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慾望の赴くままに

人間は感情の動物であり、慾望存在でもある。ついカッとなって人を殺めたり、遊ぶ金欲しさに人を殺したり、色んな人がいる。
欲界があって色界がある。自分を欲界の住人に留め置くことも出来るし、色界へと引っ越しする人もいる。人生はすごろくゲームなのである。上がってもいいし、同じ所をぐるぐると堂々巡りして一兆年過ごしても良い。どんな人生にしたいかは、各自の自由である。極悪非道な人間でもいいし、聖者を目指してもいい。聖者の振りするだけでも別に構わない。戦に明け暮れてもいいし、女遊びに熱中してもいい。自身の人生を下らない取るに足りない人生にしても、それは自身の自由である。

欲界で一兆年遊んでもいいし、色界へと駒を進めても構わない。進化してもいいし、霊魂として退化の一途を辿ってもいい。自己の消滅を願ってもいい。不老不死を追い求めてもいいし、戦場で戦死してもいい。病気で死んでもいいし、健康長寿を追い求めてもいい。要は自身の方向性をハッキリさせないといけない。千人切りを自慢したいのか、千人を助けたいのか、動物を殺して舌鼓を打ちたいのか、一体あなたは何がしたいのですか。この世で悪事に耽りたい、そういう人もいます。金の亡者もいます。女にだらしない人もいます。自分の人生を好きなように生きたらいい。
人間を卒業して神人類に進化してもいい。退化してアメーバになってもいい。来世は大腸菌になりたいです、そういう人もいるかもしれない。人間界に留まり続けたい人もいることだろう。
進化と退化の狭間で霊魂は選択を迫られる。あなたは天から堕ちて良かったと思いますか。誰も答えを教えてはくれない。


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