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【過去日記】10年間で学んだこと:30歳になりました

 過去ブログからのピックアップ、今回は、2年前に30歳になったときの心境です。読み返してみた感想としては、「こいつやっぱり単純だな~(トホホ)」という感じなのですが、きっと40歳になっても忘れたくないであろうポイントをちゃんと押さえてたので、noteにも載せておこうと思いました。大事なこと2つ、2年経ちましたが、今のところ同じ気持ちでいます。

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2017.6.5

誕生日を迎えて、30歳になった。
だからどうだというのだ、というのが
いつもの私のツッコミなのだけれど、
当初の予想に反して、なかなかに清々しい気持ちでいる。

なんだ、全然怖くないじゃないか。
むしろ30代、楽しみだなって普通に思えるんですけど。
ビビり損だわ。
去年、おととしあたりのドキドキはなんだったんだ。
(当時の心の準備があってこその、今のワクワクかもしれないけど)

我が20代に悔いなし。
当初の計画通り、自分のためだけに
お金も時間も費やした。
迷惑や心配をかけたこともあるかもしれないけど、
おかげで、本当に楽しかった。

ようやく自分のこともわかってきたし、
社会で働くことにも少しは自信がついてきたし、
未知の不安とか、無性に駆られる焦燥感とか、
そういうものとの付き合い方も少しずつ理解してきた。
経験値が上がるってことは、
生きるための武器が増えるってことなんだな。

周りに、楽しそうにしているオトナの人たちが多くて、
たくさん見本をみせてくれていることも大きい。
子ども時代、学生時代の自分が、
いかにせまい世界で生きていたかを思い知る。
やっぱりサンプル数は大事だな。
世界を広げるためには、いろんな人に会いまくるしかない。

この10年で学んだことはたくさんあるけど、
最近ずっと考えているのはおもに二つ。

1つ目、人生は自分が楽しむためにあるってこと。
生きてくためには働かなきゃいけないとか、
いろんな制約はあるにせよ、
私の人生は私のためのもので、それはもう真実なのだ。
だから、私には世界で一番私を楽しませる義務があるし、
世界で一番率先して人生を楽しむ責任がある。
誰かに遠慮してる場合じゃないのだ。
私の、私による、私のための人生なのだ。

2つ目、何かを成し遂げるのに近道はないってこと。
本づくりに関わっていると、売れるにはどうすればいいかとか、
どうしてもそういうことを考えざるを得なくて、
世の中の成功してる人とかヒットしてるものとか、
私なりに勉強してみたりした。

その結果、やっぱり理由なく売れてるものはないのだ、という結論に達した。
ヒットしてるものには、ちゃんと手間とか時間がかけられている。
それは、その人の個人的な人生の中でかもしれないし、
商品開発や執筆時のチーム戦でのものかもしれないけど、
絶対どこかのタイミングで積み重ねられたものがあるから
それが結実するのだと思う。

すべては小さな足し算を繰り返すことなのだ。
いきなりどーんとラッキーが降ってきたりしない。
はたから見ると、降って来ているように見えるものは、
どこかでその人が積み上げたものがあるからだ。

なんとなく知っていたことを、
この10年、いろんな人たちとかかわらせてもらって、
自分でもやってみて、考えてみて、納得した。
だから、何か成し遂げたいと思うなら、続けるしかないのだ。
むしろ、諦めずに続けるだけだと思うと、シンプルじゃないか。

少女漫画を読むことも、
手芸することも、
手紙や文章を書くことも、
人に会いに行くことも、
どんなふうに繋がるかなんてわからないけど、
好きなんだから続けよう。
続けていたら、何かが起こるかもしれないのだから。

ワクワクの30歳、これまで以上に楽しい毎日を過ごそうと思う。

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