sora tob sakana は自分にとってはblankey jet city以来のおそらくほぼ全曲を把握しているアーティストです。
他にも好きな音楽はたくさんありますが、「このアルバム好きだな」とか「この曲好きだな」くらいでほぼ全曲知ってるというアーティストはこの2組だけです。

ポストロックやマスロック、エレクトロニカ等を基調とした音楽ですが、自分が特に魅力を感じるのがメロディの美しさです。

また、メンバーも素朴でありながらもそれぞれ魅力的で、誰が突出するでもなくそして埋もれることもない良いバランスで成り立っていると思います。

それぞれメンバーに関して至極個人的な見解を書いていこうと思います。

歌に関して

とても個性的な歌声で初期の頃は甲高く突き抜けてくる印象でした。しかし、後期は個性的な歌声ということに変わりないもののかなり切なさが付与された印象がありました。特に後期における「ribbon」や「world fragment」ではそれを顕著に感じました。
また全員で歌うユニゾン部分では調和されている中でも芯を通すような役割を担っている感覚があります。
ある意味ではsora tob sakanaを決定づける歌声だと思います。

ダンスに関して

メンバーの中で1番身長が低い（147cm）が動きが大きくとてもしなやかで余裕があり可愛らしいダンスだと思いました。運動神経の良さを感じる。ダンスにおいては寺口夏花さんのダンスが個人的には1番すきです。

歌に関して

初期はどこか少年ぽさがあり不器用な感じがありながらも何故かクセになるような不思議な歌声。初期から中期にかけて様々な歌い方に挑戦しておりすごく努力家という印象がある。後期においてはボイトレの先生がついたということと努力家の性格のためか歌が格段にレベルアップしておりメンバーの中で目に見えて歌が成長したのは神﨑風花さんだと思います。
そのため後期は、どの曲のどこを歌わせても安定感がとてもあり歌の土台を作る役割を担っているように感じました。

ダンスについて

元気が溢れていてキレがある印象。笑顔が多く見ているこちらも嬉しくなるような振る舞いが多く1番アイドルらしい存在だったと思います。

歌に関して

初期の頃はとても無垢な印象で何も色付けされてない等身大の歌といった印象でした。後期に関してはそのピュアさは増す一方でさらにどんどん透明感も付与されていくという恐ろしい事になっていました。sora tob sakanaの曲は彼女の為に作られているんじゃないのか？と錯覚してしまうほど曲と歌声がマッチしている感じがしました。
個人的には初期の頃から一貫して山崎愛さんの歌が1番好きです。


ダンスに関して

歌と同様にピュアな感じがある。少し不器用な印象もありますがところどころで垣間見せる動きや表情がとてもキュートで、なんというかやはり山本精一さんが言っていた（曖昧な記憶なので確かではありませんが何かのインタビューで読んだ気がする）「ピュアなものには敵わない」という事を再確認しました。

歌に関して

初期の頃から完成されていた印象で透明感があり伸びやかで切なさのある歌声だと思います。これは推測ですがプロデューサーの照井さんは曲の重要なパートを彼女に割り振っていたことが多かったんじゃないかと感じています。切ないメロディを彼女が歌うと胸が締め付けられるような感覚になります。

ダンスに関して

表情豊かでポップでかっこよく元気な印象。客を煽る時は若干オラオラ感もあり1番ライブを盛り上げようとしていた感じがします。キャラクター的には他の３人とは違う印象（いわゆる陽キャ）に感じました。しかし、これも推測ですが彼女がいた事によって保たれていた事がたくさんあったんだろうなと思います。

以上です。
実際、のめり込むように好きになったのは解散が決定してからです。それまではYouTubeでたまにライブ映像をみたりしていただけで、ライブがあったら行ってみたいなぁとは思いつつ、アイドルのライブに行った事がないので、色々作法とかあるんだろうなぁとか居心地が悪かったら嫌だなぁとか思いながら何度かチャンスがあったものの行けませんでした。
でもある日、野外のフリーライブがありこれなら行きやすそうだと思いライブを観に行くことができました。
実際、目の前にしたメンバーはまるで天使のようですっかり魅了されてしまいました。その時は「flash」のリリースイベントでした。
ちょうどその頃、自分の環境が変化した頃で毎日が結構辛かったので、心の支えのように毎日「flash」を聴き続けていました。
次ライブがあったら絶対ライブ行くぞと思っていた矢先コロナ禍に突入、そして解散発表。結局ライブに行けたのはたった一度きりになってしまいました。
でも一度でも見ることができて良かったと思います。
こういう事が起こり得るのでなるべく見たいライブややりたい事は先送りせず可能な限り実行すべきだと思いました（実際は全然出来てませんが、、、）。

あまりに好きすぎて文章に残しておこうと思いました。解散から2年、今でも好きです。
なんか気持ち悪い告白みたいになってしまいましたが、以上です。