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藍×茜交流会開催レポート

こんにちは、イコマドスタッフのはるです。
2月25日に「藍」と「茜」の事業をされているお二人を招いた交流会を開催しました。普段交わらない「藍」と「茜」、事業をされているお二人は年齢も起業スタイルも異なっています。そんなお二人の事業に関する様々なことをお話しいただきました。今回はそのイベント当日の様子をお伝えしたいと思います。


登壇者紹介

Indigo classic 小田 大空さん
大学在学中より『藍』の仕事に就くのが夢で、求人を探すも見つからず、大手アパレルメーカーに就職。 2019年、『地域おこし協力隊』を利用し、約3年勤めたアパレルメーカーを退職、徳島県坂野郡上板町へ移住。2020年、indigoclassicとして活動開始。約2年半の修行を終える。 2022年、地元・奈良にて『藍師/染師』として独立。

一般社団法人日本アカネ再生機構 代表理事 杉本 一郎さん
一般社団法人日本アカネ再生機構の杉本一郎です。 1952年、大阪府忠岡町に生まれて現在72才。毛布織屋に育ち、繊維大学に学び、京都の織物会社で勤務。子供の頃より繊維畑を生き続け、企業退社後、2009年に自生の日本茜を見つけて以来、幻化して800年の高貴なJapanRedと言える日本茜の色彩文化を今の世に再生し、継続的需要を創り出す為の活動を行っています。これらを第2ステージのライフワークとしている。


トークセッション

まず小田さん、杉本さん、そしてナビゲーターとして声にまつわるお仕事をされているつぼみさんの3人によるトークセッションを行いました。小田さんと杉本さんに事業に関するキーワードそれぞれ5個ずつを挙げてもらい、そのキーワードを起点に和やかな雰囲気でお話が繰り広げられました。

なかなか聞くことのできない藍と茜の染師同士の対談。同じ染色を行うお二人ですが、それぞれ異なる事業への考え・想いがあり、皆さん興味深く聞いておられる様子でした。一方で、お二人とも共通して失敗を失敗と思わない、失敗なんて無いと仰っていて、参加者の印象に残ったようでした。

上段:小田さんのキーワード 下段:杉本さんのキーワード


まきこみタイム

参加者の皆さんに付箋をお渡しして、登壇者に質問したいこと、自身が取り組まれていることなどお話ししたいことを書いて頂き、それをもとに参加者の皆さんも一緒にお話しする時間でした。
染色に関わることから、血液型は何ですか?といった雑談まで皆さん様々なことをお話しされていました。

付箋をみんなで書いてホワイトボードに貼ったことで、全員が参加している感じがあったようで良かったです(^▽^)


組紐作成

実際に藍染と茜染して頂いた糸を用いて、全員で組紐を作成しました。はじめは皆さん苦戦されていていましたが、出来るようになった方が周りのサポートもしてくださり、難しさが交流のきっかけになったのではないかと思います。しかし、作りながらの会話はやはり難しかったようです💦


交流タイム

杉本さんが用意くださった茜色に染まったゆで卵や、だいどころ飛鳥さんのおにぎりを食べたりしながら、自由に交流して頂きました。
杉本さんが用意くださった茜染めされた品々を見に集まっている方、登壇者とお話しされている方、参加者同士でお話されている方と、常時にぎやかな雰囲気でした。コラボレーションして一緒に製品を作ろうという話も聞こえて来て、今回の交流会を企画した甲斐がありました。
終了の時間が来ても、皆さんまだまだ時間が足りないようで、時間配分に関してはもう少し工夫が必要でした。

茜染された卵
だいどころ飛鳥さんのおにぎり


最後に

登壇者と参加してくださった皆さん、ありがとうございました。
イコマドは今後も様々なイベントを開催してまいります。ご参加お待ちしています!

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