7月18日
1年半近く愛用していた一眼レフカメラ Nikon D7200が、落下によりぶっ壊れてしまいました。

直接落としたのは僕ではないのだけれど、ストラップを垂らして机に置いていたので、完全に僕の不注意が原因な訳です。

上のパネルが浮いて、中身がチラチラ見えているではありませんか。
それだけでなく、前面のマウント周辺、内蔵フラッシュ周りに完全に割れ目が入ってしまっている状態です。
そっちはあまりに痛々しくて写真に収められなかったんです。

そして、シャッターは切れるものの、AFが効かない...

超ショックを受けながら、後日新宿のNikonサービスセンターへ持って行って診てもらったところ

・フレームまでダメージが入ってる。"高確率で修理不能"
・一応預かるが、"高確率で修理不能"
・残念だが、こうなってしまうと"高確率で修理不能"
・（もし運良く修理出来たのなら）修理費は概算で35,800円程度
・修理費がそれを上回る場合は連絡します

とのこと。
OMGGGGGGGGGGGGGGGGGGGGGGGGGGGGGGX7MK2

最悪の事態（修理不能）を想定して、

・いっそマウント乗り換え（ミラーレスへ）
・とりあえずD5300辺りを中古で買って繋ぎにする
・D7200をまた買う
・D7500かD500へステップアップ
・自分で修理してやろうか（？！？！？！）

とか色々考えてたけど、ベストはD7200が直ること。


そして、7月27日
とにかく、修理不能か否かだけ教えてくれ！！
という思いで電話したところ
「修理進行中です。修理費も見積額以内です。」
と回答が。ｷﾀ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━!!

そして、7月28日
「修理出来た。修理費安くなったよ。」
とSMSで連絡が。えええええええええええええ

そして、7月31日
感動の再会である。
パネル浮きも、割れも、全部無くなって、綺麗なD7200がそこに居たのだ

めっちゃ喜んでたら、

受付のお姉さん「もしかして修理前かなり酷い状態でした？」
僕「そ～なんです。高確率で修理不能って言われました」
受付のお姉さん「直って良かったですーー！これなら新品に買い替えたんだぜって自慢してもバレませんよ！！！！」

と受付のお姉さんも一緒に喜んで（？）くれた。ありがとうございます。
Nikonありがとう。ありがとう。

こちらが修理報告書。
いや、至れり尽くせりかよ。部品代安いかよ。神かよ。
ありがとうNikon。

という訳で、無事Nikon D7200が元気な姿で帰ってきました。
また、Nikonへの感謝の気持ちを込めて、お布施としてアクセサリー

ASC-01 メタルブラック （シューカバー）
スーパーワイドIIストラップ レッド（ストラップ）

を購入しました。

シューカバーは同じやつの銀を持ってたんですが、買い直し。
ストラップは、標準のものが大分ゴワゴワになっていたのと、引っ掛けて落とされてしまった悲しみを思い出しそうなので、ちょっと違うデザインのものに。

ロボアニメで、ボロボロになった主人公機が改修されてデザインもちょっと変わる、みたいなロマンあるじゃない？？それと同じです（？）

んで、SIGMAの30mmF1.4 Artを持ってきていたので、早速修理上がりのD7200に装着して、軽く新宿でスナップ撮影（）みたいなことをしてみました。

信号待ちでF1.4の暴力な猫じゃらし

鳥。

傾き補正仕切れていない上に見切れるという無能っぷりである

ありがちが過ぎる

人混みで徐行中のタクちゃんを咄嗟に撮った
ナンバーだけ消した

撮り手の腕やセンスはともかくとして、撮っていて思うのは、

やっぱり一眼"レフ"でしょ！

やっぱりD7200でしょ！

ということ。あと、

破損前より明らかにAFの精度が上がってる！！！！
レンズは社外品で何も変わってないのに。
元から少しAFが調子悪かった？？？

よくよく考えてみると、
D7200に合わせてのSIGMAレンズのAF調整はやってもらったことあるけど、
Nikonにきちんとボディ自体の調整（というか修理だけど）をしてもらったのは初めてなんだよね。本当にありがとうNikon。

業務用ビデオカメラなのに勝手にズームアウトする不具合を先代から改善していないとか、音声にノイズ乗るって言ってるのに確認出来ずで突っ返してくるとか、どこぞのC社の対応とは大違いだぜ！！（当てつけ）

今思えば、
「高確率で修理不能です」
「修理費35,800円です」
っていうのは、医者の余命宣告と同じでとりあえず"最悪"で言っとけってことだったんだろうけど、
とにかくちゃんと直して貰えて良かった。

壊さなければあんな残念な思いも、2.6万の出費もせずに済んだはずではあるけど、
・この機にNikonに全点検・調整してもらえた
・Nikonというメーカーへの信頼度が更に増した
・買い替えを検討した結果ミラーレス機の知識がやたら身に付いた
・改めてD7200の良さを再確認出来た、より愛着がわいた

ということで割とポジティブに考えています。（また壊すなよ）

そもそも、あんだけのダメージが入ってAFも効かなくなったにも関わらず、
マウント、ミラー、センサー、ファインダー、シャッターと、一眼レフとしての心臓部が（万全では無いにしろ）きちんと動作し続けていた
ということに、
D7200の、カメラとしての本懐だけは手放すまいとする気迫
のような物を感じました。

なんかヤバイ人になってきたのでここらで止めましょう。

とにかく、カメラは大事に使いましょう。Nikonはいいぞ！！！
SIGMAのレンズしか持ってないけどな！！（ごめんなさい）