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AWS Summit 2019 Day1 感想

自分のAWS歴

3ヶ月くらい、2019/3にアカウントを作成。
主に、EC2とLambdaとS3しか触ってない。
と思ったらAPI GateWay、CloudFrontも触ってた。
こんな薄い知識でAWS Summit 2019 Day1に参加してきた。

見てきたセッションは3つ
選んだ基準は AWS入門系 地方観光地のAWS活用 というテーマにした。
入門系にした理由は、まだAWSの深い話をされても分からないだろうし。
地方観光地とは、地元の沖縄にAWS活用するとしたらどんな感じ?というイメージを得たかったので、それに近いセッションを選んだ。

この後は、セッション中に書いたの感想を載せていく。

セッション1 - AWSの利用時におさえておきたい10のこと

資料PDF
https://d1.awsstatic.com/International/ja_JP/Whitepapers/AWS_Well-Architected_Framework_2018_JA_final.pdf

AWS Well architect Frameworkとは
・これまでのクラウド活用のベストプラクティス集
・完全に守らなくてもいいが、知っておいて欲しい

ワークロードの認証情報と認証をどのように管理してますか?
ルートアカウントでは日常業務でつかうな
IAMを利用する


AWSサービスへの人為的なアクセスをどのように制御していますか?
ユーザにIAMをわりあてて権限管理する
複数人で使う共有アカウントはよくない

AWSサービスへのプログラムによるアクセスをどのように制御しています
か?
認証情報をハードオーディン具せず、IAMロールをつかう

4: ワークロードのセキュリティイベントをどのように検知していますか?
セキュリティ関連のログの取得を監視する
Cloud Trailの操作ログをせててい


5: ネットワークをどのように保護してますか
各レイヤでのセキュリティで必要最低限に対策する
AWS System manager

6: データをどのようにバックアップしていますか?
バックアップを取得して、定期的なリカバリテストで、復旧時間 (RTO) や目標復旧時点 (RPO) を確認しておく

7: システムがコンポーネントのエラーに耐えるようにどのように設計していますか?
マルチAZでシステムが実行している疎結合アーキテクチャを採用しておく(ちょっと意味不明)

AWSサービス選択の際にコストをどのように評価していますか?
請求ダッシュボードはAWS Cost管理ダッシュボードををみる
日々料金をチェックする
Cost Explorerで全体の仕様状況を見れる

コスト目標を達成するためにインスタンスタイプとサイズをどのように選択
していますか?
メトリクスにもとづいて設定
AWS CloudWatchで把握、こまめにみる

コスト削減のために料金モデルをどのように選択していますか?
利用率を分析して、購入オプションを利用
ブラジルリージョンは高い
海外リージョンが安くて適切な場合がある、東京リージョンばかり使うのは得策ではない場合がある
リザーブドインスタンスの画面をみる
CloudFrontとDynamoDBはリザーブドキャパシティがある

セッション2 - ハワイアンズがAWSを採用した理由と近未来型集客施設・ホテル事業への挑戦

Hawaiiansホテル(常磐興産)
地方のリゾートホテル会社が化石みたいなシステムからAWSに乗り換えた話

Hawaiians社長が講談
東日本大震災でホテルが震災にあった
震災復興費100億もらったが、実は負債が300億ある状態
他にもシステムが古いだの様々な問題を抱えていた

ここから観光業界の問題点と未来の話

日本が煮詰まった低成長時代に観光業はなにができるか
- IoTを使う、労働をITで補うしかない

観光のコンテンツはどこにあるのか?
- 独自性、オリジナリティ
- 聴こう・風土に根ざした性格習慣・プロダクト・料理・風習
- 住んでよし、訪れてよし

ホテルは人手がかかっている
- 肉体労働→ロボット
- 頭脳労働→AI
- 感情(感動)労働 → 人しかできない(対人サービス)

ここからシステム担当者がトーク

金融のインフラ経験者、たぶん30代半ばくらいで若そう
中途入社したら会社のコア機能を改善させるという超重要な任務を与えられた。

レガシーなサーバー構成の調査に1年くらいかかった
- 議事録なし、設計書なし、ドキュメントなし
- 動いてるコードがドキュメント、という状態(あるある)
- 誰がやったのか?
- 自社サーバー&プログラムなのに、誰も知らない
- 仕方ないのでベンダーに聞いてまわった

現在のレガシーなサーバー構成(物理サーバー含む)をすべてAWSに刷新した。
- 通信費が3分の一に!
- 物理サーバーの管理コストが無くなった
- 物理サーバーの維持費も無くなった
- データ間同士の連携もできるようになった

クラウド転換の波がきている。
やったことないから出来ないは言い訳です。

勇気をもって1歩ふみだそう

セッション3 - AWSを活用した埼玉県、浜松市での新しい住民サービス事例

■ 埼玉県総務課の発表
(県庁からAWSへの登壇は初めて)

埼玉県内で450万台のスマフォが使われている
県の広報を伝える話
紙の広報は50代以降はたくさんみてる、
若者はスマフォから広報をWebブラウザで見るとおもったら全く見てない
広報をアプリ化した、まいたまアプリ → ほぼWebViewで使いづらい
アプリを平成29年度にリニューアルした、WebViewからネイティブ化した
アプリの配信記事について、各業務の担当者が記事を投入できるようにした
広報アプリはAWSを使っている、Pushやの記事など
個人情報系のデータは埼玉県独自のプライベートクラウドがある

リニューアル後はアプリDL数が徐々に伸びた
2019/3月にDL数が爆発的にあがった
これまでは月5万DL程度
2019/3だけ13万!?
伸びた理由は後でおしえる

ひらがなでPlayストアで「まいたま」と検索して動かしてみて

埼玉県としてなぜAWSを使ったのか?
→ベンダーがAWSを選定してもってきた

■ 浜松市の発表
AIスピーカーを活用した行政情報案内のとりくみ

浜松市はクラウドを利用/活用をクラウドファーストを方針とした(かっけえな)
AIスピーカーを活用した行政案内に関する実証実験
AIで市民サービスと業務効率の向上をねらう
また、18時以降や休日に行政対応ができる

市民から83名を公募してモニターをえらんだ
AIスピーカーを活用し、行政案内を取得
・休日当番医
・住民票の取得
・パスポートの申請方法
・イベント情報(プッシュ通知)

浜松市職員にAWSとつながってる人がおり、そこからAWSに話を聞いて始まった

職員対応を削減する、という視点ではなく、補完するという視点をもつ

市町村のオープンデータが整備されていれば、それを使って色んなサービスがつかえる

北九州市
PDFをAWSで文章を自動抽出して、DB登録してる

atama+という会社のスタートアップトーク

AWSスタートアップに認定された会社が、AWSの活用方法/Tipsをプレゼンしてた。
休憩のために偶然すわったイスがそのスタートアップトークの席だった。
なんとなく聞いてたら面白くて聞き入ってしまった。

データレイク活用でアプリエラー発生時の状態を分析できる
便利そう
Amazon Athena使ってる

エラー発生時に、apiレスポンスのjsonをエラーログと同時にS3に保存
あとで解析のために使う
解析するときはAthenaで取る

とりあえずS3にデータを放り込んでおくと、後から何とでもなる!


・エラー発生した状態の画面状態
・エラー発生時に表示されていたオススメ記事は?

AWS Summit 2019 の360度写真

感想

セミナーは刺激になった。
業務が改善された系の話は聞いてて面白い、特に苦労話がw

あとは、ブースで知らなかったAWSのサービスに沢山触れることができた。

AWS IoT Coreはそのうち絶対に触ってやる
冷蔵庫のドアをあけるとセンサーでSlackに通知していた。
これゆめみでもやってみたい。
AWS Eventなるものがあるようで、出たばかりらしい

MLコーナーは通行人の顔をリアルタイムで判定していて凄かった。
(年齢や感情などの数値がみれた)


AWS SageMaker触ってみたい。
パインの判定とかやりたい
良いパインのモデルをどうやって作るか?を聞いた。
そのモデルをどう更新/運用していくか?も聞いた。
Pythonが書けないとダメそう

DeepRacerの走行みてきた。
まともにコースを走ってる車はほぼない、脱線して壁に激突しまくり
コース1周に1分かかってるのが大半だが、世界記録は7秒台(!?)
自分にはできる気がしない


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