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[第9回]実はおすすめ、錦江湾シーカヤック体験のこと(体験プログラム紹介①)

本施設では、桜島を見るだけではなく「感じる」ための体験プログラムを、地元の事業者さんや住民の協力のもと提供していきます。せっかく島内に来たなら、フェリー乗り場から歩いて行ける範囲を数時間周遊するだけではもったいない!すこしコスト(時間やお金)はかかるけど、魅力を全身で感じるアクティビティをにもご参加ください。

今回は「シーカヤック」について紹介します。

そもそもシーカヤックとは

カヤックの歴史は長く、最も古いものは約6千年前のもので、ユーフラテス川畔にあるシュメール人の墓で発見されたものだといわれています。カヤックは太古の昔から人の移動手段として、あるいは狩猟や輸送の道具として、人々の生活を支えてきた道具なのです。形状は、船体の大部分が閉じていてコックピットの部分だけが開いているのが基本ですが、フィールドや遊び方によって使う艇が変わってきます。

その名の通り、海で使用することを想定して作られたのが「シーカヤック」です。ツーリング用はほかのカヤックと比較すると船体が細長く、直進性に優れているのが特徴です。波が来ても船内に水が入らないよう、座る部分以外はデッキが覆われています。海岸沿いを長距離漕いだり、島から島へ旅したりするような使い方に最適です。

SOTO ASOBI LIFE
カヌーとカヤックは何が違う?はじめに知っておきたいカヤック豆知識

体験内容について
南九州(桜島、錦江湾、屋久島、種子島、甑島、天草)を中心に各地でのシーカヤック、カヌーのツアーやトレッキング、サイクリングなどのツアーを行っており、桜島に事務所がある「かごしまカヤックス」さん。

今回は1時間半程度のプログラムに参加させていただきました。

時期:10月中旬
スタート・ゴール地点:レインボー桜島・レインボービーチ
費用:7,000円(税込み)
所要時間:1時間半(15時半~17時)
参加者:知人1名、他のお客様1名
スタッフ:1名(まなっちょ)
乗船時の持ち物:濡れても良い服装・靴、スマホ、飲み物、ハンドタオル
その他:乗船中はスマホの防水ケースを借りられます。
    体験保険をかけていただきました。

体験の概要はこんな感じです。

当日は「レインボー桜島」の入り口付近に集合して、歩いて「レインボービーチ」へ移動しました。アウトドアはあまりせず初のカヤック体験でしたが、砂浜で事前のこぎ方レクチャーがあり、乗船もサポートしてもらったので不安はありません。

カラフルなカヤックが映えます

今回は南の方へのコース(なぎさ公園の遊歩道沿い)を漕いでいきました。風や波はあまりはなく、ゆったりと自分のペースでこぎ、疲れたら休みということをだいたい30分程度して約1.5キロほど(体感)進みました。

海から見える桜島は絶景で、タイミングよく噴火してくれたので、皆でスマホを出して写真を撮影。桜島・噴火・海・カヤック・溶岩など、「ワイルド感満載」の写真になりました笑

防水ケースが曇って昭和感

漕ぎだすこと30分。メンバーにちょっと疲れが出てきて、まなっちょ(スタッフ)が休憩を提案し、皆で溶岩&石がゴツゴツのスペースで休憩になりました。一緒に参加したメンバーがお茶とお菓子を準備しており、それをみんなで食べました。

メニューは、かるかんのバター焼き、黒糖、スナック菓子、ハーブティー!かるかんのバター焼きは初めて食べましたが、最高です。火起こしセットとホットティーを準備しているメンバーに、本当に感謝しました。カヤックに慣れていない参加者だと、休憩を長めにとるらしいので休憩時のお楽しみがあっても良いかもしれません。

ブレイクタイムが上品すぎましたw

帰りは少し暗くなり、風が強くなり波が出てきました。それにより、すこし寒く、思う方向に進まくことが難しく、力が余分に必要になりました。私は気が付いたら集団から離れ、いそいそと力を入れて漕ぎ、巻き返しました。焦りました笑

無事にビーチへ戻り、皆で感想を言い合っておのおの帰りました。メンバーは、そのままレインボー桜島の温泉に入って帰宅したそうです。

アヒル隊長に見守られてほっこり

[参加する方へのアドバイス]
・カヤックに乗れば、簡単に進みます。最初は慣れないなと感じても、10~15分乗っているうちに体で漕ぎ方を体得していました。海に落っこちると思うこともなく、安心して体験することができます。
・ほとんど私は濡れませんでした。最初の入水時、休憩で岸へ降りる時、波しぶきがちょこっと来るくらいでした。また事前連絡で、レインウェア(500円)、ウォーターシューズ(300円)がお借りできるので濡れても良い服や靴がなくても気軽に参加できます。
・カヤックに実質乗っている時間は1時間ない程度でした。それでも十分乗ったなという印象があります。もっと短いコースもあるので、初心者や旅人はそちらでも良いかもしれません。
・10月の午後でよかった!初心者で午前中の夏などに参加すると、午後からやる気がなくなるかも笑 もちろんですが、カヤックに乗っている時間は日光を浴び、パドルをこぐ体力が必要です。なので自分の体力に合わせて、季節と時間を選ぶと良いかもしれません。夏は日焼け止めマスト!
・貴重品・荷物を預けたり、着替え場所があるので気軽に参加できます。
・季節によりますが、水にぬれても大丈夫な着脱できるウインドブレイカーのようなものがあると便利です。漕いだら暑いし、風がふけば寒いです。
・スイスイ進むことも、波に揺られることも楽しめます。私は揺られるのが好きでした。ゆっくりするにももってこいです。
・今回は知人と参加しましたが、カヤックに乗っているときは一人だし、他の参加者やスタッフとも適度にコミュニケーションがとれます。おひとりさまにも向いているアクティビティだと思います。
・今回は灰が降り、それは逆方向に流れていきました。自分たちの方向に来ることもあります。その時は諦めるしかありません笑

その他の連絡事項について

今回は1時間半のコースでしたが、他にもいろいろなコースや他の取組み(サイクリングやガイドなど)もしています。ぜひ自分にあった体験に参加してみてください。※画像をクリックするとサイトに行きます。

参加する前のQ&Aも丁寧で準備はばっちりです。

服装はこちらから確認することができます。詳しく書いてあるので安心です。

事務的なことについて
・費用は人数やコースによって異なります。今回のコースだと、
 1人の場合_12,000円
 2or3人の場合_7,000円(一人)
 4人の場合_6,000円(一人)  それ以上はお問合せください。
 金額はコースごとに明記されていますので、そちらを要チェック。
・申し込み締め切りは、2~3日前となります。
 当日参加を希望する方は、直接お問い合わせください。
・その他、細かいことはLINEで確認できます。
 体験希望の方は、ぜひお問合せください。

[かごしまカヤックス 基本情報]
担当者:カタオカマナミ
住所(集合場所):〒891-1419 鹿児島県鹿児島市桜島横山町1722
LINE:https://lin.ee/vFKXNxI    
SNS:Face Book
           instagram
LINEやSNSから気軽にご連絡ください。

それでは、海でお会いしましょう。Bon voyage!!

※写真は一部かごしまカヤックスさんからお借りしました。
※2掲載内容は、すべて令和5年12月現在の情報です。


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