Jun Ikematsu / 池松潤

コミュニケーションデザイン / 文筆家 / 株式会社Figurout中のひと / 雑…

Jun Ikematsu / 池松潤

コミュニケーションデザイン / 文筆家 / 株式会社Figurout中のひと / 雑誌コラム・イベント登壇・情報などコチラ → https://lit.link/junikematsu

マガジン

  • #手紙小説

    • 1本

    フトした事からはじまる もう出会うことのない貴方へ 手紙のような小説 珠玉の一編をお届けします #手紙小説・メンバーで運営中

  • 手紙小説ー池松Classic(共同運用マガジンへ移行しました

    • 6本

    ヒトは「もうイマは届かなくても、伝えたい何かがある」 ー手紙のように小説を書くー池松Classic

  • 「お金で交換できる経済」と「お金だけで交換しない経済」

    そもそもお金は物々交換から始まりその歴史の中で物を交換する価値の担保や尺度として発明されました。 ヒトは便利さをお金で買ってると言っても過言ではありません。しかしこの直近5年ネットやSNSの普及でそれがガラリと変わってしまったように感じます。大きな視点で語られがちな資本主義経済を日々の営み視点で書きます。

  • ★むかし書いたので読んでもらえたら嬉しいnote

    辿り着いて頂きありがとうございます😊いままで500本以上書いてきましたが一昨年に減本数をしました。読んで頂くには多すぎるからです。中には残して置くより下書きに戻した方がいいものもありました。「読まれているnote」ではなくて、「読んで貰えると嬉しいnote」をピックアップしました。お手すきのときに読んで頂ければ嬉しいです。

  • 作品集・クリスマス金曜トワイライト

    「クリスマス金曜トワイライト」イベントにエントリーされた作品集です。

最近の記事

  • 固定された記事

トップ・ガン マーヴェリックの組織論

映画トップ・ガンマーヴェリックを観て男泣きしてしまった。冷静に振り返るとコテコテAmericanな映画なんだけど、これほど熱く震える映画があっただろうか。見終わってから数日後、ボンヤリ空を見上げていたとき「そうだ!この映画の組織論を書き残しておこう」と思った。降りてきたんだ。 「コスパ優先」や「なにかあったらどうすんだ症候群」に囲まれて苦しんでるあなたへ捧げたい。そして、もしあなたがシゴトに追われて眉間にシワを寄せてたら、指で撫でてシワを伸ばしてから楽しんでもらえたら嬉しい

    • #note10周年 と私たち

      note10周年おめでとうございます。noteがきっかけで、シゴトやプロジェクトが始まったコトが多数あります。イベントやセミナーを開催したことも多数あります。文章を読める人・書ける人のコミュニケーションは、書かない人よりも思考力や意思疎通の密度が何倍も濃いと感じるのは何故でしょうか。これはnote読む専門の方や、読んだことさえ無い方にはわからないのかもしれませんが、noteでアウトプットし続けているひとなら通じる感覚だと思います。 note社員の方、役員の皆様、元社員の方、

      • 1990年の桜坂 #手紙小説

        転職や副業がフツーになった現代では想像できないかもしれないけれど、当時は入社が同期というだけで不思議な連帯感がありました。困った時に助け合い、嬉しいときに喜びあう関係。振り返れば、内定者のうちのあの十数名は特別な人間関係だった気がします。一芸で入社したあの仲間たちは、人間味に溢れていて、勘も鋭くて、会えば話題に事欠かなかった。その中でも忘れられないあなたへ手紙をおくります。 #手紙小説 ・・・フトしたきっかけで思い出したあなたへ届くといい手紙のような小説。 お元気ですか?

        • あれよアレよと波間に消える泡のように #手紙小説

          お元気ですか。 あの時ほど透きとおった時間はありませんでした。イマとなってはどうしようもないのですけど。 寂しいのではないのです。書いておかないと記憶が薄れてしまうような気がします。だって自由とは何かを捨てること。いや何かを捨て続けることなのですから。あの日の記憶を綴っておきたい。遠く離れても、近くにいるあなたへ。 #手紙小説 穏やかな陽射しが降り注いでいました。海しかない、ちいさな町でしたね。クルマだったら一瞬で通り過ぎてしまうほど存在感のない場所。メイン通りからハ

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        トップ・ガン マーヴェリックの組織論

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        • #手紙小説
          1本
        • 手紙小説ー池松Classic(共同運用マガジンへ移行しました
          6本
        • 「お金で交換できる経済」と「お金だけで交換しない経済」
          9本
        • ★むかし書いたので読んでもらえたら嬉しいnote
          4本
        • 作品集・クリスマス金曜トワイライト
          43本
        • クリスマス金曜トワイライト
          7本

        記事

          情報開示と情報発信はちがう

          そもそも私は広告マンでしたが、もともと証券業の血筋です。株屋の血筋と言ったほうがいいかもしれません。父は最後は大手証券会社・子会社の役員でしたし、祖父は証券会社を経営していました。幼少の頃から兜町の証券会館のレストランへランチに連れていかれ、株屋の背中を見て育ちました。わたしはそんな2人を見て「株屋ってクソだな」と思って育ったのも事実です。以来マネーゲームで儲けたいオーラを出してるヒトに嫌悪感があります。美意識の問題ですので、コレばかりはしかたがない。というわけで社会にでた時

          情報開示と情報発信はちがう

          揚げ蕎麦、板わさ、日本酒、そして、ざる蕎麦。 #手紙小説

          これはもう届かない先輩への手紙。そして才能あふれるクリエイターが僕を最後まで守ってくれた手紙。あの日の記憶を綴っておきたい。 板わさとは、切った「板かまぼこ」に醤油とわさびを添えて食べるやつで、かまぼこが高級料理だった時代の名残りらしい。 スーツを羽織ったビジネスマンが、混みいったハナシをするために、蕎麦屋に昼酒をひっかけに行くなんて、酒も呑まない若い世代には想像するのも難しいかもしれない。時代遅れでもいい。桜が咲く時期が近づくと、昼下がりの蕎麦屋に独りでいくのが行事みた

          揚げ蕎麦、板わさ、日本酒、そして、ざる蕎麦。 #手紙小説

          【資本主義の飼いかた】―資本主義のアップデートについて考える Advent Calendar 2023・まとめ

          そもそも経済とは、物々交換から始まりその歴史の中で物を交換する価値の担保や尺度としてお金が発明されました。 ヒトは便利さをお金で買ってると言っても過言ではありません。しかしこの直近5年ネットやSNSの普及でそれがガラリと変わってしまったように感じます。 「お金で交換できる経済」と「お金だけで交換しない経済」の2つの経済圏。この2つの狭間で、もがき苦しんでいる若い世代を見ることが増えました。だからシーズン1では5本書いてきました。 なるべく主語を大きくせず、経済を読み解こう

          【資本主義の飼いかた】―資本主義のアップデートについて考える Advent Calendar 2023・まとめ

          師走の九州横断バスはドラマにあふれていました

          お元気ですか。 わざわざメッセージするほどでもないのですが、なんと申しましょうか。あなたにどうしても伝えたいココロに残る出来事だったのでお手紙しました。 クリスマスを超えた師走の日。どんよりした雪空で登山バックにつけたミニ温度計はマイナス2度でした。厳冬期の登山用ハードシェルの下はダウン。口までネックウォーマーでガッツリ着込んでいたんだけど、吹きすさぶ風で体感温度はマイナス5度超えでした。バス停はただ寒い。ひたすら寒い。 バス停のQRコードは頼りないほど小さくて、スマホ

          師走の九州横断バスはドラマにあふれていました

          情報発信で何を得て、何を失うのか―「ヴァイブス・ドリブン」発信スタイルを変える

          新年あけましておめでとうございます。ひどい年明けスタートになりましたが皆さまお元気でしょうか。 今回甚大な被害を被った能登半島の最崖ての町・珠洲には友人が沢山住んでいます。みんな命に別状なく無事でしたが、救援はなかなか思うように届いていないようです。困難は続くでしょうが無事でいてくれたらと願います。 僕は1982年を思い出しました。あの年は2月に赤坂のホテル・ニュージャパンが全焼して死者が大勢でたと思ったら、翌日に心神喪失した機長が逆噴射させて羽田沖に日航機が墜落する事件

          情報発信で何を得て、何を失うのか―「ヴァイブス・ドリブン」発信スタイルを変える

          「リア充」と「プア充」は幸せを分かちあえるか? 「お金で交換できる経済」と「お金だけで交換しない経済」シーズン2

          そもそも経済とは、物々交換から始まりその歴史の中で物を交換する価値の担保や尺度としてお金が発明されました。 ヒトは便利さをお金で買ってると言っても過言ではありません。しかしこの直近5年ネットやSNSの普及でそれがガラリと変わってしまったように感じます。 「お金で交換できる経済」と「お金だけで交換しない経済」の2つの経済圏。この2つの狭間で、もがき苦しんでいる若い世代を見ることが増えたように感じます。だからシーズン1では下記の5本にわたり書いてきました。 1: 僕たちは「お

          「リア充」と「プア充」は幸せを分かちあえるか? 「お金で交換できる経済」と「お金だけで交換しない経済」シーズン2

          ねぇ先輩。新島に行ってきたんです。

          これは次第に疎遠になってしまった先輩への手紙。オトナへの一歩を歩んだあの頃の記憶から今日までを綴っておきたい。 先輩は、数少ないウチの事を話せる仲でした。高校生だった僕にとって家庭ことを話すのは恥ずかしいことで、自分だけはフツーの家だと思っていたから、あの頃はとにかく恥ずかった。そんな歳頃だったんだと思います。 「なぁ。お前カノジョはどうなん?」 「別れたばっかですよ。それにそれどこじゃないですよ」 「ああ。お前ん家、相変わらず内戦状態なんだっけ」 僕がまだ高校生だった

          ねぇ先輩。新島に行ってきたんです。

          この本は「私には関係ないなと思ったあなたに必要な本」だと思う #資本主義の中心で資本主義を変える

          今まで書いたことがなかったが、そもそも私は証券業の血筋である。株屋の血筋と言ったほうがいいかもしれない。父は大手証券会社で政争に巻き込まれて子会社へ飛ばされた役員だったし(そのおかげでバブル期の大口顧客の損失補てんなど証券不祥事・事件で逮捕されなかった)祖父は友達と証券会社を一緒に起こして経営してた尋常小学校しか出てないヒトだったけど一財を成した成金だった。わたしはそんな2人を見て「株屋ってクソだな」と思って育った。以来お金に関係するものには嫌悪感がある。コレばかりはしかたが

          この本は「私には関係ないなと思ったあなたに必要な本」だと思う #資本主義の中心で資本主義を変える

          11/18 居酒屋じゅん@高円寺 やります

          寒くならない秋ですがいかがお過ごしでしょうか。コロナ明けでイベントや飲み会が大爆発している今日このごろですが、僕が1日だけ店主をつとめる「居酒屋じゅん」やります。開催は、2023年11月18日(土)です。日頃わたしの作っている居酒屋メシを酒の肴に、いろんな方とお会いできたら嬉しいです。note界隈からスタートアップ界隈、最近親しくなったIR界隈まで幅広くお声がけしてます。どんなヒトが来るかは僕に聞いてください。僕とヴァイブスの合う方であればOK(あたりまえか)X(旧twitt

          11/18 居酒屋じゅん@高円寺 やります

          「個人のお金」と「会社のお金」をひも解いてみた。「お金で交換できる経済」と「お金だけで交換しない経済」シーズン2

          「身近に役立つしあわせの経済の解説書」は無いだろうか?という気持ちで「お金で交換できる経済」と「お金だけで交換しない経済」という超ニッチなnoteを9月に合計5本書きました。 そもそも経済とは、物々交換から始まりその歴史の中で物を交換する価値の担保や尺度としてお金が発明されました。 ヒトは便利さをお金で買ってると言っても過言ではありません。しかしこの直近5年ネットやSNSの普及でそれがガラリと変わってしまったように感じます。 そしたら、そのnoteに共感して頂き→ XにD

          「個人のお金」と「会社のお金」をひも解いてみた。「お金で交換できる経済」と「お金だけで交換しない経済」シーズン2

          プロ野球も阪神タイガース全然知らないけど書けという事で書きました。1985年ノルタルジー満載。仕事は事業計画とかエクイティストーリーとかコミュニケーションデザイン。でもなんでも書きます😊 ★阪神タイガース優勝が教えてくれる3つの学び https://news.yahoo.co.jp/articles/91b74c08022c47b878d540604e9bf3bbcf9b01f3

          プロ野球も阪神タイガース全然知らないけど書けという事で書きました。1985年ノルタルジー満載。仕事は事業計画とかエクイティストーリーとかコミュニケーションデザイン。でもなんでも書きます😊 ★阪神タイガース優勝が教えてくれる3つの学び https://news.yahoo.co.jp/articles/91b74c08022c47b878d540604e9bf3bbcf9b01f3

          素晴らしい歌姫に出会った #手紙小説

          これはある日ふっと消えてしまった友達への手紙。そして才能あふれるミュージシャンのお話し。あの日の記憶から今日までを綴っておきたい。 #手紙小説 君が消えてしまってから10数年経った。君は優しくて、Jazzが好きで、僕より背が高かった。そしてイケメンだった。 ある日、君のかけたアルバムがよかった。凄くよかった。すぐにitune-musicで購入した。僕にしては珍しかった。 いろんな場所を走った。パンクを治してあげたり、大きな風車から夕日をながめたり。ロードバイクに乗りたい

          素晴らしい歌姫に出会った #手紙小説