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ガルラジと私と俺とお前と大五郎

世間が何やら大変なことになっているため年末年始は完全に引きこもっていた訳だが、書こうと思っていたこの記事もまったく進まず気付けばガルラジ特別編'21の詳細が発表されてしまったので慌てて筆を執った次第である。

さて、ガルラジことガールズラジオデイズはドワンゴとNEXCO中日本というつよい布陣でお届けするコンテンツであり、キャラによるラジオを基本としつつ「リアルだけどリアルじゃない、物語だけど物語じゃない」という特徴を持った極めて特徴的な作品群である。
メインコンテンツたる5チーム×2シーズンのラジオはすべて無料でアーカイブを聴くことができるので未視聴の方は公式サイトを参照の上完走してから続きを読むように。

さてそんなわけで、今回は自分用の備忘録も兼ねてガルラジと私の関わりというか追いかけてきた軌跡を時期ごとにまとめてみる。
ガルラジストが懐かしく思ってくれたり未見の方がガルラジに触れるきっかけになれば幸いである。

2019年冬 出会い

ガルラジは2018年12月14日のチーム岡崎・チーム富士川第1回放送を皮切りに配信がスタートしたが、私が知ったのは2019年1月5日から文化放送「エジソン」内の箱番組として放送された「本渡楓・長縄まりあのガルラジ情報局」がきっかけである。
ただし、当時は「NEXCOがそういうのやるのか」「メインテーマいい曲だな」という印象があっただけで本編を聴くまでには至らなかった。

2019年2月22日、チーム岡崎・チーム富士川の1stシーズン最終回が放送されたこの日、たまたま帰宅後花金テンションで食事しつつニコニコ動画を開いた際にオカジョ放送部のニコ生が目に入り、情報局の記憶があったことから初めて視聴した。
最終回から聴いても正直ちんぷんかんぷんだったが、はるかっちの「がんばろまい!」が強く印象に残り何か引っかかるものを感じた。
そこでググってみるとガルラジストたちの怪文書もとい凄まじい熱量の記事の数々を目にすることになる。
特にこちら↓の記事に感銘を受けチーム徳光から聴くこととなった。

2019年3月10日、羽田空港ティアットスカイホールで実施された「温泉むすめYUKEMURI FESTA Vol.20」に向かう電車内で「みるみるはっぴー×2れいでぃお」を聴き始め、案の定第2回で衝撃を受けこのコンテンツはすごいぞとなる。
当時長縄さんのことは存在くらいしか知らず、声かわいいだけのタイプかなという勝手な印象を持っていた(失礼)が、この人は天才かもしれないと認識を改める。
ちなみにこの時人生で初めて乗っていた電車がグモってしまい別な衝撃を受けるとともにイベントには遅れた。

それから徳光→岡崎→富士川→双葉→御在所の順に1stシーズンを完走する頃には春になっており、2019年4月27日に開催されたニコニコ超会議内のステージにて2ndシーズンが発表された。
この春、個人的に初めての引っ越しを伴う人事異動があり、新居探しに向かう車中でガルラジを聴いていたのを印象深く覚えている。

2019年夏 熱狂

2019年7月23日、第3回ガールズニコニコデイズに引き続き2ndシーズンの放送が開始された。
リアルタイムで視聴するのは実質ここからが初めてなのだが、2ndシーズン発表PVでガルラジストたちのコメントが拾われていたことからニコ生にコメント書いときゃ何かに拾われるかもという下心?もありコメントしまくった結果いまいち本編に集中できないという本末転倒な状況に陥る。

中学生の頃から文化放送やニッポン放送を聴いたり関東からラジオ関西・ラジオ大阪の雑音リスナーやったりアニラジを中心にラジオを聴き続けてきたものの、社会人になってからはもっぱらradikoのタイムフリーで聴いていたためリアルタイムに実況しながらラジオを聴くという体験は久しぶりであり、月水金の22時にニコ生に集まるのが生活の一部になっていた

2019年秋 行動

ガルニコだったり同僚にゾンビランドサガを布教されたことだったりでキャスト陣にも興味を持ち始めつつ月水金22時を糧に生きていたが、2ndシーズンから導入されたポイント制度の中に各チームのスタジオがあるサービスエリア・パーキングエリアで配布するカードの枚数という要素があることから、ついに現地に行くことを決意する。
とはいえ基本引きこもりの関東民のため2019年9月16日に開催された小松基地航空祭2019遠征のついでに徳光パーキングエリアに訪問するというかたちであった。

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移動手段は高速バスと電車だったため航空祭前日予行の外撮りを終えた後、最寄り(と言っても徳光PAまで約4.5km)の松任駅から徒歩で徳光パーキングエリアに向かうという先人たちに倣った奇行を取った(徒歩難易度では岡崎が最高峰とのことだが)。
しかし、一面田んぼの中を進んでいくという経験をしたからこそ感じられることもあり、これが先人たちの言う質感旅行かと合点がいった。
ちょうど徳光2-4放送後の訪問だったためぐるぐる考えながらの旅路だったが、海瑠よりむしろ吉田さんに思いを馳せることができたのはこのタイミングで訪問したからこそなのではないかと思った。


帰りがけに金沢駅で日本酒の方の手取川を探すも見つけられなかったのが悔やまれる。

9月29日、「2019年はガルラジ!サイン入りポスタープレゼントキャンぺーン」にてチーム富士川のポスターを頂く。
これまでRT合戦などでは徳光を推していたが「吉田さんとのラジオを面白いんだけど好みで言ったら1stの1人ラジオの方が好きなんだよなぁ」などと揺れ動くオタク心だったので富士川も推したくなる。


2020年冬 続・行動

2020年1月26日、本来仕事の日だったが上手いことやってチーム富士川ナンバー1記念イベントに参加。
超会議は不参加でネット上での交流もなかったため初めてガルラジストの存在を視認し実在していたのかと思いつつ、楽しげに話している一部のガルラジストを羨みつつぼっちで過ごした。


キャストとしてのトークでは、ナンバー1の原動力のひとつとなったRT合戦での戦略が意識高くてやっぱり富士川だなぁと感じた。
ポイントでは徳光とかなり僅差だったとのことで参加者の推しを確認すると、富士川3割5分・徳光3割5分・その他3割という感じで納得しつつ「(徳光推し)出てけー!」には笑ってしまった。

ラジオパートでは、他のガルラジストたちと同様に「自分の声がガルラジに乗ってしまっていいのか」という戸惑いで最初の反応が遅れるも、最後の新田さんの挨拶であった「リスナーの中の人」という表現は考察勢みたいなうまい表現するなぁと思ってしまった。
なお、このイベントのために何かNEXCOグッズで身に着けられるものないかなぁと調べて反射ベストをポチってみるも商品画像と違ってNEXCO中日本のロゴが入っていないものが届いたので結局普通の恰好で参加した。


2月23日~24日、ナンバー1イベントにて発表された「EXPASA富士川・富士川楽座・Fuji Sky View 2020大感謝祭」に泊りがけで遠征。
今回は自家用車で向かうも横浜あたりで大渋滞にはまったりして予定より遅れて到着した結果szszと藤田さんのアクスタ、そして急遽追加された謎のひのき玉を買い逃す。

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EXPASA富士川全体にコラボ幟が立ち普通のお客さんがポストカードもらっている様子を見てハッピーになりつつ、フードファイトしたり富士市のビュースポットをスタンプラリーしたりさきさま登壇回のチケットは確保できなかったため普通の回のプラネタリウムを観たりと2日かけて満喫した。
ガルラジブースで流れていたイメージ動画に自分が投稿した徳光の画像も使ってくれていたためスタッフさんに話しかけ感謝と期待の言葉を伝えられたのに満足し、離れ際本当に涙ぐんでしまった。
本来は岡崎にも寄ってから帰る予定だったが往路の遅れの影響で断念してエアパーク浜松で見学してから帰路に就く。
往路は富士川、復路は徳光を車中で流しながらの遠征であった。

2月25日、小説版が発売され初めて電子書籍を購入することになる。
寝転がりながらでも読めるしスペース取らないのはいいけどやっぱり物理本で欲しいなぁというのが正直なところ。

2020年春 電子

コロナの影響で出勤も1日毎になった中で「2020年もガルラジ!」といいつつポシャってしまった企画もあるのかなぁと思っていたが、ガルラジスト有志による合同本「__・ラジオ・デイズ」発売の報に接し喜び勇んで読む。
オタクラジオ特別編も含めてこれまであまり触れてこなかった界隈の方々のアツさに元気をもらえた。


他に「デイズバイデイズ」も読ませて頂いたが同書収録の「サード・カインド」がこれまで読んだ二次創作小説で一番気に入っている。
あと「フジカワヘイサクウカン」はいくら積めば手に入れられますか?(真顔)
村民たちの熱にあてられて創作欲が産まれるもnoteに投稿し始めるのはこの年の秋のことであった。

2020年夏・秋 布教

2020年8月9日~15日、「ニコニコネット超会議2020夏」の企画の一環として「超ガルラジ」が放送される。
夏季休暇でもほぼずっと在宅だったわけだが2ndシーズン本放送時とは違いtwitterで実況しつつ寝落ちつつ改めて視聴して、当初思っていた以上に楽しめた。相変わらず唐突な新情報には驚かされたが。

またニコ生のコメントで界隈の方々が「twitter勢」と表現されていて、逆に「界隈に積極的に関与はしないけど見てる勢」という自分と同じ人々もいるということを認識できたのも収穫だった。
ェエ~~~3回って信じられないですわ!いくら、風呂上がりとはいえ、一度使ったタオルを次の日にもその次の日にも使うってェ↑、考えられないですわ~~~!弾幕はどこが発端なんだ…w

唯一寝落ちずラストの早朝4時過ぎまで完走した徳光については、ちょうど職場で徳光2-4みたいな状況が生起していたため何かヒントにならないかと思いつつ聴くという本放送とは違う聴き方ができた。
そういう意味では毎日昼12時のtwitter更新を職場の昼休みに見るのが日課で、心の支えになっていた。

コロナが多少落ち着いていたこの時期、オタク仲間と会った際には布教活動をするようになっていた。
箱根にGoToした際にはパワポ資料持ち込んでプレゼンしたのはけっこう楽しかった。

また、ガルラジ難民キャンプことイチヤヅケや生ひよも聴いていたが、11月9日に放送された生ひよ杏ンゴゲスト回で「富士川SAコラボイベントではさきさま以外の2人もスケジュール押さえられていた」との情報を知ったときはやっぱりコロナの影響なのかなぁと思ってしまった。


2021年もガルラジ!

さて、2021年である。
「超ガルラジ」にて発表された特別編'21は2021年1月15日からオーディオブック「ListenGo」にて有料配信されるということで色々戸惑っているのが正直なところだが、ともかく楽しんで聴こうじゃないか。


これでコンテンツとして終わってしまうのかまだ続く余地があるのかは実際視聴数次第というところもあるのかもしれないが、そうであるからこそ今後に期待を込めててお決まりのこの言葉で締めたいと思う。

#2021年もガルラジ!

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