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インターネット界隈で働くスクラム属性の人

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  • これが私の生きる道

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PMリトリート#1に参加してきた

PMリトリートとは?そもそも「リトリート」という単語自体がお恥ずかしながら初耳のわたくし、ググってみました。 もともとはryuzeeさんや川口さん、アジャイルコーチたちが箱根の山奥に籠もって熱い議論を交わした相互学習イベントから着想を得て、PMバージョンを企画した、と主催の蜂須賀さん談。 PMとしての実践を他者と深く語り合うことで学びは深まり、成長を加速させる。 各企業をリードするPMを一同に集め、深い対話を行う場を用意する。それがPMリトリートです。 ディスカッションし

    • 双子を1年育ててみました

      はじめに2018年の2月に双子を出産しました。 約1年に渡る壮絶な双子育児のノウハウ…と呼べるものでもないですが、運用手法をいくつかご紹介します。 前提として我が家は共働き社畜パワーカップルなので金で解決しているところも多々あります。 授乳にまつわるあれこれ産まれたばかりの赤ん坊は昼夜関係なく3時間おき、1日8〜10回程度の授乳が必要です。 双子だと×2で1日16〜20回。正気か?と思います。これはもう楽できるところはするしかありません。 母乳をやめて完全ミルク まず第一

      • 私と上司の愛について

        私と上司の愛について、この1年にあった出来事とともに語らせてほしい。 私にとって「上司」とはこれまでの人生で、私にとっての良き上司とは、放置してくれる人のことであった。 私のすることにあれこれ口を出さず、やりたいようにやらせてくれる。 良く言えばお任せ、悪く言えば丸投げ。 近くで見てはいないので、トラブルがあってもサポートはできないし、私の仕事をアウトプットか数値でしか評価できない。 マイクロマネジメントされるような年齢でも職能でもないので、そういうものだと思っていた。

        • 誰でもファシリテーター

          有意義なMTGを MTGはファシリテーターの腕次第で何倍も効率化することができます。 職能に関わらず、誰でもファシリテーションスキルを身に着ける事ができれば、もっと素敵な世の中になるのではないかと思ったので、 これまでアジャイルコーチの人にいただいたアドバイスをまとめたいと思います。 MTGを設定する前に ファシリテーターは誰? 概ねその会議を設定した人、オーナーが担う場合が多いです。 ファシリテーター不在のMTGは参加者全員が不幸になるのでやめましょう。 ファシリテーター

        PMリトリート#1に参加してきた

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          2本
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          4本

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          家事とスクラム

          はじめに里帰り出産で10数年ぶりに実家で暮らしてみたら、母がまるでダメなPOそのものだったので少し分析してみました。 分業制からスクラムチームへもともと我が家はスクラムチーム制ではなく完全分業制だった。 父は外で働き、母は家事、子供は勉強、古き良き昭和のスタイル。 そうやって40数年運営されてきたわけだが、事の発端は母が転んで足を骨折し、家事に支障をきたしたところから始まった。 分業制は各人の専門性が高まり、効率も良くスピードも最高時速が出せるのだが、メンバーにトラブルが

          家事とスクラム

          読みかけの本と積読本

          なんでも読む雑食系です。しかもすぐ飽きるので、何冊も並行で読むタイプ。積読したまま読み忘れることもあるのでメモ的に記録してみます。 読みかけの本Joy,inc. http://amzn.asia/9xVlrq3 スクラムとは言ってないけどほぼスクラムと同義のプラクティスが書いてある。 こんな理想のチームで理想の進め方できたらさぞや楽しいだろうなー。 しかし経験則からいうと、日本人は嫉妬深く、我慢と忍耐が美徳と考えられる節があるため、日本企業であからさまに楽しそうに働いている

          読みかけの本と積読本

          漫画家だった

          会社員になりたくなくて漫画家になった理由は簡単だ。会社員になりたくなかった。 毎日同じ時間に起きて満員電車に揺られ、夜遅くに帰宅し、家には寝に帰るだけ。そんな暮らしは絶対にしたくない、と小学生の頃から思っていた。 なぜなら、物心ついた頃から父親がそんな生活をしていて、全く楽しそうに見えなかったからだ。 要は在宅ならなんの仕事でも良かったわけだが、絵を描くのが好きだった。 家で絵を描く仕事、となるとイラストレーターか漫画家あたりに選択肢は絞られる。 イラストレーターはなり方が

          漫画家だった

          15スプリントでスクラムチームは解散する

          ここ3年で、POとして8個のスクラムチームをビルディングしてはスクラップしてきた。 ある時、チームが解散するときのスプリント数を計測してみたところ、ほぼ全てのチームが綺麗に15スプリント前後で解散を迎えている事に気付いた。1週間スプリントなので、期間で言うと約3〜4ヶ月になる。 何をあらわしているかというと、そこそこでかい会社というものは、四半期に一度、必ず組織変更するものである。その都度煽りを受けてチームはスクラップ&ビルドを繰り返すのだ。戦略の変更でリソースを再配分し

          15スプリントでスクラムチームは解散する

          専業主婦の母親に育てられた30代の女にかかっている呪い

          母が送った女の一生30代女性の母親世代というと大体50代後半から60代前半層になる。 この年代は、社会に出て働いた事こそあれ、頑張ってキャリアを積んできたような人は少ないと思う。腰掛け就職からの寿退社、専業主婦歴30年コースがメジャーだろう。 そうやって幸せに60年間を生きてきて、そこには一定の自信と成功体験がある。そんな人生観を持った母親に育てられた女には、とある呪いがかけられている。 母がかけた呪い・妻とは毎日夫に手料理を振舞わなければいけない ・仕事で疲れている夫に家

          専業主婦の母親に育てられた30代の女にかかっている呪い

          クッション人材とハレーション人材

          同僚と話していて面白かったのでまとめてみる。 人が集まって組織に成ると、必ず人と人との間に歪みが生まれる。 その歪みに自分の形を変えて、上手くフィットして立ち回る存在をクッション人材と仮に呼ぶとする。 逆に歪んだ状態を良しとせず、問題提起し、あるべき姿に成形し直そうとする存在をハレーション人材と呼ぶ。 どんな会社にもそんな二種類の人間がいるのではないでしょうか? どちらも一長一短ある。 クッション人材は使い勝手が良い、どこに配置しても事を荒立てず、誰とでも上手くやれる。炎

          クッション人材とハレーション人材

          はじめに

          たまーに長文書きたくなるので、むかーし登録したnoteを掘り起こしてみた。 東京の八重洲付近にある、大企業病末期のそこそこ大きい会社に勤務している会社員です。主にB2BとかB2Cのサービス開発をしていて、役割はプロダクトオーナーのような、ディレクターのような、そんなようなものです。 その昔はデザイナーとしてベンチャー企業を何社か渡り歩き、Web業界に合計10年くらい生息しています。その前はフリーランスのイラストレーターで、雑誌に挿絵など描いていました。更に前は少女漫画家で

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