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聖書預言と世の終わり、 「エゼキエル38章の世界線」

日本にキリスト教徒は1%も居ないから、聖書なんてあまり読みません。

まして旧約聖書に目を通す暇人なんていません。

旧約聖書の中にエゼキエル書と言うのが有ります。エゼキエルは今から2600年前の預言者です。

旧約聖書の預言は、かなり壮大な人類歴史の総仕上げになります。人類総出演です。

その昔ノアの大洪水があって、そのノアに三人の息子が居ました。セム·ハム·ヤペテの三人です。そして現在の80億の人間は、全員がこの三人の末裔だと言うのです。

この三人の末裔たちが、善と悪の二手に分かれて、神側と悪魔側の最終戦争に向けて、例の聖地に魅せられたように引き寄せられて行くのです。

さてこの筋書きと言うか脚本通りに事が運ぶかどうか人類の浅知恵では予測不能です。

「神無き時代」の「神無き世界」に、無神論グローバリストたちは、人類の総仕上げに向けて、そのお務めを果たします。

競争社会が、生存競争や軍拡競争や覇権争いをもたらします。

世界中が国別対抗で、経済競争を強いられ、弱小国は最初からビリを競うしか有りません。

この間違いの元凶は、GDPで国力を測定したことです。この詰まらない数字に各国は翻弄されました。

だから国家と言う単位を廃止すれば、人類は幸せを手に出来ます。

ドルが紙くずになったら、デジタル人民元になるのか?そんな事には成りません。

大国は間もなくことごとく消滅するからです。

そして野菜も電力も地産地消の時代がやって来ます。つまり電力料金が値上がりし過ぎる事で、料金無料のフリーエネルギーがついに登場できるのです。「陰極まりて陽となる。」です。

食料自給率が低いと騒ぐ人が居ます。国家を単位に計算する時代は終わります。つまり官僚は徐々に解雇されていく。食料自給率が低く過ぎて飢え死にするのは、オフィスビルや高層ビルで働いているからでしょう。

飢え死にしたく無ければ、自分たちで食べ物を自給自足し、地産地消するしかない。

国別で潰し合う世界観が、分離と分断の末路です。つまり国家の滅亡を体験して、それに一喜一憂し、赤勝て白勝てと互いの応援する連合軍に付いて、滅び行く自分たちを体感するのです。

つまりアセンションとディセンションが、同時進行的に起こり、滅び行く者たちには、神の栄光など全く目に入りません。

さてエゼキエルによる世の終わりは、アセンションする人たちには、どうでもいい話です。

でも滅び行く人々には関心の有る、気になる話なので、その壮大なストーリーをエンタメとして語ってみましょう。

幾つも有る並行現実の中で、エゼキエルの預言通りになる世界線も有り得るからです。

勿論聖書解釈なんて星の数ほど有ります。どれが正しい聖書解釈か誰にも解りません。

だからエンタメとして語ると、現在の世界情勢や世界観と随分違って来ます。

つまり西洋文明とか西側先進国は、もはや主役では無く、何とロシアが主役なのです。

つまりパラダイムがガラリと代わります。即ち「西側先進国の堕落と没落」こそが影のテーマなのです。そもそも西欧もアメリカ大陸も最終決戦の舞台では有り得ず、彼らはその途中過程であっさり消え去っていくのです。

だから西側の価値観でああだこうだ言ってる人たちは、全員置いて行かれます。

じゃあグローバルサウスや中東や中国が台頭するの?いいえ彼らも脇役の域を出ません。

これが聖書預言の興味深い処です。つまり西側に取って代わってみたいな、小手先の見方は通用しない処が興味深い点です。

つまりもっと大きな枠組み、善と悪の最終決戦と見れない故に、中国がとか中東がと言ってしまうのです。残念でした。

そうでは無くて、世界200カ国がそれぞれ各国共に、衰退と没落と内乱でボロボロになりながら、闘いに明け暮れるのです。馬鹿だね。だって「和を以て貴し」が無いんだから。

核戦争は回避できたとしても、わざと食料危機に持って行くので、まあ普通に餓死しちゃいます。

こうなると先進国だから有利とか、軍事大国だから有利なんて事は全く無くて、エネルギーと食料の争奪戦になり、だからロシアが浮かび上がり、悲しいかな西側先進国は、こぞって沈んで行くのです。

さてセムハムヤペテの子孫たちが入り乱れて、主導権争いをしながらロシア連合軍に合流して、西欧を縦断していくとなると、西欧諸国はビビります。

そして彼らの多くは、このエゼキエルの終末予言に、実は内心怯えています。

強がって見ても所詮人間の「から元気」だから、たかが知れています。首脳会議を度々開き、互いの生存を確認し合い慰め合い、現実逃避に走る事しか出来ません。

兎に角、雌雄を決すべく関ヶ原に大集合みたいに、例の聖地に大集合するしか無いのです。巨大なブラックホールに人類全体が吸い寄せられ吸い込まれるのです。

セレブたちは南の島で現実逃避に耽ります。でも天変地異や疫病や地軸の変動で、何処が安全とは言え無くて、地下シェルターに居たら、大洪水で水没し其処で溺死してしまいます。

こうなると、偽預言者や偽の救世主も登場して訳が解りません。

やっと善の軍勢が大勝利して、救世主が登場したのに、実は彼が偽のメシアだったりして。

苦労の末に建設された第三神殿が本当は神の宮でないので、幾つものトリックとトラップに引っ掛かる人々が続出します。

ユダヤ人もイスラエル人も、キリスト教徒も皆んな罠にはまり、神の王国に入れない可能性が有ります。

裏の裏を描いて、表が裏で、神が悪魔で、もうエルサレムは聖地じゃ無かったとか言い出して、荒唐無稽な聖書解釈が結局正しかったと、一件落着に至る訳です。

運が良ければ各国民は、自国の国家滅亡を体験できる歴史の生き証人になれます。早々にコロナやコレラであの世に行ったら、歴史の目撃者には成れません。自国の滅亡をしっかり見届けて語り草にして下さい。「もうミサイルが飛び交って、食い物は無いし、道路は水浸しで救急車も消防車も来ないし、救助ヘリは整備不良で墜落するし····。」

やはり宇宙船に助けて貰うしか無いのかも?逃げ惑うから災難が追い掛けて来る。世の終わりの肝試し大会は、自分の中に有る恐怖心や不安感をどうするかと言う「人類の精神構造への挑戦」なのです。

人類が滅亡したらどうしよう、国家が滅亡したら大変な事になる、そういった「人類に共通するワンパターン心理」からの脱却が試されるのです。

自分の恐怖心が、自分を滅亡させる訳です。自分の中に有る不安や心配が、不安と心配だらけの未来を引き寄せてしまうのです。

だとしたら安心や安全や安堵感は、どうすれば引き寄せられるのか?80億人一人一人がその答えを見つけ出すチャレンジタイムがやって来るのです。実にワクワクしますね。



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