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とりあえずやってみるのも大切だけど、もっと勝算の高い商品開発をすべき

商品開発をする上では、一番にその会社の現状を整理しないといかんと思うんですよ。
 
まず、いまどんな商品を持ってて、どんな顧客がいるのか。
 
それを整理したら次に大切なのは、今の方向性を伸ばす事で会社が良くなるのかどうか、って点。
 
例えば、今の大きな顧客が地元のスーパーだったとします。もしそれで利益的にやれてて売上が伸びればOKなんだったら、今の顧客に向けた新商品を開発するのが近道。例えばそれで利益がキツくてこのまま売上が伸びてもジリ貧なのであれば、新しい顧客層にアプローチする新商品を開発すべきだと思うんです。
 
例えば、今BtoBが多いけど、それだと今後ジリ貧だよねってんなら、BtoC向けの商品開発をして新しい顧客層開拓もいいだろうし、逆のパターンもあると思うんです。
 
そのステップを抜きにして、何でもかんでも付加価値をつけた高級路線に振っちゃって、やれ百貨店だー、高級スーパーだーつって展示会に出て、フェアで注文キターって100個とか売れて喜んでる。次の発注ナシ。そんな商品開発が多いように感じます。新しい取り組みって体力もキャッシュもいるのに、それじゃあ疲弊します。
 
何をしたいかが大事。それはわかるんですが、何ができるのか、どんな人へのアプローチが得意なのか、それを考慮したやり方をすれば、もっと効率的な、もっと勝算の高い商品開発が可能だと思うんですよ。
 
限りある時間と労力を、より勝算が高く、より大きく返ってくる事業に投資するのが経営者の役割のひとつ。華やかな成功事例なんてほんの一握りであるという事を忘れてはいかんのです。なんてことを思う月曜日の今日は割と色々魚あったな。関係ないけどやりたい事リスト。カラオケ行きたい。暴飲暴食したい。石原さとみと追いかけっこしたい。

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