見出し画像

短く、優しく、簡潔に。

最近、「文章力」がどんどん重要になってきているなあ…と思います。

それは、2,000字の長文で起承転結を語るのではなく、100字の短文で簡潔に伝えるスキル。しかも文字数が限られている中で、求められているのは「優しい」文章です。

短く、優しく、簡潔に。これがぼくたちに必要な文章力だ、という話をします。


🍤🍤


ぼくたちがコミュニケーションを取るとき、短文メッセを使う頻度がどんどん多くなってきています。

たとえば仕事。社内や社外問わず、メールや電話ではなくチャットツールやメッセンジャーを使うことが増えていないでしょうか。

たとえば恋愛。マッチングアプリを使えば、デートをするまでにメッセのやり取りで距離を縮めなければいけません。

たとえばSNS。インスタグラムでどうしても会いたい人がいるとき、DMで自分の気持ちをうまく伝える必要があるでしょう。


こうした場面で求められているのは、明らかに長文ではなく短文のメッセージです。メッセンジャーやDMを開いて、だらだらと長い文章が並んでいるとき、「うげえ…」と感じてしまうのはぼくだけじゃないはず。

スマホでなんでもかんでも完結してしまう今の時代、「短文で伝わる文章を書く」のはもはや必須なんですよね。


🍤🍤


でも、短文だからって投げやりな文章を書いていいわけではありません。むしろ短い文章だからこそ、いかに「冷たい印象にならないか」が問われている気がするのです。

たとえば、職場の上司から「これやっといて」とそっけないメッセが届いたとき、ぼくは正直「クソうぜえな」と思っています(笑) おじさん上司は「仕事だから」と句読点もなにもないメッセを送るのでしょうが、これってぼくら世代からすると距離感がおかしい。


若い世代に共通の感覚だと思いますが、句読点もびっくりマークも絵文字もないメッセを送るのは、「相当に距離の近い相手限定」です。

LINEで「もうすぐ着く」「なんでやねん」「ワロタ」とか送るの、仲のいい友達や恋人だけですよね? これが初対面の人や仕事関係の人から送られてきたら違和感があるはずです。

ほとんどの人にとって上司は超仲良しな友達じゃないので、「これやっといて」は距離感をミスってるんですよね。


🍤🍤


相手と自分の距離感によって、言葉づかいや句読点や絵文字を使い分ける。しかも100字に満たない短文の中で、相手を不快にさせないように。

これ、正直言ってめちゃくちゃ難しいです。たとえばぼくはマッチングアプリを使う人向けに「メッセージの見守りサービス」を提供していますが、やっぱり文章の距離感がおかしい人はいるんですよね。

会ったこともない相手に対して上から目線のメッセを送ってしまう。逆に、丁寧に丁寧に送ってしまった結果、よそよそしい文章になってしまうなど。「ちょうどいいテンション」を感覚的に掴むのは至難の業なのかもしれません。


だけど、短文で気持ちを伝えるスキルはもはや必須。SNSやメッセンジャー全盛期の今、ここから逃れることはできません。

短く、優しく、簡潔に。

「どうやったら上手くメッセできるのか」はまだ言語化できていないのですが、いつかちゃんと書きたいと思います。とりあえずは、日々のLINEやチャットツールを見返すことから始めてみてはいかがでしょう。


Twitterもやってます。


よろしければ、サポートをお願いします! おしゃれなレストランでデートする軍資金にします!