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「今あるもの」から居場所づくり。

こんにちは。IKOI.Aです。
山のふもとのとある都市で、マイペースに暮らしています。

数年前に団体職員をやめ、以前からやりたかった作曲活動を始め、
今は二つの仕事(アルバイト)の合間に音楽のこともやっています。

このnoteは、私のように、周りの影響を取り入れすぎて疲れてしまいがちな人や、人の気持ちを組むことに疲れやすい人に向けて書いてます。
もし、そういったことで悩んでいる方がいたら、何か参考になればと思います。

​自分の性質を生かす

私は、勉強はそこそこできたけど、友達づきあいが下手で、
相手の顔色ばかり気にしている学生でした。
そして、そんな自分を変えたいと長く思ってきました。

ですが、変えることよりも、そんな自分の性質を生かすことに
意識を変えました。
気の合う友達が少なければ、自分の存在はむしろレア。
人にできないことができるかも。

そこで始めたのが、作曲でした。
これなら一人でできるし、作品ができたらネットにアップすればいいだけ。
ちょうど団体職員をやめた直後だったこともあり、音楽活動をすることは
母からは猛反対されましたが、結果的には仕事にも結びついたので
(音楽が縁で、今の職場の上司と出会えた)
いい選択だったと思います。

自分の資源を生かす

私はずっと自分自身のコンプレックスに悩んできましたが、
不思議なことに、「物」や「お金」について悩んできたことは少ない半生でした。
もちろんそれは、なんだかんだで物質的、金銭的に恵まれていたから
なのかもしれません。
でも、それは自分自身にとって「資源」だなと。
常に物やお金に困らない、その状況。
これを、困りまくっている「繊細な気質へのコンプレックス」の解消に割り当ててうまくバランスを取ること。
そこに集中しました。
つまり、性質、資源、環境など、「今あるもの」に注目するようにしました。

お金の使い道

音楽活動への投資、にまずはお金を使いました。
機材費や、ステージ演奏にかかるお金。CD作成代(手焼き)。

そして、次に、にお金をかけました。
近くにあった古本カフェに、自己啓発系の本がたくさんあったので、
そこで気になった本をいくつか買いました。
おすすめは、
1. 影山知明さんの「ゆっくり、いそげ」
>お金のこと・幸せにについて考えさせられる本。
2. 玉川真里さんの「「自分思考」のすすめ」
>他人にも感情にも振り回されない方法 という副題の付いた本。

また、音楽活動をしていく中で、
たまたま居心地の良いカフェを見つけたので
そこに午前中の20分ほど、毎日通うようになりました。

自分と向き合う

何かと人からどう思われているかや、世間の価値観など
気にしてしまってつらい状況に陥りがちな私でしたが、
自分の心地よさ、自分の体や心がどう反応しているか
そういうものに耳を澄ませる余裕がやっと出てきました。
もうだいぶ歳いっているけど、両親にお世話になっているし、
稼ぎも多いとは言えません。まだまだ悩む時もあります。
2つのアルバイトも、スケジュールを組むのに余裕があり、
一人作業、少人数作業が多く、適性に合った内容だから
続けられているのだと思います。

今、自分の性格が災いして、仕事や生活に悩んでいる方は、
少しでも今の自分にあることを意識してみるといいかもしれません。

・自分の性質(どんな性格か、など)
・自分の資源(何を持っているか、どんな環境に置かれているか)
・資源の使い道(持ち物や環境をどのように生かしていくか)
・自分と向き合う(実際に動いてみて、自分がどう感じたか、データをとっていく。試行錯誤する)

ただ、こういったことは基礎的な気力、体力、経済的な余裕など、
基盤になるものがないと一歩踏み出すのさえ難しいと思うので、
まずは意識するだけでもいいと思います。

私はこの方法が自分に合っていると思うし、
少なくとも以前より生きやすく、穏やかな気持ちで生きられていると思います。(先のことはわからないけど)
そして、自分が穏やかな心持ちだからこそ、
他の人への思いやりの心が持てるのだと思います。

なかなか自分に合った職場や生活環境を探すのは大変なことだと思いますが、
「今あるものに着目して、生かす」方法は、結構有効なのかなと思います。

IKOI.A
http://ikoi-a.link/

(コメントに返信は返さないかもしれないです。(気が向いたら))

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