不意の病は生き物の宿命

今この現代の医療の進歩にも拘わらず予期しない不意の運命に委ねなければならない事もあります。徳島出身のテレビコメンテイターの女性が乳がんのために亡くなりました。10年も前に治療を開始して最近再発が発覚して急逝となってしまいました。戦後医学の進歩はめざましく頭脳の明晰な人々が医者になりましたが大多数の人は治療の分野に行き、残念なことに研究者になる医師は少なく本当の医学の進歩は期待するほどの成果はないと思います。再生医学も思うように進化していないしノーベル賞を受賞したips細胞の実用化も未だ開発段階である。日本の医学の指針が少し自由すぎてお金にならない分野に人が集まらないのは困ったものです。何百年前の状態からすれば勿論かなりの進歩はあると思いますが偶然な予期しない運命の終わり方にもう少し真剣に取り組まなければならない。原子爆弾が落ちて多数の人が亡くなりそれでも戦争を早く終わらせたいというアメリカ人の考え方をもう少し理知的に人道的に冷静に地球に住む生物を想わねばこの世には明日はない。そして飛んで来るハエや蚊が人によって一瞬のうちに殺される事も人類にも起こりうる現実を考えてみたい。命というものは簡単に消えることは自分にも起こりうるわけだ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?