いよいよ、5Gサービスが開始されました。そこで、改めて5Gとはどんな事が可能になるのかをお伝えし、さらにここだけは押さえておくべき危機管理についてシェアしたいと思います。

① 5Gとは

5Gとは第五世代通信移動システムのことで、すでにアメリカ・中国などでは2019年に導入されています。安全思考の日本らしいと捉えて下さいね。もし、5G導入による問題があったら大変！と様子見だったのですが、いよいよ2020年春にスタートします。

② どのように変わるのか

（1）高速大容量
今までの1Gbpsから10Gbpsへと10倍の通信速度になります。つまり、動画などのダウンロードやアップロードが高速でできるようになるということです。

（2）低遅延
応答速度が10msから1msへと、1/10になります。これにより、クラウドゲームなどもリアルタイムでできるように変わります。

（3）多接続
今までは1㎢あたり10万台の接続ができましたが、5Gでは1㎢あたり100万台と10倍の同時接続が可能になります。つまり、あらゆるものがネットに接続できるということです。

※数値はSoftBankを利用した場合にのみはてはまります。格安SIMなどではここまでの速度が実現できるのかは不明です。

③ 6Gでは

10年後には6Gの導入が一部でスタートするだろうと言われていますが、まだまだ内容は不明確です。現段階で6Gの時代が来るとどんな事ができるようになるのかを考察すると、分かることは5Gよりも超高速で超低遅延で、さらに全てのものをネット接続している時代になっているということです。完全自動運転もスタートし、車にもネットが繋がれている状態です。

例えば、VR技術もさらに進化し、ゲームを超えて本当にその世界に入り込んで行動できるようになったり、自宅にいながらも、学校の先生が目の前に現れて、授業をすることができたりと、可能性は無限に広がっています。

ただし、これは全世界で同時に可能になるのではなく、限定された場所でのみになるのではないかと言われています。この辺りは、まだ現時点では不透明です。

④ 大切なことは危機管理

では、ここからが本題です。
先ほどもお伝えしましたが、10年後には全てのものがネットにつながる社会です。全国民のデータがネット上に出回る中、どのように機密情報を守っていけばよいのでしょうか。

私の友達は、絶対見られなくないデータはSDカードに保存して、死ぬ時はそれを破壊すると本気で言っています…。面白いですよね。

携帯のメモ帳に暗証番号を保存していても、ハッキングされる危険性は大いにあります。
量子コンピュータをご存知の方は、お分かりかと思いますが、このコンピューターは今まで解読するのに膨大な時間がかかる暗証番号であっても、いとも簡単に破られてしまうほどの能力を持ちます。

10年後はブロックチェーン技術すら危ういとされる時代なのです。ビットコインはオワコンです。

では、どうするべきか？！

答えは簡単。

「アナログ化することです。」

紙にメモして引き出しに入れておいて下さい。
それが一番安全です。

ハッキングされる恐れなし！
6Gの時代に備えて、大切なことこそメモをとっておくのです。

そしてもう一つ。
現金を持って下さい。
すべてキャッシュレスで便利だと喜んでいると、秒でお金が盗まれます。

もしかしたら20年後は、日本人みんな自宅に現金を隠し持つという時代に戻っているかもしれませんよ。
すべての物がネットに繋がり、セキュリティが強化されている時代に、わざわざ現金を銀行に預けますか？金利が高ければ別ですが…。

ということで、5G. 6Gに備えておくべき事をお伝えしました。あくまでも、一個人の意見です。
未来なんて、誰にも分からないのですから…。

ては、また。