タロットサンプル読み

大アルカナのみ　３カード+アドバイスカード　１年以内

「仕事運はどうなりますか？」と聞かれたら？
→こう聞かれた時の解説も含め今回は解説します。

その人にとって、まず

・職業
・働き方のスタイル（お勤め、自営、副業など）
・その人にとって「仕事運」とは何か？
・その人にとって忙しいことがいいことなのか？よくないことなのか？

あたりをチェックしておきましょう。

その情報を引き出してから、占的を立てましょう。

今回の場合、

・職業
派遣社員（事務）

**・働き方のスタイル（お勤め、自営、副業など） **
お勤め

・その人にとって「仕事運」とは何か？
仕事が安定すること。

・その人にとって忙しいことがいいことなのか？よくないことなのか？
忙しくない方がいい。

今回はこんな感じですが、

例えば、一言で「仕事運」といっても、
「占い師で、自営業で、仕事運とは仕事の増減、仕事が増えて忙しい方がいい。」というパターンもありますよね。

では、実際にリーディングして行きます。

「仕事運を占ってください。」

＜占的＞
実際に占う占的
「派遣社員をしていますが、仕事が安定しますか？」１年以内

＜情報＞
派遣社員（事務）、仕事を安定させたい、忙しいのはいや、１年後に職場変更あり。
３０代女性、独身。

現在【正位置の節制】
仕事に対し、努力し、うまくいっている感じ。
また職場に馴染んでいるイメージ。
職場の方とのコミュニケーションがうまくいっている。

半年後【逆位置の正義】
バランスを崩している感じ。
仕事に対して、冷静になれていない感じ。

１年後【正位置の世界】
１年後の職場変更はうまく行きそう。
今の職場はいい形で終わり、自分の思い通りの職場に行けそう。

アドバイス【正位置の審判】
仕事を安定させたいのならば、
今までやってきたことを活かせるような所に行くと良い。
真新しいところよりも、再びのチャンスを。

こんな感じで読んでいきます。

ちなみに全く同じカードで、
「占い師で、自営業で、仕事運とは仕事の増減、仕事が増えて忙しい方がいい。」も占ってみましょう。

・職業
占い師

・働き方のスタイル
自営業

・その人にとって「仕事運」とは何か？
仕事の増減

・その人にとって忙しいことがいいことなのか？よくないことなのか？
自営なので、仕事が増えて忙しい方がいい。

でも読んでみましょう。

「仕事運占ってください。」

＜占的＞
実際に占う占的
「仕事が増えて、稼げますか？」１年以内

＜情報＞
占い師、自営（フリーランス）、副業、お客さんを増やしたい、どうしたらいいのか？
３０代女性、独身

現在【正位置の節制】
自分の性格や立場とは違うタイプのお客様の集客がうまくいっている感じ。
正位置の節制は違うものが混じり合う。
お客様とのコミュニケーションがうまくいっている。

半年後【逆位置の正義】
お客様と自分とのバランスが崩れる時。
集客に対して、冷静さを失う時。

１年後【正位置の世界】
自分の思い通りの仕事ができる時。
フリーランスの強みを活かせそう。
自分が合わせるのではなく、お客様が自分についてくる感じ。
自分が真ん中。

アドバイス【正位置の審判】
お客さんを増やしたいのならば、
今まで勉強した占いの知識を復習したり、
以前試してみて、効果があった集客をもう一度やってみましょう。

＜解説＞

２つを比べてみると同じ「仕事運を占ってください。」でも

読み方の違いが歴然だと思います。

それくらい最初に立てる占的は重要です。

そのためには情報を集めること。

お客様の話したくないことまで聞いたり、必要以上に聞いたりしなくてもいいですが、最初に挙げたような最低限のことをチェックしておくと、誤読が防げます。

また今回は両方とも、３０代女性独身にしましたが、
年齢や性別、既婚未婚によって読み方が変わる場合もあります。

今回は、前者が「派遣事務のお勤め」に対して、

後者が「占い師、フリーランス」です。

前者の方にとって仕事運が良い状態は「安定」
後者の方にとって仕事運が良い状態は「発展」

前者にとって主な仕事の関係者は「職場の同僚や上司」
後者にとって主な仕事の関係者は「お客様」

前者は「集団重視」
後者は「個重視」

という感じで読んでいきました。

鑑定の時に、聞き逃した！とならないように
しっかり情報を集め、しっかりとした占的を立ててください。

占的を立てる段階から占いは始まっています。