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ブリュッセル①【10年の記憶を埋める旅】

こんにちは。いこです。
ベルギー🇧🇪のブリュッセルに来ています。

ベルギーはとても思い出深い場所です。
約10年前、初めての海外旅行で選んだのがベルギー。

当時はツアーでの参加で右も左も分からず、しかも現地で持病を悪化させ、そのままにしていると命に関わったので入院。

初めての海外で、言葉も分からないままに入院する心細さたるや……

退院してからなんとかブリュッセルに到着したのが12月31日。
年越しをグランプラスで迎えました。

そんな思い出のあるベルギーですから、もう一度訪問できて、とても感慨深いです。

今度は健康そのもの。
全力で楽しんでみようと思います!

グランプラスに行ってみよう

それではブリュッセル観光の中心地グランプラスに行ってみます。

↑これこれ! 蘇る記憶。

↑最も大きく豪華な市役所。

約10年前の12月31日、この建物に、プロジェクション・マッピングで、巨大なサンタクロースが投影され、くるくると回っていたんです。

海外旅行が初めてだった僕には、あまりにも印象が強烈で、今でも当時何をしたか、何があったか、事細かに思い出すことができます。

広場の角にあるチョコレート店で、職場の人たちへのお土産を買ったとか。

ブリュッセルのがっかり名所「小便小僧」にやっぱりがっかりさせられたとか😅

町を歩いていたら発砲音が聞こえてきて、若者が警察につかまってたりとか。(その後何人か亡くなってたことが判明。危険すぎる)

そんな印象深いブリュッセル。電動キックボード🛴が街中に転がってる以外は、そんなに変わってないように見えましたね〜。

個人的に変わったことといえば、10年前よりビールに詳しくなった。

ブリュッセルの街は、ビール専門店だらけです。ふらっと入ったお店でも、100種類以上置いてあるのがザラです。

当時は何も知りませんでしたが、今ではそれが宝の山だと分かる。また後でのぞいてみることにします。

↑ショーケースのカラフルな小便小僧。ああ、しょうもない……。。こういう、ちょっとしょうもないところも、ベルギーの魅力。

ムール貝を食べながらベルギービールを飲んでみよう

ベルギーの名産といえばムール貝です。しかし前回は入院したので食べ逃していました。これはぜひとも食べてみなければなりません。

↑こういういい感じの路地を抜けて……

↑有名店「Chez Léon」(シェ・レオン)へ。

ここはムール貝が有名な店らしいので、さっそくムール貝の入った料理を注文。

小エビとムール貝のパスタ。ドイツでは肉料理ばかりだったので、魚介とパスタという組み合わせがひたすらに嬉しい。

↑友人はバケツでムール貝を食べてました。白ワイン蒸し。しかし美味しすぎるので、ムール貝だけでお腹を満たせます。

クロケット。クリームコロッケみたいなものです。日本人にも馴染み深い食感なので、好きな人多いはず。

↑食事と一緒に飲んだのがこれ! Leonの特製ビール! このレストランのために醸造されたという貴重な逸品。

このビールはですね……
スイーツです。

何がスイーツって、苦味は少なめで、ほんのり甘いんですよ。オーソドックスなブロンドビールなのに、隠し味が増えてる。

厳格な製法で作られたドイツビールに慣れた舌には、明らかに邪道と分かります(笑)
でも美味しいんだよなあ……(笑)

ギネス認定、世界中のビールが集まるカフェへ

お腹をほどよく満たしたら、さらなるビールを求めてカフェに繰り出します。

カフェでビールを出す、というと不思議に思われるかもしれませんが、ベルギーではカフェっていうと「ビールを中心に出す店」のことです。

無数にあるブリュッセルのカフェの中でも、名店「デリリウム・カフェ」に来てみました。

↑ピンクの象のマークが目印。ブリュワリーがやってるビアカフェです。

このカフェは、取り扱っているビールの種類が2000種類をこえていて、なんとギネスにも登録されているらしい。

↑薄暗い店内で、夜な夜なご機嫌な人々の酒盛りが行われています。なお、アジア人はほぼおらず。

↑よく見ると、世界中のビール会社の樽の蓋? がカフェの壁や天井にくっついています。おそろしい数。

むちゃくちゃ過剰な装飾だけど、それがいい。唯一無二の空間を作り出しています。

デリリウム・トレメンス。

この刺激的で味わい深いビールの名前の意味は、ラテン語で「アルコール中毒による幻覚症状」。狂っている! だがそれがいい……。

↑ピンクの象は、幻覚症状を表しているんだとか。こんなのが見え始めたら、入院した方がいいと思う。

デリリウム・トレメンスにも、舌に来る苦味だけじゃなく、奥にじゃっかんの甘さがあるんですが、やはりドイツビールに慣れた舌には不思議な感じです。

ベルギービールって、デザートを食べているような気分になるんですよね。

油断してはいけないのがアルコール度数。このビールは、なんと9.0%。ビールにしてはかなり強烈です。その名前に偽りなし。

↑ベルギービールを下手に飲んであっさり潰れたことが何度かあるので、慎重に飲みます(笑)

ベルギービールは、ドイツやチェコのビールに比べると、度数が高いものが多いので、興味をもったばかりの方は、注意して飲んだ方がいいと思います!

夜のグランプラス

いい感じに酔いました。残念ながら幻覚は見えませんが、外は暗くなって、グランプラスが幻想的に光っていました。

昼とぜんぜん違う。

↑月が出てきた! 大丈夫、ピンクの象じゃない。よかった。

↑パノラマ写真。この美しさが少しでも伝われば幸いです。

↑空が暗さを増して、どんどんいい感じに。

↑広場の中心に座り込んで何をやっているのかと思ったら、UNOをやってました。青春だ。

↑踊り出したお姉さんたち。そりゃ踊りたくもなる。

ベルギー1日目はこれで終了。

10年前の記憶が蘇っただけじゃなく、さっそく、あらたに良い記憶が保存されました。

まだまだブリュッセルを楽しんでいきます。

p.s.

ブリュッセルのスーパーに売ってた農産物。

↑なんだこれ?? と思って調べたら……

なんとサボテンの実
こんな形してるんだ!!
味はわかりません。。

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