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元NOAHのKENTA選手の新日本プロレス G1参戦は、新日本プロレスvsNOAHの本格開始の狼煙か!?

今回もプロレスネタです。旬なKENTA選手(ヒデオ・イタミ選手)の新日本プロレスへの電撃参戦について、プロレス頭で勝手に妄想したいと思います。

プロレス好きな人は色々な視点から語られそうな話ですが、今回の論点はズバリ

なぜ、このタイミングだったのか!?

というところに絞って行きたいと思います。

6.9のDOMINIONは三沢追悼興行の裏だった!

新日本プロレスにとって、DOMNIONは近年恒例となった大阪でのビッグマッチです。ビッグマッチなので、大きな発表があっても然りです。

ただ、今年は同じ日に後楽園ホールにてNOAHが創設者である三沢光晴さんの命日が6/18であることにちなんで、三沢光晴メモリアルという特別興行を行っていました。

今年のNOAHは6.9と6.13の2回に分けて三沢光晴メモリアル興行を行います。ちなみに、昨年は6.10だけであり、新日本プロレスのDOMINIONは昨年も6.9であるため日程は被っておりませんでした。

つまり、今年は新日本プロレスのビッグマッチにNOAHが特別興行をぶつけてきた!?という見方もできるわけです。もちろん、東京と大阪ですし、真っ向からという印象はないかもしれませんが。

元NOAHの選手を登場させるには6.9しかなかった!狙い澄まされたタイミング。

たまたまかもしれませんが、新日本プロレスとNOAHのビッグマッチが重なった6.9。両団体が意識をしないわけにはいきません。話題が大きいほうが、ネットニュース・ツイッターだけでなく、翌日のスポーツ紙面や翌週の週刊プロレスで取り上げられるわけです。

そこで、新日本プロレスはおそらく6.9に狙いを定めてKENTA選手のG1参戦を前倒しで行ったと考えるのが自然だと思います。

NOAHが新体制になって三沢光晴メモリアル興行も大体的に行っている裏で、さらに大きな会場でしかも元NOAHの中心選手が新日本プロレスに参戦となると、圧倒的な勢いと力の差を見せつけることができ、そして何よりも最も大きな話題を生めるからです。こうしてぼくのようなプロレス考察好きの人間がついnoteに書いてしまうことも計算尽くしだと思います(笑

この狙い澄まされたタイミングによってNOAH側の選手たちもリアクションを大きく取らざるを得ない状況を作りました。とてもプロレス的な戦略です。


新日本プロレスは新生NOAHを意識している証拠!?これからのリングの外のプロレスに期待しちゃおう!

KENTA選手は2018年頃からWWE対談の噂は囁かれており、2018年9月の丸藤選手20周年興行にはヒデオ・イタミとしてメインで丸藤選手と戦っています。

このときは、「ヒデオ・イタミがKENTAとして来年からNOAHに復活か!?」とファンはザワツキました。

そして2019年2月にWWEの正式退団が噂通りに行われて、やっぱりNOAHか!とファンの中では確信に変わり、いつNOAHから発表されるのだろうか?新生NOAHの強化選手としては申し分ないなと思っている方も多かったと思います。

しかし!!!

KENTA選手が上がったリングはグリーンではなくセルリアンブルーの新日本プロレスでした。

2018年9月の時点では旧体制NOAHであり、2019年2月には新生NOAHであったので、丸藤選手の記念興行のときとは状況も違います。もしかしたらそのあたりの体制変更で契約がうまく進まなかったのかもしれません。もしくは、1月29日の新生NOAHになる頃には、新日本プロレスがKENTA選手に声をかけており、心の中では新日本プロレスに行くと決めてWWEを退団したのかもしれません。柴田選手からの熱烈な交渉もあったのだと思います。

2019年1月にリデットエンターテインメント傘下になった新生NOAHは清宮選手を新エースにそえて、メディア露出やプロモーション戦略なども、ブシロード買収後の新日本プロレスと重なるような勢いを見せています。

選手たちのまとまりも旧体制よりも強くなっていることはインタビューからもわかり、近年の新日本プロレスと基本的に他団体に所属選手の派遣を行わない部分的な鎖国体制になっています。

このように新日本プロレスの背中をグイグイ追いかけ始めたNOAHを今のうちに大技で差をつけようとした新日本プロレスの戦略が、おそらく契約がまとまってからしばらく温めてここでぶっ放したKENTA選手の電撃参戦だったと思います。

きっとこのあとも新日本プロレスとNOAHはリング以外でも、このようなビジネス&演出バトルをしてくれると思います!ファンとしてはそれを純粋に楽しめたらプロレス界はさらに楽しくなっていくと思いました!

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