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【報告】第71回まちカフェを終えて【再出発】

4月22日(土)に『はたけもり HATA Lab × COME Lab』にて開催しました『第71回まちカフェ』は9名の参加者が集まり、はたけもりさんの雰囲気と集まった方々の個性が、ちょっと強めに吹いた春の風で良い感じに混ざり合い素敵な時間となりました。
その様子を少しお伝えさせていただきます。

第1部

開会の挨拶&まちカフェについて

2016年に始まった『まちカフェ』は途中休止もありましたが、今回で71回目の開催となりました。
【コンセプト】
「生野区のまちづくりに関わりたい」「生野区で暮らすエネルギーのある方々と繋がりたい」という御方にむけて、生野区まちづくりセンターは『まちカフェ』を行っています。

参加者の自己紹介

今回は年代も性別も出身も経歴も様々な方が集まりました。
簡単な自己紹介でしたが、和やかな雰囲気で会は進んでいきました。

はたけもりの紹介

はたけもりの管理人である渡邊 芳枝さんから『はたけもり』の紹介をしていただきました。
はたけもりが出来た経緯、今のこと、そしてこれからの未来のビジョンをスライドでわかりやすく紹介していただきました。

はたけもり紹介スライド
渡邊 芳枝さん

元々お米屋さんだった場所をリノベーションして『畑のあとにホッとできる場所』を実現されました。
そして、その場所は『多くの人にとってホッとできる場所であり、自己実現ができる場所』になりつつあります。

今後のはたけもりのこと

はたけもりの横には畑があり、その側にアパートがあります。
そのアパートは老朽化が進み、改修することが決まっています。
5月ごろから工事はスタートして年内には完成予定ですが、こちらの建物をシェフを目指す人やアーティストの卵などのシェアハウスとして新たにスタートする予定です。
はたけもりのスペースとキッチンを使って料理の提供や料理教室など、作品の展示会やワークショップなど、様々な可能性を秘めた場所へと進化していきます。

改修前のアパート
はたけもりアパート(仮)仕様案
はたけもりレンタル料金表(検討中の項目あり)

裏の畑の見学&改修前のアパート見学

はたけもりのこれまでの軌跡とこれからの展望をお聞きした後は裏の畑の見学と改修前のアパートの見学をさせていただきました。
畑で出来た野菜などは『はたけもり』でのランチなどにも使われているそうですよ。
シェアハウスに入居された方は畑の野菜を使うことも出来るのだとか。

裏の畑の見学の様子
改修前のアパートの見学

かなり老朽化してしまったアパート、軋む階段、強風ではためくブルーシートの音。
一つの時代の終わりを感じつつ、新しい時代への切り替わりに立ち会うことが出来て胸がいっぱいになりました。
数ヶ月後には、これからの未来を担う人たちの新しい居場所に生まれ変わります!

みんなでケーキセットを堪能

シェフお手製のパウンドケーキとガトーショコラ、コーヒー、紅茶をみんなで楽しみました。
パウンドケーキは2種類のセット、ガトーショコラはとても濃厚で美味しかったです。
参加者の中ではお互いのケーキを少しずつシェアして楽しまれていました。

ガトーショコラとコーヒー
ガトーショコラとパウンドケーキのシェア

第2部

11年前を振り返り、今とこれからを考えよう

休憩を挟み、第2部では『11年前から今を振り返っていき、これからを考える』ということをみんなで話し合いました。

11年前から今まで世間ではどんなことがあったのか

まずはざっくりと世間ではどんなことがあったのか、スライドを使って年表形式で振り返りました。
挙げた事柄に反応しつつ、あんなことがあったねこんなことがあったねと盛り上がりました。

11年前からの世間の主な出来事

その流れのままどんな曲が流行ったかとか、どんなゲームが流行ったかといった話になりました。
少し前まではテレビが主流でしたが、今はYouTubeなど色んな媒体があり、同じ年代でも好きなものを選び取れる時代になってきました。

一つの物事に激しく共感できることが減ってきた反面、いろんな物事においてゆるく繋がれる時代になってきたのかなと思いました。

10人1色→10人10色→1人10色

多様性が認められてきた時代だからこそ繋がりや掛け合わせが大切な時代なのかなと感じました。

11年間で生野区、まち協はどのように変化したのか

約11年前に出来た地域まちづくり協議会。
そこから今までの間でどのように変わったのか、また変わらない部分はどんな部分なのかといったことを参加者の方々と話し合いました。

変わらないことが悪いことでもないし、変わることが悪いことでもない。
願うのは、まちが豊かになり、そこで暮らす一人一人が豊かさを感じることだと思っています。
今回の話し合いで答えが出たわけでもないですし、急に何かが変わるわけではありませんが、こういう場を設けることで少しずつ何かが変わっていくのかなと感じました。

アンケート

終了後に行った簡単なアンケートでは話したいことを話せたという方がほとんどで、聞きたいことが聞けた方もほとんどでした。
話せなかった、聞けなかったという方が1人もいなかったのが何よりも嬉しいです。

むすびに

今回1年ぶりに復活した『まちカフェ』ですが、やはりリアルな場で集まり一つの空間を共有するということは素敵なことだと改めて感じました。

そんな場でこれまでを振り返り、今を感じながら、未来に向けて話し合うことが出来たことに喜びを感じつつ、このゆるくもシャキッとした雰囲気が、とても価値のある時間だなと思いました。
ご参加いただいた方、有難うございました。

みんなで集合写真

来月のまちカフェは5月20日(土)いくのパークにて開催予定です!
万博に向けてレゴで遊びながらひとつの空間を共有できる時間となりますので、是非ご参加ください。


生野区まちづくりセンター 武田

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