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HSPのりょうたさんが感じていた「違和感」と、その向き合い方

りょうたさんについて


りょうたさんの感じた違和感の正体。


ーーりょうたさんはHSPとして自分の経験をブログやTwitterで発信されていますね。わたしもHSPかな…と思っているのですが、病院とかで診断を受けられないものなので「本当にHSPなのか?」という複雑な気持ちになります。

例えばADHDは病院で診断ができます。というのは、ADHDは障害者に近いくくりになっているんです。
でもHSPに関しては診断しようとしても病院に取り扱いがなく、あっても都市部だけです。みんながHSPを知るのは本とかネットの情報からなんです。
僕も、ある方のブログを見たことがきっかけです。

ーーそのブログを見るまで、りょうたさんは「自分の繊細さ」について違和感がありましたか?

小中学生の頃から感じていました。
僕は勉強できる方でしたが、人付き合いは「嫌いではないけどうまくできない」ほうで、「他の人と違うな」という違和感がありました。

会社員の時、その違和感が顕著になりました。
僕自身に会社員として働いてるイメージが湧かなかったんです。普通の人は「この業界がしたい」と思うはずですが、僕は全くなく。強いて言えば大学で農業を専攻していたので、自然に関する仕事だといいなと。

好きなことはあったのですが、それを仕事としてやるとなると全くイメージが湧かなかったんです。サラリーマンとしての自分が自覚できなかった、
ずっとそういう感じです。

社会人になってからも違和感がありました。僕の就職活動がちょうど震災の年で内定率が低い時期なのもあって、4月は無職でした。
茨城県に、学校を出て就職が決まらなかった人や三年以内に退職した人、第二新卒の人向けの支援事業があって、行政の公務員のようにお給料がもらいながら就活をしていました。
就活の結果、建設会社の事務に内定をもらいました。6月に入社したのですが、鬱になり二ヶ月でやめて就活をやり直しました。

働いてる最中も「周りと違うな」と違和感がありました。

ーーその違和感は、どういう場面で感じましたか?

仕事の内容を覚えるときです。
本で知ったのですがHSPの傾向として、物事を覚えるときに、記憶が右肩上がりではなく放物線みたいにしだいに上がっていくというのです。それも関係していたように感じます。
加えて、鬱々とした気持ちになりがちなところがありました。HSPは鬱の人が多いように思います。Twitterを見ててもそんな感じがします。
ナカリさんもそんな感じでしょうか。

ーーそうですね、私も双極性障害があり、鬱になる時期があります。

わかります。僕もそういう時期があります。


HSPの「にがてなこと」。


3年前の5月に農業のお手伝いを始めたのですが、3週間でクビになったんです。クビになるだけならまだいいですが、社長に説教されたり、「お前は価値がない人間だ」とも言われて、そのあたりが精神的にきた感じです。

派遣の仕事の研修をやっているとき、同期とか会社の人に話をしたんですけれど「それは気にしすぎ」と言われてしまいました。「人の言動を間に受けている」感じでした。これはHSPの典型的な気質だと思っています。

それから始めた塾の仕事は、人間関係は良かったです。でも別の問題がありました。僕のところは週に一回会議があって、全社員が集まって会議をするのですが、実際は社長がひたすら話してる感じで、みんなで話し合う時間がなくて。

現場の意見が反映されない、言っても効果がないみたいな感じでした。僕が入った当時は業績が良かったけれど、どんどん売り上げが落ち始め、教室を閉鎖したりクラスを減らしたりということが度々ありました。
社長の余裕がなくなってきてイライラして怒鳴り散らす、みたいな、個人に嫌な言葉を言うことはないけれど、全社員集まってる中で「馬鹿!」と怒鳴っていたりしていました。

社員が対象のテストがありました。入試のシステムが変わり始めた時期で、高校の偏差値、募集人数、細かいデータなどを社長が作ったのをやりました。
僕を含めみんな、部長でも点数が取れませんでした。社長が丸つけをして点数出して返却をしたのですが、テストの余白に「大きなクズ」「大きなゴミ」と書かれていました。

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ーーうわあ……。ひどいとしか言いようがないです。

書かれていた言葉と同じような暴言を会議中に言っていました。
僕の上司がクズと言われてつるし上げられているのがつらかったです。自分が責められていなくても申し訳なくなるのもHSPの気質の一つだと後で知りました。

ーー他人が気になったり、関係のない他人の言動で萎縮したりすること、すごくわかります。

ぼくは症状からすると、光や匂いは平気だけれど聴覚過敏なところもあって、体調が悪い日は些細な音でも疲れます。

僕はブロガーをしてるのですが、それは基本的に一人でできるからです。オンラインサロンも3人でやっています。
会社の話をしたときに気づいたのですが、「会社員が向かないのかな」と考えた時、人疲れが原因にもあると感じました。それをブログに書いたりもしました。

いまは「人に会わない日」を作るようにしています。
会社員だと人がいるだけで疲れちゃうんですが、気心知っている人なら大丈夫です。それもHSPの気質としているみたいです。
HSPは去年9月に知ったんですが、「会社での違和感」、の正体が判明して、あり得る話なんだなとわかってホッとしました。

ーーモヤモヤに名前がつくと安心する感じですよね。わたしもHSPを知ってホッとしました。

ーーHSPの一番のデメリットはなんでしょうか?
まとめると、「疲れやすい」ということです。
HSPというのは、刺激を避けきれないというか、無意識に受け入れちゃうところがあると思います。
結果、何もしていなくても体力を消耗しやすい、と僕も感じます。

HSPブロガーとしてりょうたさんがやりたいこと。

ーーなるほど。HSPであることでメリットはありましたか?

「HSPは共感性が高い」と言われているんですけど、そこから派生して、どこかの集団にいた時にブレーキ役になれることだと思います。HSPとか気配りができる人がいると、間違った方向に行かないように制御することができると思います。
個人的な意見として言うと、HSPはクリエイティブな人が多いのかなと思います。僕はゼロからアイデアを生み出すよりベースがあれば生み出せます。刺激が多すぎて疲れるけれど、それをもとにいろんな発想ができると思います。
僕の場合はHSPがブログに生かされています。記事を考える時に、一個浮かべばいっぱい思いつくのでクリエイティブさに長けていると思いますね。

あとは、シンプルですが、心が優しい方が多いのかな、と思います。僕も言われることがあります。人に寄り添えたり、暴言を吐く人が基本的にいないので、優しい心を持てたのはよかったです。

ーー確かに、HSPで言動に刺激の強すぎる方はいない気がしますね。

繊細な方ってつらい目にあうことの多い人だから加減ができてるのかな、と思います。

ーーりょうたさんにお子さんが生まれた時、HSPのような傾向があったらどうしますか。他人のお子さんでも、HSCにどう接したらいいと思いますか?

普通の子どものように元気に来ない感じだったら接し方を変えますね。同じ感じで行くと引いちゃうかなと。僕も子どもの頃から気質がそうだったので。
自分自身のことを思い出すようにしたいです。
自分の子どもの時を思い浮かべて、「こうした方がいい」「こうされたかった」とか。
そしてなるべく、優しい言動をするように気をつけたいです。人の声のトーンで気持ちを把握しちゃう場合があるので、そのへんは気をつけたいですね。

僕の友達で教育系の大学を出ていて免許も取った方がHSPを知らなかったので驚きました。教える立場の人にも心理学の要素が必要だなと感じます。HSPの知識も含めて。

僕が二回目のインタビュー記事を書いた時もカウンセラーの中でもHSPがあまり知られてないとのことで驚きました。心の傾向に関係があることなので、知らないと困るんじゃないかな、と思いました。

ーー専門家に近い方でもHSPを知らない方がいるのは驚きです。そういう状況の中で、りょうたさんがしたいことは何ですか?

茨城でHSPについて発信してるのは僕だけのようで、Googleで「HSP 茨城」と検索すると僕が出ます。
HSPの方のお茶会も東京や大阪ではあるけど地方ではないので、茨城に居ながらたくさん人と話をしたいです。

ーーりょうたさんは茨城のHSP代表ですね!

僕が何か出来たら、と思います。

ーー応援しております!ありがとうございました!


👇りょうたさんのブログです。

👇HSPについてのりょうたさんの記事です。


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