解説【カフェ2.0】について

カフェを、時代にあわせて再定義(リ・デザイン)する。

カフェは、あらゆる場所にあります。喫茶店。コーヒー屋さん。カフェ。形態は様々ですが、ほっと一息入れたり、無為の時間を過ごしたり、お茶談義したり、食後の一服かもしれません。作家がカフェをデザインするとどうなるのか?「カフェ2.0」とは何か?昨年から小生が取り組んでいる【カフェ2.0】について、少し書き留めておこうと思います。

「カフェ2.0」プロジェクト
㈱BDI collaborate with Jun Ikematsu
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http://www.bdi.jp/service.html


①何故カフェと、作家なのか?
②カフェ・ビジネスの課題
③カフェと本とSNS
④アマゾンに出来ない価値を「カフェ2.0」が創る
⑤作家2.0とカフェ
⑥「カフェ2.0」プロジェクトについて


■何故カフェと、作家なのか?
「カフェは、人と人がつながる場所」

SNSが一般的になる事で、店主が来店者といつでもコミュニケーション出来るようになりました。急な店休や、新メニューのお知らせなどです。カフェ自身は、無料でPRやプロモーションが可能になりました。遠く離れていても、来店者同志がコミュニケーションすることも可能な時代。便利になったのか。不便になったのか。しかし、カフェに付加価値を高める「ビジネスのデザイン」や「仕掛け」は備わっているのでしょうか?

そもそも、ネットによって「カフェ」の意味や役割は、従来のカフェから変化しているのではないでしょうか?モノ消費からコト消費へ。カフェも新しい時代の文脈に即した「カフェ2.0」にアップデートする事で、新規顧客を開発することが出来るのではないでしょうか。

そして、そこに作家が役にたてる事もあると思います。ビジネスに、付き物の、売上数字、顧客単価、仕入れ原価。どれも、大事な経営指標ですが、付加価値を生み出す情報ではありません。数字は測定値としての情報は教えてくれますが、新しい価値は生み出してくれません。

新しい価値は、言葉が生み出すものです。数字ではありません。これが『数字の経営から、言葉の経営へ』といわれる云われだと思います。そこには、カフェをカフェ2.0に進化させる新しいデザインが必要です。つまり、新しいカフェのデザイン・ストーリー(物語)が必要になってきていて、それが新しい魅力とビジネスの創造を産み出すのではないかと考えています。


■カフェ・ビジネスの課題
「限られた商圏。限られたリソース。限られた労働生産性。限られた付加価値」

従来の小規模カフェは、単店舗の場合、なかなか成長の余地がありませんでした。チェーン店化するか、複合店舗化するしか、資本金を厚くしないと成長が中々できませんでした。低金利時代に借入金で賄ってもデフレ市場との戦いになりました。

カフェにも色々ありますが、レトロ感が良い、こだわりに惹かれるなど付加価値を作っても、ビジネスにおいては家内制手工業の域を出ないのではないでしょうか。変化の激しい時代に、現状維持は、低下を意味します。カフェ店主にも生活があります。カフェ・ビジネスを長く続ける為には、付加価値の創造と労働生産性を高めるという2面を同時に導く必要があります。一般的には、それは至難の業ではないでしょうか。そして小資本カフェは、粛々と珈琲を淹れる個人店舗に立ち返る事になります。それが「ネットの世紀」以前の小規模・カフェの宿命だったように思えるのです。

一方、カフェ・チェーン店も激しい競争に晒されています。立ち位置を巡る激しいビジネス競争は、終りがありません。そして、ツタヤのような複合型書店には必ずカフェが併設されています。書店だけではありません。無印良品のようなライフスタイル店舗もカフェを併設しています。最近ではアパレル店にもカフェが併設されるようになりました。内装デザインを変えたり、メニューに目玉商品を新たに加えるだけでは、競争力を劇的に変化させる事は難しくなってきました。そこに行く「何か」、つまり「新しい物語」・付加価値が必要になってきた事は、関係者のみならずよく分かっている事だと思います。カフェチェーン店もまた、「ネットの世紀」に即したカフェの姿を模索していると言っても過言ではないでしょう。


■カフェと本とSNS
「人とつながる場所。リアルでつながる場所。「気づき」のある場所」

カフェに本を揃えて、素敵な時間を過ごしてもらう。それは従来にも取り組まれてきました。カフェ2.0プロジェクトは、SNSを有効に使いこなし、商圏の拡大を、モノと顧客と情報とコミュニティとあらゆる面からカフェを進化させる事を目論んでいます。そして商圏を広げるために不可欠である、店外・輸出商品を作ります。カフェと本とSNSを組み合わせてデザインすることで、カフェはカフェ2.0へ進化します。ここで大事な事は、カフェと本のアナログだけの組み合わせは過去にもあったということです。そこに、新しいテクノロジーやSNS等のネットサービスを組み合わせることで、ネットの世紀にそった文脈で、カフェをアップデートしていく事をプロジェクト化しています。


■アマゾンに出来ない価値を「カフェ2.0」が創る
「アマゾンの弱点とは、データ至上主義による「作り手」と「売り手」の断絶」

前述の、ツタヤ等の複合型書店にカフェ、無印良品にカフェ、アパレルにカフェとカフェ併設店が増えているのは、アマゾンを代表とするネット通販による売上減少が理由の一つです。カフェでゆっくりしてもらい滞在時間を伸ばすことで、本業の売り上げを伸ばそうとしています。しかし「ネットの世紀」にそれだけで、新しい付加価値として競争力を保つことが出来るのでしょうか。そして「ネットの世紀」に沿った付加価値を提供し続けることが出来るのでしょうか。

アマゾンに出来ないポイントを、しっかり見定める必要があるのではないでしょうか。リアル店舗にしか出来ないことを「カフェと融合する事」で可能にして付加価値を産み出さなければ、カフェを併設しても「1+1=2」でしかありません。「1×1=3以上」にするためには、アマゾンの出来ないこと、つまり分断されている「作り手」と「売り手」をつなげることが大事だと思うのです。

作り手の「様子」「想い」「提案」が、売り手の売り場づくりや、併設するカフェに反映して、来店者に伝わって、浸透して、結果として買ってもらい、他の人にも「いいね」と口コミで勧めてもらう。単に買うだけならば、ネットの方が便利です。価格比較も出来て、最安値を探せて、買い物の運搬もしてくれます。リアルならではの「売場づくり」や「お客さんの体験価値」が上がることに、もっとカフェは一役買う事ができると思うのです。

カフェは、人の心に余裕と落ち着きを与えてくれるだけではなく、気づきやコミュニケーションから湧く「共感」があります。そこには、「動機」を引きたてる何かがあります。カフェ2.0は、ネットのチカラも絡めて、新しいカフェの物語を示していくのではないでしょうか。


■作家2.0とカフェ
「カフェの物語をデザインする」

カフェの「最新メニュー開発」だけとか、「カフェのインテリア」だけとか、「カフェのSNS発信」だけとか。「ネットの世紀」のカフェは、部分最適を求められている訳ではありません。カフェ・ビジネス全体をデザインする。そこに新しいデザインストーリーを描いていく。それが、「ネットの世紀」に求められている、カフェの物語作りなのだと思います。紙に文字を綴るだけが、作家の役割だとは思いません。小説は自由です。どんな物語を書いてもいいと思います。それが物語・小説の良さでもあり、素晴らしい点だと思います。作家2.0がカフェを面白く楽しくできればと思うのです。


■「カフェ2.0」プロジェクトについて
カフェのパートナーとなり、一緒にプロジェクトを推進していく事。

1:カフェの情報発信力を強める

2:カフェの商品を作る
店外・輸出商品を作る

3:カフェの商圏を広げる
来店者以外にも商売をする

4:カフェを話題にする
活動(事実や想い)を話題にする

5:カフェを支えるファン・コミュニティを形成する
リアルとネットでファンと交わっていく。

6:情報発信イベントを行う
情報拡散のトリガーとなるイベントを行う

7:カフェの商品を人気商品に仕立てる
ネットの時代の文脈に沿って、特徴のある「●●人気NO1」の顔を作る。

8:具体的な付加価値を向上させる
労働生産性を高める。
効率よくビジネスを拡張する。


■カフェ2.0の時代へ
CAFE」を、ネットの時代の文脈にあわせて、再定義する。

Communication

Access

For

Everything

CAFEは、あらゆる事とつながる。



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池松潤 Jun Ikematsu 【略歴】
作家 Author
1966年生まれ。出身・東京。慶応義塾大学卒業後、大手広告会社・会社員時代にビジネスコラム・ビジネス書を執筆。出版社と本屋を廻って店長に挨拶したのはいい経験でした。ベンチャーリタイヤ後、作家となる。
◇関連リンク  https://www.facebook.com/Jun.Ikematsu.Author/
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うう。涙脆くなりました
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#デザイン 記事まとめ

デザイン系の記事を収集してまとめるマガジン。ハッシュタグ #デザイン のついた記事などをチェックしています。広告プロモーションがメインのものは、基本的にはNGの方向で運用します。
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コメント1件

近くのなじみのカフェ(愛すべき個人経営です)が、「ふるカフェ系 ハルさんの休日」に登場したとたん、全国区の人気に。神奈川のベッドタウンにあるお店ですが、北海道から九州、海外からもお客さまが押し寄せました。まだまだテレビはあなどれません。
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