タロットサンプル読み

ダイアモンドクロス　大アルカナのみ

占的：彼氏が最近よそよそしい気がする・・・彼の気持ちと今後を教えてください。３ヶ月以内。

情報：依頼者２０代女性、最近付き合ってる彼氏の態度がよそよそしい、依頼者は不安な感じ

今回は、不安な気持ちを抱えた依頼者さんに、必要以上に不安がらせずに、でも、有用な鑑定をするにはどうしたらいいかということを少し意識して読んでいきます。

大前提として、依頼者が不安そうであるということを、今回は頭に入れて読んでいきましょう。

皆さんも不安なときにいきなりマイナス情報を言われたら、びっくりしたり、そのあとの話があまり頭に入ってこないということもありますよね。

この場合、

彼氏の気持ちを表すところは

彼氏の気持ち【逆位置の太陽】で決して良くありません。

依頼者に対して、明るいの反対です。

それにひきかえ、

お二人の３ヶ月後の未来を表すところは

未来【正位置の女帝】

で、愛情や優しさを表すカードが出ています。

ですので、不安そうな依頼者でしたら

まずこの未来【正位置の女帝】の部分からお伝えするというのを

やってみてもいいかもしれません。

また先に

自分の気持ち【逆位置の節制】

で「今、お相手とすれ違い、行き違いを感じているようですね。」と

依頼者ご自身のお気持ちがタロットにも出てますよとお伝えするのもいいかもしれません。

きっと「ああ、そうなんです！」となり、そのあとが耳に入りやすくなります。

例えば、

「今は、お相手とすれ違いとか、行き違いとか感じているようなのですが、３ヶ月後の未来を見てみますと、愛情のカードが出ています。愛で繋がる優しい関係になりそうですね。」とか。

こんな感じで、冒頭お伝えすると、いいかなと思います。

ただ、これですと、

占的の「今後」にはお答えしても、「気持ち」の方にはお答えしていません。

しかしながら、この冒頭の部分をお伝えしたことで、すでに依頼者さんは良い方向に進むことがわかりました。

ですので、続けて

「ただ今はお相手は関係に明るい気持ちになれてないようです。」

と私ならばお伝えします。

そうすると、多くの方は

「じゃあどうすれば、愛情たっぷりに早くなれるの？いい関係になれるの？彼は愛を持ってくれるの？」

と思うと思います。

そこで、アドバイスカードや今回の場合でしたら、

２人の問題を表す【逆位置の世界】

がアンサーとなります。

２人の問題は中途半端な関係、１つ足りない関係と出ていますので、

「２人でいるときは中途半端にならないように。」とか

「足りないものを埋めていきましょう。」とか

そういう感じでアドバイスができます。

前から書いているかと思いますが、

タロットはおいた順に読んでいく必要はありません。

特に今回の場合なんかは

おいた順ですと、彼氏の気持ちが未来のカードよりも

先に来ていますので、先に読んでしまうとがっかりするかもしれません。

後からいくら良いと言われても、

「あーやっぱり気持ちないんだわ。」と不安な人だと思うかもしれません。

なので、読む順番大事です。

ここはもう練習あるのみ！という感じですが、

１人の人とたくさんやるよりも、多くの人を見るのがいいかと思います。