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「個性」を磨く。磨き続ける。

これからの生存戦略として、「個性を磨く」が唯一無二の生き残る戦略じゃないかと思い始めました。

これから、とは言いましたがこれまでもずっと不変の真実だったのかもしれないです。

なんでそんなこと思ったかというと、お笑い界の頂点に立つ明石家さんまさんがよく話している言葉が気に留まったからです。よくさんまさんはトークの中で冗談交じりに「個性死んじゃう」ってフレーズを使います。

これは、一つのギャグとして、そしてあらゆる場面で笑いを取れるから使っているんだと思いますが、そもそもこれがさんまさんのギャグとして生き続けるのって「個性」を万人が認めているからだと思ったんです。

ふざけて「個性死んじゃう」とか言ってるさんまさんなんですが、生き様を見てもやっぱり自分の個性はずっと大事にしてきたんだなってのが伝わります。

例えば、さんまさんって昔、『笑っていいとも!』のレギュラーだったんですね。さんまさんとタモリさん、想像のとおり大人気だったそうなんですが、突然降板します。これは『笑っていいとも!』の最終回で話してたんですが、いいとも選手権(旧:タモリンピック)というコーナーで、真剣に曜日対抗競技をしている中、さんまさんはウケを狙いふざけたところ「真面目にやってください」とディレクターに注意され、もめて、いいともをやめることになったらしいです。

この場面でちゃんとやらなきゃいけないとわかっていたはずなんですが、個性を守るために大人気の番組を降りたりする。

これだけ長年かけて個性を磨き続けると、今の芸能界を見てもわかるようにトップを走り続けられるわけです。

最近はこの「個性」は良い意味で「偏愛」と翻訳されたりもします。
「好き」が仕事になる時代、「好き」で生き続けるためには「好き」を突き詰めて、それを個性として大事に育てていかなきゃなあと思います。


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