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自分の人生設計のためにNISAとiDeCoについて調べたからまとめてみるね

今年確定申告をやってみて、あらためて税金とかお金の勉強をしないとな、と思ったので、よく聞く"NISA(ニーサ)"とか"iDeCo(イデコ)"についてまとめたので、気になる人は見ていってください。

つみたてNISAとか非課税とか所得控除とか、いろいろまとめました。

注)金融系完全初心者が書いたので、めっちゃ間違ってるとことか、わかりやすくするために簡略化したとこがあるので、詳しい人教えてください〜

NISAとは

NISAとは…

通常、株式や投資信託などの金融商品に投資をした場合、これらを売却して得た利益や受け取った配当に対して約20%の税金がかかります。
NISAは、「NISA口座(非課税口座)」内で、毎年一定金額の範囲内で購入したこれらの金融商品から得られる利益が非課税になる、つまり、税金がかからなくなる制度です。
イギリスのISA(Individual Savings Account=個人貯蓄口座)をモデルにした日本版ISAとして、NISA(ニーサ・Nippon Individual Savings Account)という愛称がついています。(金融庁Webサイトより)

NISAは、イギリスが1999年に導入した個人の貯蓄率向上を目的に設立した「ISA」を参考に「日本版ISA」として設立された制度です。

1960年代、1970年代に経済の低迷がつづくイギリスで、多くの国営企業が民営化され、その株式を購入する資金を、財政支出を抑えるため、一般個人に投資をしてもらおうと始まったため、一定の金額内に対しては非課税とするISAという制度が作られました。

ということで、怪しい非課税な制度というわけではなくて、「非課税にするから積極的に投資して、自分で貯蓄を作ろうね」という制度らしいです。

ちなみに、日本では2013年まで証券優遇制度という、税率20%が10%になる特大セールをやっていたわけですが、その制度が終了したため、その代替策の一つとしてNISAが開始されました。

つみたてNISA(積み立てNISA)とは

NISAのなかでも、初心者におすすめされるのは「つみたてNISA」というやつです。

普通のNISAは、自分で株式や投資信託に投資して一定額が非課税になるので、投資の知識は必要だし、投資金額も自分で決めなきゃいけないし、株価とか気にしなきゃいけないし、さらに5年以内に売ったりなんか手続きしないとダメだし…で難しそうです。
ぼくは一番最初に選択肢から外しました…。

つみたてNISAは、名前のとおり毎月一定額を積み立てて、株式や投資信託を購入・運用する制度です。(毎月じゃない期間もあるけど、便宜上毎月としておきます。)

「ドルコスト平均法」とか専門用語を使ったメリットもありますが、とりあえず毎月口座から引き落とされるだけで、面倒が少ないのが一番わかりやすいポイントかも。

簡単につみたてNISAの特徴をまとめると、
・毎月など一定期間で口座から引き落とされる
・年間40万円投資できる(月3万円ちょい)
・投資で得た分配金と譲渡益が購入年から20年間非課税(20年以内に売却とかする)
・投資対象は金融庁が定めた基準を満たす投資信託、上場投資信託
 (変な商品はないよ!ということ)
・資金はいつでも引き出せる(売却できる)
・一般NISAとつみたてNISAはいずれかしか選択できない

もっともっと簡単にまとめると、
「株のプロが運用してくれる投資信託に毎月定額はらって運用してもらって、その利益の一定額に税金かからないよ〜」という制度です。

iDeCoとは

iDeCoとは…

個人型確定拠出年金(iDeCo)は、確定拠出年金法に基づいて実施されている私的年金の制度です。この制度への加入は任意で、ご自分で申し込み、ご自分で掛金を拠出し、自らが運用方法を選び、掛金とその運用益との合計額をもとに給付を受けることができます。
また、掛金、運用益、そして給付を受け取る時には、税制上の優遇措置が講じられています。国民年金や厚生年金と組み合わせることで、より豊かな老後生活を送るための資産形成方法のひとつとしてご活用ください。
iDeCo公式サイトより)

iDeCoは、公式サイトに書かれているとおり「自分で作る年金制度」です。考え方自体はNISAにも近いんですが、「老後に向けて継続的に自分で資金を運用しておこうね」という制度です。

サラリーマンでも拠出する(お金を出す)ことはできるんですが、厚生年金に入っていたり、企業によっては企業年金のようなものもあるので、めっちゃ将来を心配しなくても大丈夫かと思います。(ちなみに会社で企業型確定拠出年金に入っている人は、iDeCoに拠出できないので注意です。)

とくにフリーランスや個人事業主で厚生年金がない人や、国の年金なんてあてにならない!という人は検討すると良さそうです。(年金はちゃんとはらいましょうね)

「年金」という名前がつくように、途中での換金はできず、60才以降に一括か分割で元本と運用益を受け取ることができます。こう聞くといつでも受け取れないので不便そうですが、積み立て金額が「所得控除」になるというのが、フリーランスなどには税制面で多くくメリットとなります。

「所得控除」とは、すごく簡単にいうと「年間の所得からiDeCoに掛けた金額を差し引いて税金を計算するよ!」ということです。怪しい領収書を経費にするよりよっぽど明瞭な税金対策ということですね。
(60歳以降に受け取るときも「公的年金等控除」「退職所得控除」の対象)

仮に毎月の掛金が1万円の場合、その全額が税額軽減の対象となり、所得税(10%)、住民税(10%)とすると年間2.4万円、税金が軽減されます。
iDeCo公式サイトより)

投資の対象は定期預金や保険、投資信託など金融機関によって異なります。
なので、iDeCoでいく!と決めたら次は取り扱い金融機関の比較と言うことになります。

簡単にiDeCOの特徴をまとめると、
・企業型確定拠出年金に入っていない人は入れる
 (厳密にはもうちょい制限ある)
・積立金額すべて「所得控除」の対象で、節税ができる
・月々5,000円から始められる
・フリーランスは国民年金基金・国民年金付加保険料と合わせて月6.8万円拠出できる
・運用する商品の組み合わせ・配分は自分で決められる
(ハイリスクハイリターンな組み合わせとかローリスクローリターンな組み合わせとか…)

もっともっと簡単にまとめると、
「毎月いくらか払うと所得額を減らしながら、老後に備えて資金を運用してくれるよ〜」ということです。

つみたてNISAとiDeCoは両方できる

つみたてNISAとiDeCoは併用ができるため、うまく使い分けて節税ができそうです。
※一般NISAとつみたてNISAは併用できない

具体的なイメージとしては「15年後に持ち家欲しい!」みたいな資金はNISAに、「老後にのんびり海外旅行したい〜」みたいな資金はiDeCoで運用するのが良さそう。

つみたてNISAはいつでも換金できるけど、iDeCoはできないので。

さいごに

自分の資産形成のためにいろいろ調べたので、備忘録的にNISAとiDeCoの違いについてまとめておきました。NISAとiDeCo両方使うこともできるので、現在の収入と将来的に何にお金を使いたいかで検討するといいな、と思いました。

これだけじゃ入門編すぎてわからないと思うので、疑問点あればコメントにくださいー!随時追記します。

注)金融系完全初心者が書いたので、めっちゃ間違ってるとことか、わかりやすくするために簡略化したとこがあるので、詳しい人教えてください〜

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