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今、裏通りがアツい!週末は261(にーろく市)で昭和レトロの街歩き

11月の投稿を最後に、長らく間を開けてしまっていましたが、今日からまた再開します!!

実は、昨年の12月、上田市の裏通りで空き家の利活用に取り組む方による、ある市場が開かれました。名前は「261(にーろく市)」。最新のモノで溢れる日常に、どこか温かいレトロな雰囲気を感じました。

新しい憩いの場が作るヒトとモノの繋がり

上田駅方面に続く国道141号線を一歩入った裏通りで、銭湯の倉庫を改装した『26bldg.(にーろくビルヂング)』をメイン会場に、3ヶ月に一度、上田市内で雑貨や古着・古本、軽食などを出品しているお店が集まります。

のれんをくぐって別世界へ!

裏通りに入ってまず目を引くのが、元銭湯「竹乃湯」。中に入ると、雑貨や植物などを置いた8店舗が出店しています。昔ながらのイメージの様に、店員さんとお客さんが距離感近く談話しているのが印象的です。

各洗い場には桶の代わりに植木鉢

今回(2022年12月)の開催で、261は2周年を迎えました。初回は5店の出店数だったのが、今では40店にまで拡大しています。

出店会場となっている26bldg.は、上田市で建築と不動産仲介を行う「石井工務店」に勤務する、宮嶋絵美子さんを主催者にオープンしました。

(宮嶋さん)
「上田市出身の私にとって、この裏通りは思い出の場所。時代の流れと共に人通りが少なくなったこの場所に活気を戻したくて、市内のお店に出店の声掛けを重ねてきました。」

「裏通り」と聞くと、なんだかワクワクしませんか?日常では目にしないモノを見つけて、少し昔に戻ったような…建物は懐かしい祖父母の家に戻ったような感覚を覚えます。

(宮嶋さん)
「昭和世代の人には懐かしさを、若い人には新鮮さも感じてほしい。」

建物には寿命があり、使う人がいなければ解体することも1つの選択です。ただ、建物は「憩いの場」や「帰る場所」として、何十年もの間ストーリーを築いてきた人がいるわけで。無くなってしまうのは、やはり寂しいことです。そこで建物の魅力に気づいてくれる人がいれば、26bldg.や竹乃湯などのように新たな憩いの場として生まれ変わることができます。

約20年前の当時の様子。風呂上りの客がアイスクリームや牛乳を味わう様子が目に浮かびます

261は、3か月に一度、3の倍数月の最初の土日に開催しています。駐車は会場周辺のパーキングにできます。

若い世代からミドル世代まで幅広く、非日常なレトロな雰囲気を味わいに行ってみてください。


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