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VTuberのリアルタイム配信における臨場感の演出について

初めてnoteを書きます。
今回はVTuberのためのリアルタイム配信システムとしてのホロライブのこだわりについて書きたいと思います。
久々に文章を書くので拙い部分が多々あるかと思いますがご了承ください…。

先日「ときのそら誕生日後夜祭ライブ」にてホロライブの新しいライブステージのお披露目が行われました。

今回、お披露目になったライブステージはホロライブメンバーが誰でも扱える汎用ステージになっており、今後、バーチャルライブがいつでも誰でもできるように開発しています。

ホロライブのシステムは基本的にリアルタイム配信に特化して作られており、そこにはリアルタイム配信ならではのいくつかのこだわりがありますが、今回は臨場感の演出について書いていきたいと思います。

カメラワークによる空間の演出

VTuberのリアルタイム配信は、映像越しだとしても、そこにVTuberが今いる感を伝えることが重要となり、そのために、空間や世界の演出が非常に大事だと考えています。

今回、新しいステージを用意し、カメラワークの演出を強化したことで、より空間を感じることができ、情報量の多い表現が可能になりました。

特に、今回のライブはカメラワークを合わせることでVTuberと歌と踊りと映像が一つのコンテンツとしてまとまった良いライブになったのかなと思います。

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ライティングによるVTuberへの作用

ライティングに合わせてVTuberに対してリムライトの表現ができるようになっています。

ステージのライティングがVTuberに作用されることで実在感が増し、映像としてもすごく映えるようになりました。

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参加感の演出

会場の観客席に多数のペンライトと、アニメーション表現を行っています。

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割とスタッフの「こういうライブが見たい」という思いを、そのまま実現していたりします。
リスナーの方には、このペンライトの中の一人が自分だと思っていただきたいのと、将来的にこのライブに実際に参加したいと思っていただければと思います。

参加感やインタラクティブ性については別の記事で掘り下げて書きたいと思います。

以上、臨場感のための演出についての説明になりました。

これらの要素を積み重ねていくことで、より説得性のある配信ができるようになり、将来的にはVTuberにしか表現ができないような配信ができることに繋がっていくと思います。

今後もホロライブのメンバーとともに成長、進化し、更なるステージへと進んでいきたいと思います!

エンジニア、UIデザイナーの募集もしていますので一緒に新しいVTuberの世界を作りたい方はご応募いただければと思います!

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