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【情報収集】台風接近時にできること(大阪市にお住まいの方)

台風接近にともない今できることは何か?不要不急の外出を控え、今後の台風情報の収集につとめることです。

まずはコースを確認を


台風が来る時にまずはコースを確認しましょう。台風は進行方向に向かって右の半円では、台風自身の風と台風を移動させる周りの風が同じ方向に吹くため風が強くなります。大阪に過去に来た大型台風、室戸台風、ジェーン台風、第2室戸台風そして平成30年台風第21号は高知の室戸を通り淡路島の上を通るコースで大阪に多大な被害をもたらしました。台風が接近時台風のルートを確認するようにしてください。


計画運休を決めた鉄道会社について

計画運休とは「台風接近など列車の運行に影響が予想される場合に、風速や雨量が規制値に達する前に運転を取りやめることで、安全の確保と混乱の防止を図る」というもの。しかし計画運休に踏み切っても、被害が少ないと後で「なんで運休したの?」など避難を受けることがある。しかし、この計画運休により学校が仕事が休みになり、多くの人が不要不急の外出を控えることになります。結果飛来物にぶつかったり、車が転倒したりの事故が減り被害を抑えることになります。批判もあった計画運休だが、予測可能な天災から乗客を守る手法としては、非常に重要だと思います。

鉄道の運休情報は大阪府の「おおさか防災ネット」がわかりやすいです。(鉄道の運休情報以外の情報も盛りだくさん)


河川情報

川の情報って探しにくいのです。なぜかというと川を管理しているのが国・府県・市とまたがって管理しているのです。
川の情報は大阪府下ではこのサイトが便利です。

大阪市防災アプリ

2023年6月にバージョンアップした大阪市防災アプリがとても使いやすいのでぜひインストールして使ってみてください。使い方わからへん!という方に解説動画をこしらえましたので合わせてご覧ください。
オススメする箇所はたくさんありますが、現在地から避難所までの案内がグーグルマップなどで見えとても分かりやすいです。


土のうの貸出

(注)浸水のおそれがある地域、予想される地域では、土のうなどの貸し出しを行っております。 ご希望の方は上記へお問い合わせください。大雨等の注意報、警報の予報の発表時など、土のうなどの貸し出しのお問い合わせが集中して、ご希望にお応えできない場合があります。できるだけ日ごろから、またはお早目にお問い合わせいただきますようお願いします。
問い合わせ先:田島管路管理センター
電話:06-6751-5048

お店営業情報を入手する


行政発の情報は民間の情報は発信できません。そこで自分で入手する必要があります。従来なら大手スーパーの休業はありましたが、今回2023年8月の台風7号から大手コンビニセブンイレブンが関西を中心に、約160店舗を14日夜から順次、計画休業すると発表、ローソンも、大阪や兵庫、京都の公共交通機関で、すでに運転見合わせを発表している路線の駅構内や施設内の店舗では、休業を予定。ファミマは状況に応じて今後、計画休業を検討だそうで、今後コンビニも台風接近時に休業する可能性が増えてきた。
日常買い物をするお店の情報をSNSなどで入手しやすいように工夫しておくと災害時に便利です。

台風通過後にできること

台風の通過後に道路や公園等の不具合箇所を発見したときは、スマートフォン等の情報端末のカメラとそのGPS(位置情報計測システム)機能を利用し、道路や公園等の不具合箇所とその程度等を画像で手軽に大阪市へ送信することができます。
あまり知られていませんが、このシステム「おしえ太郎」と言います。被害が多いと電話は通じにくいので、こちらで送信する方が良いです。
また、電線などは、大阪市よりも関西電力に連絡するなどした方がよいです。また緊急時なのでイタズラはやめましょう。

以上台風接近時に情報を収集するヒントをまとめてみました。
最後に災害時などの情報を発信する時は、必ず1時ソースを引用しましょう。例えば「大阪市公式〇〇」など、情報のソース元がわかれば信頼性の高い情報として読み手にとってありがたいからです。

※アイキャッチ画像は、平成30年台風第21号の時の大阪市内の様子(撮影は筆者)

支援員:平井

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