先日約三年ぶりにスマートフォンの機種変更を行った。購入しようと思った理由は約三週間後にある音楽イベントがスマホでの撮影が可能であり、二台あれば撮影できる時間が二倍になると考えたからだ。ただ二代目が欲しいという医師のみがあったため現在どのようなものが人気があるとかどれくらいの性能のものが主流なのかなどは一切知らず調べずに携帯ショップにまで行った。ちなみに機種変更前に使用していた機種はAQUOSのsence3という購入当時で約4万円手前くらいの価格のスマホだった。性能としてはネットでかなりの酷評されていたのもので半年前くらいにゲオで見たら一万二千円くらいで中古品が販売されていた。簡潔に言えば動けばいいんだよという人間が買うスマホである。

　携帯ショップに着くと店員が「今回担当させていただく〇〇です」と言って近づいてきた。はっきり言ってかなり嫌だった。私はこういう場所では一人で見たいのだがそんな私の意志は全く反映されず容赦なく店員がスマホの説明を始める。大体の説明は覚えていないが「この商品はとても音質が良くて～」と言いながら勧めてきたので「私十二万のスピーカー持ってるんでいらないです。」と言おうと思ったがさすがに言わなかった。私はスマホを購入するうえで重視していたことはでかくないことと価格のみだったのだが、前者の条件がなかなかに厳しい、店員が言うには最近のスマートフォンは巨大化の一途をたどっていると言っていた。スマートなフォンのはずなのに全然スマートではないサイズになってきているとしか思えない。ちなみに公社の条件に関しては楽勝過ぎた。2万前半代とかが普通にあり、逆に怖いくらい安かった。

　20分ほどして2,3機種くらいまでにあたりを付け吟味していたのだが、結果としては店員の少し良いくらいの商品を購入しないと後々大変ですよという脅しに屈してしまい当初考えていない金額のスマホを購入してしまった。これは今考えるとかなやったなと思っている。なぜなら私はスマホでは一切ゲームをせず強いて言えばオフラインでも全く変わらず動作するタイプの地球を破壊するゲームや棒人間のゲームしかせずあとの使い道もLINEとYoutubeくらいのものなので高性能なものは全くもって必要なかったからだ。

　購入した機種はGalaxy S23という機種だ。機種の特徴としては広角カメラと超広角カメラ、光学3倍ズーム望遠カメラという三種類の距離合わせて使用可能なカメラとFPSが120まであることや画質がかなり良いといった感じになっている。残念なことにこのスマホのすべてのメリットを潰すことができる。一つ目に関しては私はめったにカメラを使用しない。もちろん今回の購入目的である動画撮影においてはこれ以上なく使用するのだがそれが終わってしまえば週に一回使用すればいい方になるだろう。FPSについては斉木ほど書いたとおり私はスペックを要求するゲームを一切しないためまったくもって必要ない。最後の画質については私は映像をちゃんと見ようとするときはパソコンで見る。故に必要性皆無である。

　良かった点と言えばこれは全然機種に依存する話ではないが、初めてクリアのスマホケースを購入しステッカーを入れるということをしたのだがこれはかなり良かった。Androidはスマホカバーの種類が絶望的なまでにないというのがかなり大きな弱点なのだがその弱点が消えたので嬉しかった。