕らの頭の中って、みんなそうなんです。

いろいろ経験してきたし、知ってる。わかってる。人に説明だってできる。それなりにわかりやすく話せる自負もある。

でも、書けないんです。

ということは、結局わかってないんです。だからあなたの話はわかりにくいんです。

だから、書くことを通して、頭の中を整理整頓していくことが必要なんです。知っていると思っていた記憶が曖昧であること。AとBはCである、と思っていたことが、実は怪しいこと。「絶対」と言い切っていた2つの事象が、実は矛盾していたことなどを、書くことを通して、一つひとつ検証しながら自分のものにしていくんです。

「note書いてなくても、話がわかりやすい人っているじゃん」

ええ、います。その人は、天才か秀才のどちらかです。あなたが天才か秀才なら、note書かなくてもいいです。

でももしあなたが凡人で、話がわかりやすい人、仕事が早い人、仕事ができる人になりたいのなら、まとまった分量の文章を書いてください。それ以外に、近道はありません。

何度も言いますが、頭の中は、書くことでしか整理されません。

一つのテーマについて、まずは1,000文字で書いてみる。少しずつ長くして3,000文字書いてみる。筆が乗ってきたら、たまに5,000文字書いてみる。

週に2本、3,000文字の記事を書けば、1年で104本。312,000文字。本にして3冊分の文章を書くことになります。

やれば、劇的に景色が変わります。絶対です。保証します。

世の中に景色が変わった人が少ないのは、この方法が間違っているからではなく、続けることができる人が少ないからです。

方法は単純。誰でもできる。でも、続く人は1万人に1人。やれば、続ければ勝てます。

自分を変えたい人、騙されたと思って、やってごらん。

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