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ひとりで旅に出てみたら③愛すべきバリ島男子たち

バリ島男子はあの手この手で
 私の旅のスタイルは、まち歩きができる場所に行き、現地の人の暮らしを感じながらおいしいものを食べること。ビーチでゆっくりという過ごし方は避けていた。一人だし。だけど、バリ島はビーチだけでなく、楽しめそうな気がして行くことに決めた。
 そこで出会った愛すべきバリ島男子三人を紹介します!

一人目の男 バイクの後ろに乗って

 到着したら夕方、何を食べようかなーと思っていたら「ナニサガシテイルノ?」と話しかけられる。日本で働いていたというこの男性は、日本語が上手。彼のバイクの後ろに乗り、たくさんのバイクと並走しながらバリ島の夜を疾走する。爽快。これこそひとり旅の醍醐味だと思い、ひとり旅サイコーと思いながらバリ島の風を感じていた。
 が、その後、バリのお守りというネックレスを買わされ、お土産屋に連れて行かれ、最後にはマッサージまで。だよね、だよね。そんなにおいしい話ってないよね。だまされたとしても、楽しかったからよしとしよう。

二人目の男 せっかくのデート気分が

 バリのウブドという、アーティスティックでおしゃれで、伝統も息づく場所に移動。田んぼが広がっているかと思いきや、おしゃれなお店、ヨガスタジオ。ここに移住したい!って思うほどステキな場所。
 ここウブドには、テガラランライステラスという有名な棚田がある。ここに行く公共の交通手段がなく、車をチャーターするしかない。チャーターした車のドライバーが思いがけず若い男子。話も弾み楽しい。デートみたい!なんて思いながらウブドの観光地をめぐる。なかよくなってくると「ポルノって見たことある?」と聞かれ、はい?と唖然としていると「ぼくと試してみない?インドネシアの男子との経験が増えるよ」って。車という密室空間でやめてー!せっかくデート気分で楽しんでいたのに!!ウブドの山の中だったので、ここで降ろされても危険と思い、やんわり断りながら、街中までなんとかそういうことはせずに、送ってもらいました。

三人目の男 バリ男子のあふれる情熱

 バリに来たならビーチへ行ってみるかと行ってみた。ビーチサイドにはパラソルやイスが並び、まさにリゾート。サーフィン教室もたくさん開かれていて、呼び込みがすごい。夕方には夕日を見る人でいっぱい。私もイスを陣取り待機。ちなみにイスは全て有料。ですよね。管轄しているお店で飲み物を買う方法もあり。
一人で夕日を待ちながらたそがれていると、サーフィンしない?と誘ってくる男子が。夕日見るからごめんねと断ると、また数分後に現れ、結局一緒に夕日を見るという・・・この日は、ちょっとくもっていてきれいな夕日ではなかったんですが。するとサーファー男子が「ぼくの家この近くだからこない?」はい?「ぼくはきみとの子どもが欲しいんだ!」と真剣に言ってくるものだから、うそだと思うけどすごい情熱。日本人男子にも見習って欲しいわー!

出会いは貴重 だけどよい人かどうか見極めよう
 ひとり旅は、話しかけられる確率が高いです。それが本当にいい人で純粋な出会いもあれば、お金や体目当ての危ない人もいます。やっぱり女子のひとり旅は危険なことは確か。海外に何度か行っていると、その危険察知能力が上がっていく気がします。でもそれに過信することなく、いい人かどうかを見極めて、楽しい旅にしたいものですよね!!

※2017年の話

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