ChatGPTのイタコ遊びに可能性を感じたのですが、そもそもよく知らない人物や時代だと当方の解像度が低くてChatGPTの言いなりになるしかない。
そこで今回は大好きな日本の戦国史をベースに遊びたいと思います。
なお、当方の史観は「光栄」と「司馬遼太郎」で出来上がっているのでファンタジー満載であることを弁明しておきます。ゴメンネゴメンネ~。
というわけで、栄えある第一回は川中島の戦いをやっていきたいとおもいます。
あなたは日本の戦国史専門の小説家です。武田信玄と上杉謙信が対峙した第五次川中島の戦いのあらすじを記述してください。
大筋はあってそう。修正せずこのままいきましょう。
この戦いでのワンシーンである、山本勘助が啄木鳥戦法を進言するシーンの会話劇を記述してください。
弓矢で穴を開けるのは難しいですが、って相当な巧みな表現。正直、これパクッテるな?という感想しかない。このあたりがAI利用の怖さでしょうね。
しかし、作戦の解像度、忍者の解像度いずれもまずまずです。
武田別動隊が忍者で構成されていた!と読めちゃいますが、そこは忖度します。続けましょう。
それでは、この後、山本勘助率いる軍が上杉陣営に忍び込んだシーンを記述してください。
オイオイオイ。上杉謙信を討てちゃダメでしょ。そうなんですよね、AIは生死がいまいちわかってないようで、自身が書いたあらすじで上杉謙信の生存を認識しているように見えるのですが「討つ」といった死亡状態を示唆する言葉を使っちまうのですな。指摘して直してもらいましょう。
この戦いで上杉謙信は死んでいません。また、上杉謙信はこの軍略を読んでおり、霧に紛れて布陣していた妻女山の陣を放棄し信玄本陣へ突撃しています。このため、山本勘助は無人の上杉陣営を目撃しているはずです。記述を書き直してください。
凄まじいの一言。あの指摘でここまで直せるか。途中、謎に女性がでてきますが、妻女山からの連想ですかね。かわいい。
続き
今度は山本勘助が生還してしまいました。
ifなのでよし。
では、この続きで、もし長篠の戦いで山本勘助が生きていて助言をしたらどうなっていたか?を書いてもらいたいと思います。
(以下、早口)無論、織田方の鉄砲三段撃ちの印象が強いけど、真の勝因は野戦陣構築なのだから助言でどうこうなる問題じゃないとかの野暮な突っ込みはしません。
ありがとうございました。時代は進んで織田と武田の決戦である長篠の戦いについてあらすじをかいてください。
続き
文字数のせいでちょっと繋がっていないのですが、原本を活かしたいので修正はしません。
後半、詳細化されたり、時代が圧縮されたり突っ込みどころはありますが、生かしましょう。
ありがとうございます。先ほどあなたが書いた川中島の合戦で本来死亡したはずの山本勘助が生存しましね。このため、もし長篠の合戦にも山本勘助が参戦して活躍した場合の、長篠の合戦のあらすじを書いてください。
・・・色々突っ込みどころが。
まず、長篠の戦いが変化するのではなく、その後の山本勘助っていう話になってますね。
しかも、「続き」の間で武田はおそらく滅亡してます。また、山本勘助が北条について織田に復讐するとかいう胸熱展開かと思ったら、ちゃっかり勝ち組の織田につくというね。
こんなの商業誌で売れると思ってんのか!書き直せ!!
山本勘助は主君武田氏を織田に滅ぼされているため、織田方につくとは思えません。書き直してください。
なんか、長篠の戦い時点で裏切ってる~~。
しかも、徳川に織田と争うようそそのかしてる~~。
結果、勝利しちゃってる~~。
だけど、腹黒狸に処分されちゃってる~~。
おもしれえじゃあねえか、ChatGPTさんよ。
採用です。