悩み

会社員の給料「手取りが増えない! -仕組み編-」

みなさん、こんにちは。塾長です。
今回は「会社員の給料事情」についてシェアしていきたいと思います。


そもそも、会社員の給料って頑張っている割に低い気がしませんか?

額面と手取りが違いすぎる!

そう思ったことはありませんか?

その理由は、
総支給額「額面」から社会保険と税金が引かれすぎているからです。
社会保険と税金が引かれると、手取り金額は、おおよそ額面の75〜80%になるそうです。


そこで今回は、

①手取り金額がこんなに減るのはなぜ?

②雇用保険とその実態

③健康保険とその実態

について説明していこうと思います。


①手取り金額がこんなに減るのはなぜ?

手取り金額とは、
総支給額ー社会保険ー税金
になっています。

では、社会保険とその内容は?

社会保険とは
①雇用保険
②労災保険
③健康保険
④厚生年金保険
この4つの保険のことです。

それぞれの保険の内容は、下記の表がとても分かりやすくまとめられていますのでご確認下さい。

画像1

この社会保険。取られすぎと思いますが、実はこの社会保険を払った分だけ税金が引かれない(控除)ようになっています。

※詳しくは下の税金の説明を見て下さい。

では、税金とその内容は?

税金には2種類あります。
①所得税
②住民税  です。

この2つは、何となく聞いたことがあると思います。

①所得税
給料から社会保険を引いた金額にかかってくる税金です。
所得に応じて税金がかかる(累進課税)制度なのですが、少しだけ免除される金額があるんです!

先程も社会保険のところでお伝えしましたが、給料全体に所得税がかかるのではなく、給料から社会保険の金額を引いた額にだけ所得税がかかっています。

②住民税
住んでいる都道府県、市町村などに納める税金です。


手取り金額が下がるのは、社会保険や税金を支払うことで日本が国民一人ひとりを守ってくれているということです。

つまり、そういう理由で日本が強制的に差し引いてくる!ということなのです。

※この点については、年金破綻の問題や年金を納めていない人がいる問題もあり、今後は強制的でなくなる可能性もあると言われています。


ご理解いただけましたでしょうか?一番わかりやすいのは、実際の給与明細を見ることです。

画像2

         ※転職Hacksより

確かに、先程から説明している通りになっていますよね。

少し長くなりましたので、続きは後編でお話しします。今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

ではまた、次回のブログで。

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塾講師歴20年。二児の子育てをしながら塾を経営しています。 ここでは、「これからの世の中を生き抜くために必要な力」について考えていきます。もし、気に入って頂けましたら「スキ、フォロー、サポート」よろしくお願い致します。m(_ _)m やる気が倍増します!