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情報大爆発時代は「行動力」こそ最も価値ある才能になった

ネットやソーシャルメディアの普及によって、世の中の情報量は加速度的に増加し、「知っていること」の価値はどんどん逓減していくことが予想されます。

逓減:次第に減ること

難関で有名な弁護士試験も、短答式試験を除いて六法全書を試験会場に持ち込むことができます。六法全書を暗記しているかどうかではなく、どこにどの情報があるのかを知っているかどうかを試されるわけです。

ネットやソーシャルに、ありとあらゆる情報があふれる情報大爆発時代は、弁護士試験と同じように、すべての情報が詳細に渡って頭の中に記憶されている必要はなく、知りたいときに、知りたい場所へ行き、適切な検索ワードで情報にアクセスする能力があれば(お医者さんが行う手術のように)緊急かつ現場判断を要する仕事以外は、だいたい事足りることになります。

これは、これからの時代、誰でもアクセス可能な二次情報の価値は、どんどん下がっていくよ、ということを示唆しています。

「あ、それはね、XXXなんだよ」
「うん、昨日ネットで見たから知ってるよ」

という具合です。

・一次情報:”自分” が体験したり ”独自” 調査した情報
・二次情報:他者による情報(ニュースや国の統計情報など)
・三次情報:情報源がわからない情報

だから、これからの時代は、誰も知らない一次情報を持っている人の価値が高まると思います。

多くの体験や経験を積み、それを解釈・消化した、オリジナルの一次情報をたくさん持っている人。

スマホでネットを見たりTwitterをやっていて入ってくる情報は、すべてが二次情報と三次情報です。一次情報は1ミリも増えません。

ベストセラーの本を読んでも、有名人のセミナーに行っても、入ってくる情報はすべて二次情報です。あなただけの一次情報は1ミクロンも増えません。

これからは、行動した人が価値になります。

実際に行動し、自分の目で見て、手で触れて、自分の頭で考え、体験し、経験を積んだ一次情報こそが唯一無二の価値になるんです。

ちなみに、行動したことによる体験のすべてに「社会的な価値」があるわけではありません。あなたがインスタ映えを狙った写真を撮影するためにウユニ塩湖に行ったとして、そこで仲間みんなでジャンプしてリア充爆発写真を撮影する体験は、すでに多くの人が体験していることであり、希少性の観点から貴重な一次情報とは言えません。

情報が人間の頭の中に格納されていた時代は、多くの二次情報を記憶している大容量ハードディスク型の人に価値がありましたが、あらゆる情報がクラウドにあり、誰でもアクセスできる時代には、あなたしか持っていない一次情報をどれだけ持っているか、つまり、どれだけ行動し、あなただけの体験や経験を積み、それを解釈・消化した、あなただけの一次情報を持っているかが問われるんです。

情報大爆発時代は、「行動力」こそ最も価値がある「才能」になった。

動こう!

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