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孤独を楽しむ

初めて行く場所は、慣れてないから怖いしドキドキします。それは何歳になっても変わりません。冒険家だけが冒険しているのでは無くて、誰もが日々プチ冒険をしています。人生経験を
積んで100歳過ぎたとしてもまだまだ初めて行く場所は無数に有ります。初めて行く旅館とか初めて食べるふぐ刺しとか。人は一人では生きていけないが、一人の時間を持たないと、人であることも出来ません。

「孤独のグルメ」とか「一人カラオケ」とか「一人焼肉」と言うのが其れなりに受けるのは、本当に楽しみ尽くすにはそういう方式がベストだからです。皆んなと一緒にワイワイやっても楽しいけど、一人の時間を満喫することはそれ以上に大切なのです。

自分の居場所を確保する。それはとても大事な事です。貧乏だと一部屋に家族皆んなが雑魚寝するので、自分の孤高を確保出来ません。

先進国で出生率が低下するのは、理由が有るのです。一人一部屋が人間の有るべき理想だからです。難民キャンプでは皆んなが犇(ひし)めき合って暮らすしか有りません。

フランス革命で人は「自由」を勝ち取った。米国で「奴隷解放宣言」が為されました。

つまり人間は他人に支配されず差別されず、自由に生きたいのです。でも実際はまだ支配され干渉されていて、完全に自由とは言えません。

逆に言うと、他人を支配したい奴隷にしたい、他人の人生に干渉したいと望む困った人たちがまだ生息中なのです。

孤独を楽しみ、孤高を満喫する。それが宇宙の有るべき姿です。

ところで孤独で居て何故寂しくないのでしょうか?それは「本当の自分」と繋がっているからです。孤独で居ると寂しくなるのは、本当の自分と繋がっていないのです。宇宙全体とwifiで繋がっているなら少しも寂しく有りません。人間である他人と繋がっても、他人はあくまで他人なのです。だから先ずは「本当の自分」と繋がる必要が有るのです。

言い換えると個として精神的に自立する必要が有るのです。つまり「初めてのお使い」みたいに、「一人で出来る」事が大事であり、それが自身の喜びなのです。

例えば自分の身体に出来た病気を自分が「一人で治せた」ら、その喜びは格別でプライスレスなのです。

人間界はまだ「既製品社会」です。各自がオーダーメードで特注する社会、それが来たるべき未来社会です。皆んなと同じスニーカー履いて楽しいのは、精神的にまだ幼児だからです。

人と同じのは嫌だ、それが自分の独自性と言う個性、掛け替えのない自分なのです。

宇宙は一つでありながら、無限無数個の個人を生み出しました。つまり「一即多、一即無数」ですね。自分が他人と同じだったら自分である意味が有りません。自分が他人と違ったオリジナルな個である事で、宇宙の無限な多様性は実現されるのです。

自分とは、この宇宙で唯一無二の自分です。「私は独りぼっちだ、孤独だ、寂しい。」と嘆き悲しむのでは無くて、だからこそ他人に干渉されず支配されず、自由に何でもしたい事の出来る「最高最善の自分」なのです。

現状の人間社会は一生懸命汗水垂らして働いても、半分は税金で持って行かれます。これは狂った社会だから真面目にお付き合いする必要は有りません。

そう言う訳で、自分の好きな事をやる時間を確保しましょう。今コーヒー飲みたいけど、仕事中だから我慢我慢、それ間違ってますから。自分優先の人生で良いのです。

「支配されるな、被害者になるな。」それは人類一人一人が、これから実現して行くべき緊急の課題です。支配を許しているから虐待されるのです。

「私は自由だ。」このアファーメーションが人類各人に不足しているから、奴隷や兵士や囚人になってしまいます。

あなたは、「私は社畜、私は底辺」と毎日アファーメーションしていませんか?折角この世に産まれて来れたのに社畜続けてどうすんの?底辺やってる場合じゃ無い。

自分が好き勝手に生きる、したい事して生きる。それを許さないのは、例えば「私はWワークしないとやってけ無い」と言う「自分の思い込み」が大前提だからです。

「しゃかりきに働く」より「自分の時間」をたっぷり取る方が大事なのだと気づきましょう。

人生とは、「自分時間の確保と満喫」なのです。自分の貴重過ぎる時間を他人様に差し上げ過ぎたら駄目なのです。



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