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「豊かさ( abundance )」の捉え方

今現在自分は豊かじゃ無いと感じている人は、何とかして豊かさを手に入れたいと切望し躍起になる。

つまり「今自分は豊かじゃ無い」とは、現状を把握した訳です。言い換えると、現実を認識してしまった訳です。80億人いたらほぼ全員が、こうした現状把握や現実認識をやらかしてしまいます。誰がそんな事しろと言ったんでしょうか?人間は自動装置として、条件反射的ロボットとして、現状を認識し把握してしまいます。

そんな事をしてるから、「貧困と貧乏の無限ループ」になる。現状なんかどうだって良いんです。現実なんか認識しなくていいんです。

今自分は豊かじゃ無い。だから豊かさを手に入れたい。これは「豊かで無い自分」をスタート地点にしたので、たとえ一時的に豊かさを手に入れたとしても、それは一過性で長続きしません。必ず豊かじゃ無い自分へと戻って行くからです。

「 Abundance is not something we acquire. It is something we tune into.  」

今豊かじゃ無いから、自分は豊かさを「手に入れたい(acquire)。」それが万人の陥り易いマインドでしょう。ところが「豊かさって獲得すべき何かじゃ無い。」

「手に入れる」とか「獲得する」というのは、「現に今無い」を前提にした心理状態です。

「全ての現実は、自分が出発した地点に帰って来る。」それが宇宙の仕組みなのです。

だから自分の出発点が、「貧しい自分の現状把握」では駄目なんです。

ではどうすれば良いのでしょうか?「スタート地点が何処なのか」をはっきり自分が意識します。貧しさの現状把握からスタートしてはいけません。

「私は既に豊かです。」

現状把握や現実認識じゃ無くて、私は豊かと「宣言し、定義してしまう。」

現実認識が何故駄目かと言うと、現実からスタートしてしまったゆえに、すぐまた現実に戻って来て、常に貧乏な自分へと逆戻りしてしまうからです。

「現実世界とは何か?」

多くの人は現実世界の仕組みが分かっていません。現実世界とは、ネガティブスパイラルしてるか、ポジティブスパイラルしているかの何れかです。そして大多数の人生は、ネガティブスパイラルを繰り返しています。出発点がネガティブだからです。

現状を把握したら、人は必ずネガティブな気分になります。

打開策は何でしょう?

「宣言」と「定義」から出発すれば良い。

「私は既に豊かです。」

そう宣言してしまう。其処から人生をスタートさせます。すると出発点が「豊かさ」だから、紆余曲折あっても必ず豊かさに戻って来れます。

支配者は、民を貧しさに留め置く為に、宗教や社会思想を駆使して、「清貧や貧しさ」を説いて廻ります。民はころっと騙されます。

皆んなが豊かになってしまうと、支配層なんてもう要らないと気づいてしまいます。

大富豪たちは、大金持ちをイーロン・マスクやビル・ゲイツといったごく限られた人たちだけに限定したい。もしも皆んなが豊かになってしまったら、今居る大富豪はその希少価値を失い、その他大勢に成り下がってしまいます。

だから彼らは庶民や一般国民を、底辺に釘付けにして置く必要が有るのです。庶民は、血税を搾り取られ続けるだけの生き物なのです。「現実を直視しろ」あなたたちは貧困生活を続ける清貧な人々でしょ?今のままでいいんだよ。

豊かに成らなくて良いんだよ。競争社会に疲れ、落ちこぼれて鬱になっていいんだよ。

皆んなが豊かになる社会は、ピラミッド構造の社会じゃ絶対に無理なんです。つまり現状の国家は、崩壊する運命なのです。

「大国は小国化する。」

何故って個人主義とエゴが、国家の分裂を促進するからです。各国の大統領とは、自国を国家滅亡させる原動力に過ぎません。

自分の人生の豊かさや貧しさは、各自が自分で、創造していく時代なのです。自分の不幸を社会や国家のせいにする時代は、もう終わりました。

あなたの街にミサイルが着弾するのは、あなた自身のせいなのです。大統領は自国民を苦しめるのが、そのお役目なのだと気づきましょう。

そういう訳で、自分の人生を豊かさからスタートさせないと、貧しさは無限ループしてしまいます。

「私は既に豊かです。私は常に豊かです。」

現実を認識したから、そう思ったのでは無くて、そう宣言し、そう定義して、人生をスタートさせたから自然とその通りに成るのです。

自分の為すべき事は、身の周りに豊かさを見つけ出し、それを愛でていくだけの日常で良いのです。豊かさとは、苦労して獲得という形で手に入れるべきものでは無くて、単に周波数を豊かさにチューニングするだけで良いのです。


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