2019年12月20日のニュース

インターネットバンキング（ネットを利用した銀行との取り引き）について、恐ろしい調査結果が出ました。

① 被害急増

ネットバンキングの口座の預金が別の口座に不正送金される被害が急増していることがわかりました。

2019年7月までは、1ヶ月の被害額が約4000万円で推移していましたが、9月以降は急激に被害額が増え、

9月　約4億1000万円
10月　約5億2000万円
11月　約7億7600万円　に昇りました。

あなたのネット口座は大丈夫ですか？

私もネットバンキングを利用していますが、毎日の隙間時間にログインして残高を確認しています。

ただ、私の場合は外貨預金をしていることもあるので、毎日の為替レートを確認するために毎日ログインしていますが、そうでない方でも、週に1回程度は確認したほうが良いと思いますよ。

② 詐欺の手口と対策

多くの場合、金融機関を装ったメールなどが届き、本物そっくりの「偽サイト」に誘導されます。そこで、IDやパスワードが盗み取られ、知らないうちに多額の預金がなくなっているというものです。

警察庁は、
不審なメールは開封せず、金融機関の公式サイトやアプリを確認した上て利用するように。
と呼びかけています。

確かに、不審なメールが来たことって一度はありますよね？

比較的冷静な私も、一瞬ドキッとします。
これって詐欺じゃない？
本物なの？

と、少しでも疑った時は、その先のサイトをクリックしたり、パスワードの入力はやめたほうが良いです。本当にお金を請求する時は、自宅に葉書なども届きます。

また、「パスワードを変更してください」という案内もありますが、これも公式アプリや公式サイトにログインした際に確認できる個人メッセージで送ってきます。メールで届くことも当然ありますが、そのメールからはログインしてはいけない！と思っておくくらいで良いと思います。

③ 銀行がネットバンキングを推す理由

そもそも、これを理解しておかなければ、銀行にうまく利用される事になってしまいます。

（1）いつでも取り引きができる

とても便利ですよね。でも裏返すと「いつでも手数料が取れる。」ということです。

特に、振り込みに関しては手数料が600円近くもかかりますよね。
銀行行くのも面倒だし、それだったら振り込みやめようかな…と迷う顧客に対して、ネットバンキングなら銀行に行く手間を省けます。

だから、「いつでもどこでも振り込みできます！」というのは、「いつでもどこでも手数料取り放題！！」という事です。
手数料貧乏にならないように気をつけましょう。

（2）いつでも口座残高が見れる

最近の銀行は、通帳を作らないかわりにいつでもとこでもネットで取り引きできるネットバンキングを勧めます。

これは、通帳を作ると一人当たり年間で200円〜300円の印紙代がとられるからです。銀行側からすると大きなお金ですよね。
そもそも、通帳は預金残高やお金のやり取りを記帳しているだけなので、携帯やPCの画面で確認できれば十分。

だから、「通帳を作り管理するいう」無駄を削減するために、ネットバンキングを推します。

④ まとめ

ネットバンキングはとても便利で、いつでもどこでも取り引きができます。
しかし、その手軽さゆえに、利用者がしっかりと管理していかなければお金を失うことになります。

せっかくの預金。
ネットバンキングだからと安易に利用するのではなく、賢く使いましょうね！

最後に、ネットバンキングで一番のオススメは楽天銀行ですよ。

金利においてもショッピングにおいてもかなり優遇されています！楽天カードと合わせて使うとポイントがすごいことになります。
是非、チェックしてみて下さい。ただ、私は当時それを知らなくて、別のところにしてしまいましたー(；ω；)
不便はしていないので、良いんですけどね。

では、最後まで読んで頂きありがとうございました。