9月は敬老の日がありました。我が家は祖父母に(株)フジドリームエアラインズ（以降、FDA）企画の「富士山遊覧飛行」をプレゼントしました。

と言っても、体調が悪くなった祖母はパス。…で、祖父好きな孫の私がお供することになりました（笑）

FDAによる遊覧飛行はかなりの人気企画です。国内旅行も復活の兆しが見え始めているので、今回紹介する情報を今後の旅行計画の参考にしてみてください。

台風の影響で急遽行き先は変更…でも最高の空の旅だった！

実は遊覧飛行当日、山梨県方面の高度5000mの上空をフライトし富士山を眺めるという企画だったのですが、台風14号の影響で急遽、行き先が能登半島方面へ変更になりました。参加者としては、FDAが企画中止ではなく行先変更という形で柔軟に対応してくれたことに感謝です！

遊泳飛行は午前と午後の2便があり、私と祖父は午後の便を予約して13時30分に飛び立ちました。上空から住み慣れた街を見下ろすのはなんだか新鮮でした。

飛び立ってから数十分後に見えてきたのは佐渡島（新潟県）。佐渡島と言えば、金銀が取れる「佐渡金山」で有名で、現在は世界遺産候補としてユネスコ世界遺産暫定リストに記載されています。青い海と空が映える絶景でした。

佐渡島から十数分進むと、能登半島が見えてきました。能登半島は日本海に囲まれた自然豊かな島で、灯篭を付けた神輿を担ぎ道中を歩く「キリコ祭り」や、鬼や亡霊の面を付けて太鼓を打ち鳴らす「御陣乗太鼓」など、独特な文化が根付いています。

遊覧飛行はパイロットのガイドのもと、1時間で多くの観光地を観ることができ、ちょっと得をした気分になれます。元鉄道運転士だった祖父は、天候と乗り物のアンテナは今でも健在で、飛行機が離陸する方角なども言い当てるなど、今回の”年の差デート”で改めて惚れ直しました（笑）。

【乗り放題プランあり】FDAからのおもてなしに今後も目が離せない！

ここで「私は長野県外在住だから、参加できるツアーがない」と思った方も、安心してください！（注：私はFDAの営業マンではありません）。FDAは「2～3日間の乗り放題プラン（2Day/3Day-PASS）」を都度企画しており、期間内（2日間または3日間）であれば、FDAの定期便運航路線 （静岡～新千歳を除く）を何回も利用することができます。お値段は2万9800円～で、なんと宿泊代込みです！

FDAは地方都市間をダイレクトに結ぶ「地域航空会社（リージョナルエアライン）」です。そのため、わざわざ羽田空港や成田空港に行かなくても、地方の空港から国内移動ができてとても便利です。

コロナの影響で旅行を我慢し続けたこの3年間。溜まったうずうずを一気に色んな都道府県を堪能して晴らしましょう！