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文学、映画など ゴジラとガメラも好きです

『クラゲの海に浮かぶ舟』北野勇作 何回目かの読了

この時期の北野勇作作品の感性の瑞々しさ、徳間デュアル文庫の執筆陣の豪華さに改めて驚かされる。 小説の語り手や登場人物は、読者の容れ物である。この小説はそのような...

『ウィンドアイ』ブライアン・エヴンソン

行きて帰りし物語ではなく、行ったまま帰ってこない物語、時には帰ってくることもあるが、決定的な変質、欠損があり、かつての彼、彼女、自分自身ではなくなってしまってい...

『トロピカル・ゴシップ』(管啓次郎)について

興味と読書のシンクロニシティの向かう先はやはりドゥルーズなのではないかと思う。それからベンヤミン。早く、読まなければ。 文化の、人種の混血、旅、越境、支配の論理...

フォークナー『アブサロム、アブサロム!』

率直な感想まあイライラする。どうしてああも頑迷固陋になれるのかと(ローザ)。復讐、南部の価値観、の体現者であるローザのゆがんだ目線による語り、彼女は全てを見たわ...

『ウィッチ』

とても怖い映画だった。観ている間、背筋の寒気が収まらなかった。何が怖いのかと考えるより先に、言語化できない恐怖に身体が反応している、そういう怖さだった。 映画の...

『15時17分、パリ行き』

観たのは去年だけど。 考えれば考えるほど変な映画だ。こんなテレビの再現ドラマみたいな話がどうしてこんなに面白くて、泣けてしまうのか。 「実話を基にした」という謳...