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【壱岐新報2023.2.10】認定こども園、工事着手前に近隣住民の理解得られず、事業者の説明と確認不備が露呈

 郷ノ浦町柳田地区で建設計画が進む認定こども園は、近隣住民の反発により工事に着手できない懸念が高まっている。同園に隣接する住民や事業者らは、同園事業者の社会福祉法人北串会(雲仙市、中路秀彦理事長)に対し「住民説明会を求めたが開催されない。地鎮祭後に工事のあいさつや説明に訪れたが、なぜもっと早く来なかったのか。納得できない」など不満を訴えているためだ。通常、施設工事などが始まる場合、近隣住民への説明と理解は必須のはずだ。同園の建設予算は今年度申請分であるため、3月末までに工事に着手しなかった場合、建設に関する再申請等が必要とされ、建設計画は振り出しに戻る可能性がある。

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