第74回まちカフェ14名の方が参加

7月15日（土）に『酒屋へちかん』にて第74回まちカフェを開催しました。
酒屋へちかんさんは生野区中川２丁目にある日本酒のお店。飲み屋さんでなく酒屋さんなのです。
でも金・土・月の19時から23時まではお店で売ってるお酒が試飲できるんです。←ここ重要

今回は最近話題？の「地域活動する若い人たちが減っている」「町会に若い人が加入しない」をテーマに、若い人で一生懸命地域活動をしている方を囲んでいろんな話聞きたいなと考えました。すると酒屋へちかんの女将が思い浮かんだのです。女将さんはお子さんが通う小学校のはぐくみネットの委員やＰＴＡ会長などされているので、ぴったりではありませんか。

もしかしてお酒を飲みながら本音トークができるかも

これはぜひ酒屋へちかんの女将さんに「なぜPTA会長を引き受けたのか」などの話を聞きたいと思いました。会場はできれば区役所の会議室や地域の会館でなく酒屋へちかんで、販売されている日本酒を飲みながら、テーマ「地域活動する若い人たちが減っている」「町会に若い人が加入しない」に沿った雑談ができればと思い企画しました。試飲できる時間を利用して。生野区まちづくりセンターは、民間の組織とはいえ生野区役所の4階に事務所がある中間支援組織です。「酒」の一文字が入っているだけで、別の区ならこの企画ＮGだったかもしれません。知らんけど。

蓋をあけたら楽しすぎた

当日この企画に集まってくださった方は運営含め14名。酒屋へちかんさんのキャパからしてぎりぎりと言うか、ちょい定員オーバー。でも立ち飲みなので大丈夫でした。
定時にスタートし、お酒（ソフトドリンク）を注文し、自己紹介。一人30秒と言ったけど案の定時間オーバー（笑）。それでいいのです。今日は雑談の日なので。
みなさん自己紹介に今日のテーマをちゃんと入れてくれ張って出だしから盛り上がります。そうそう、今回はまちカフェに初めて来たという方もいらして私はそれでもう大成功でした。

本音トークで限界突破

話が盛りあがり、いろんなことを話しました。あっ、特定の誰かをディスるようなことは一切していません。立場の話などが話題になりました。
例えば、町会に属していないPTA会長が子どもの行事に出てくると「あれは誰」とこうなるわけですよ。町会に人も「パルプンテ」なのに参加したい人はもっと「パルプンテ」って話です。町会の人からしたら町会や青指などどこかに属したらすむ話やのに、若い人で参加したい人からしたら個人で参加したらあかんの？こうなるわけです。こんな話が予定の21時まで続きましたが、21時で終わらず、お店の営業時間終了の23時まで続く・・・
みんな4時間立ったままでようしゃべるわと思いました。

大人が楽しめる企画をしたい

へちかんの女将のトークの中で子どものイベントは子どもだけが楽しめるんやなくて、企画する大人も楽しみたい。その言葉がとても印象的でした。そして今日も19時まで今度22日に開催される地域の祭りにレンジャーの格好で出演するそうで、その仲間集めと企画をしていたととても楽しそうに話されてました。

そして我々も誰に誘われたわけではなく、子どもと大人が楽しめるイベントをやりたいという思いで地域活動をはじめ、今では地域の多くの人に頼りにされるようになったへちかんの女将さんをみてるとすごい勇気をもらいました。

いますぐ若手と現役世代が融合するのは難しいかもしれませんが

今回まちカフェで頑張っている若い人の話を聞いて、すぐにあたらしいつながりが地域で生まれることは難しいです。しかし、女将さんのように地域で何か貢献したいと声を上げる人を全力でサポートすることはできるのではないでしょうか？それをするのは他の誰でもなく我々まちづくりセンターのスタッフってことを再認識しました。

次回まちカフェ第75回のお知らせ
次回のまちカフェは生野区中川西２丁目１６−７の幸教寺（こうきょうじ）で8月19日（土）午前に開催予定です。

またっこちらの生野区まちづくりセンターのNoteかFacebookでお知らせいたしますので、興味ある方はチェックしてください。