「占い、なぜ当たらない時があるのか?」を考察しました。

「占い、なぜ当たらない時があるのか?」を考察しました。

当たることよりも大切なことがあると言うのも本当のことですが、
当たらなければ意味がない、と言うのもまた事実。

占いをやったり、やってもらったりの中で、
「なぜ当たらないことがあるのか?」その考えられる原因と
私の考えられる解決方法をあげてみます。

「なぜ当たらなかったのか?」を考えることは、
「当たるために何をしたらいいのか?」を考えることだと私は思います。

タロットについて書きますが、
他の占い(特に卜術)をしている方の参考にもなるかと思います。

1、意味をちゃんと覚えていない・意味の勘違い
2、先入観、気持ちがこもりすぎることによる誤読
3、遠い先の未来を占った


1、意味をちゃんと覚えていない・意味の勘違い

これは初心者の方に多いのですが、

自分の勝手な解釈でリーディングをするため、当たらない場合。

また意味をちゃんと覚えてないため、

1種類の意味や深みのないリーディングになってしまう。

1枚引きはできるけど、複数枚になると・・・というパターンの方はこれかなと思います。

また絵だけをみて、直感に頼り、タロットをすることは、

早い段階から、それをやろうとすると、

的中率の面ではイマイチのような気がします。

あなたのみている「赤」と、
私のみている「赤」が違うかもしれないように、

自分が受け取った意味、依頼者の感じた意味、カードが発してる意味。

3つともが食い違う可能性があります。

それよりは、タロットは歴史的な背景があり、

バージョンによっては作者自身が解説書を書き、

多くの先人たちがトライ・アンド・エラーを繰り返し、

今ある意味にたどり着いたわけですので、まずはそれを重視しましょう。

つまり「赤」の認識を統一しましょう。

自分1人の思いつきを全てにするよりも、

数々先人たちの知恵を重視される方が的中率は高まるかと思います。

直感が当たるというのは、経験は積んで、その蓄積から選び取ってることです。ですので、初心者には向きません。

対処方法:書物や講座などで、知識を身につける。リーディングの再確認。



2、先入観、気持ちがこもりすぎることによる誤読

これは、一番ありがちかなと思います。

先入観や気持ちがこもりすぎることは、的中率の低下に関わります。

友達や家族は外す、自分は難しい、という方はこのパターンかと思います。

友達や家族思いの人、自分大好きな人、自分大嫌いな人、
そのままでは外れやすいです。

リーディングには冷静さが必要です。

自分の時は、他人を占うように占ってみましょう。

私の場合ですと「ヨシノ・エリカさんという人を占う。」みたいな。

あと「この問題だけ占えない。」みたいなのもあるかもしれません。

自分自身の的中率をあげるというのとは少し違いますが、

他の占い師さんに占ってもらいましょう。

そもそも自分のことは占わない、という占い師さんもいます。

対処方法:自分を占う時に他人を占うように占う。
そもそも自分を占わない。他の占い師さんに占ってもらう。



3、遠い先の未来を占った

※先に用語解説・・・
占いには3つのカテゴリーがあり、

命術(めいじゅつ):
生年月日など決まったものから出す占い。西洋占星術、四柱推命など。

卜術(ぼくとじゅつ):
その場で展開する占い。タロット、易、ジオマンシー、ルノルマンなど。

相術(そうじゅつ):
その人、そのものに現れる相を観る占い。手相・人相・家相など。


これは1つ前の記事にも書かせていただきましたが、

タロットは「このままだとこうなるよ。」の未来ですので、

この理論から言うと、遠ければ遠いほど、自分が行動などを変えますので

遠くの未来の方が当たりにくく、近い未来の方が当たりやすいです。

卜術の占いでもそうだと思いますが、

鑑定において示される未来は、1つの可能性です。

運命は変わらない、という考え方の占い師さんもいますし、

実際に命術、例えば、西洋占星術や四柱推命などの時期読みですと、

一生分の運勢がわかって、

好調な時期、不調になりやすい時期というのは、

じゃあ、それをどう生かすか、乗り切るかという話になってくるのですが

タロットをはじめとするその場で展開する卜術は、

今現在のifの一番可能性が高いルートです。

ですので、自分の行動や言動で変わってきます。

例えば、それがイマイチだった時に、

どう変更すればいいか、が、私が鑑定時に出すアドバイスカードです。

少し話が逸れましたが、

遠い未来を占った時に外してしまったときは、

「一番可能性の高いルートが変更になった」かもしれない
と考えてみると良いかもしれません。

また検証できるのならば、どこまで合ってたか?というのも確認して、

その時期に何をしたか、その時期に起こった自分の心の中で出来事など、思い出してみてください。

実際目に見えることだけでなく、心の変化も含まれます。

タロットをはじめとする卜術はその場で展開する分、

詳しいことがわかり、人の気持ちも得意なのですが、

その分揺れ動くものなので、

例えば、生年月日から生まれ持ったもの命術と組み合わせてみるのもオススメです。

ざっくりとした流れを命術で知り、細かい流れを卜術で知るみたいな。

多くの占い師さんは2つ以上の占術を持っています。

対処方法:遠い未来を占わない、外れた時点での再検証、命術との併用


以上、思いつく3つを挙げていきましたが、

まだあるのかなと思います。

思いつき次第、書いていきたいと思います。

冒頭にも述べました通り、

なぜ当たらなかったのか?を検証することは、

次にあたるためのステップです。

自信をなくしたり、そのまま流してしまうのではなく、

今回当たらなかったのが、

3つのうちのどのタイプだったか、
(複数の場合もあるかと思います)

もしくは、それ以外の要因なのか、しっかり検証して、
的中率を挙げてみてください。




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