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【芸術雑談#14】 アルゼンチンタンゴって踊りというよりむしろ演奏なのでは?

どうも。いくらと納豆です。

最近の私はというと、

ミュージカル観たり、
人生初の宝塚を観たり、
映画を観たり、
演劇を観たり、

インプットをいっぱいしているのですが、
「なんだかアウトプットしたい!」
と思えるところまで、

自分の中で吸収しきれなかったり、
自分の中だけで完結しちゃったり、

あまり文字に起こしたいというものがなく。

やっぱり面白いですね、

アルゼンチンタンゴ!

自分の中で言語化したいことが増えてきたので、
一回吐き出してみようと思います。


「動きのニュアンス」=「まるで習字」

なんて言えばいいんですかねぇぇぇぇぇ、

アルゼンチンタンゴたらしめる、

あの、、、、ぬるぬる感?
0・1のデジタルではなく、
非常にアナログ感のある動き、、、?

あの動きのニュアンスって
なんとも言葉で表現し難いなと。


自分の中で納得できる、
ちゃんとアウトプットのイメージもできる、
そんな理解の方法ないかなぁーと
ずーーーーっと考えてたんですよ。


あった!!
そうだ!!
あれだ!!


突然ではありますが、
もののけ姫の「アシタカせっ記」
という曲はご存知でしょうか?

冒頭「ざーーーーーーーーーー・ざん…」
ってやつです。(雑

過去に演奏会でもののけ姫をやりまして。

・ドファドドーシーーーラソドミファーー
ファラドミーーーシ・ドミシ・ドミラソドミファーーーー
・ドファド〜〜〜〜〜〜

ミーーーシ・ドミシ・ドミラソドミファ

・ ←ここ!!

すっごく難しくないですか?

譜面は難しい訳ではない。

でも、
どうやったらあの響きの
ニュアンスが出るのだろう?

音楽仲間と本気で悩んだことがあります。

そこでの結論は「習字」

日本人である私たち。
小学校では習字を習います。

そう、
「とめ はね はらい」

あの感覚が非常にアシタカせっ記と
親和性が高かったんです。

一つのひらがな・漢字を書くにしても、
次の画への「流れ」が非常に大事。


あれ、
もしかして、
もしかしてだけど、、、、!!

アルゼンチンタンゴに活かせるのでは!!

まるで習字のように
筆の持ち方・立て方
筆を入れるときの圧
次の画に行くまでの
流れを込みでの筆の進め方

あの習字の感覚でアウトプットすれば
動きやすくなるのでは!!??


なんだか、
この表現が自分の中では
すっごい腑に落ちたんですよね。


まだ、これが正解や!!
ってほど自分でアウトプットしてみて、
自己評価まではできていないんですが笑

次は筆になった気持ちで動いてみようと思います笑

「動き出し」=「アインザッツ」

ここ何回か色々な方と組んで練習をしてみて、
相手と合っているな、合っていないな、
と感覚ではわかっているのですが、
これをうまく言葉で表現できなくて。

またまた自分のこれまでの経験と照らし合わせて、
理解してみようと試みたんですよ。


あ。


合わせやすい・合っている
=アインザッツがしっかりある

合わせにくい・合わなかった
=アインザッツがわからない


これだぁぁぁぁぁぁぁ!!
先生のなんとも言えないあの合図。
あれが、アルゼンチンタンゴのアインザッツだ。


そりゃぁぁぁぁ、
オーケストラ編成だろうが、
アンサンブル編成だろうが、
しっかりザッツは合わせるもんなぁぁぁぁ!!


では、
どうやってザッツを出してます?
と言われると、
まだまだそこは理解できてないんですが。

二人が合うためには
「相手にアインザッツをしっかり出してもらう」
「相手のアインザッツにしっかり乗る」

ということが大切なんだなと。


音楽ですねぇぇぇぇ。
非常に音楽。
楽しいですねぇ。

「リーダー」=「指揮者、いやむしろ、作曲家」

この前、
リーダーフォロワー反対にして
「体重移動を相手に伝える」
という練習をしました。

今までは
「相手の動きを読むぞーーーー!」と
感じることをメインで必死にやってきたんですが笑

今度は
「自分が相手を動かす」
という立場になって…


「あらやだ、自由という名の不自由…」


こう感じてしまって笑

一気に考えること・世界が広がり過ぎて、
「アドリブソロお願い!」って言われた時の
あの恐怖に似たもの感じてしまいました笑


リーダーの世界にはこれが待っているのか…!!笑
なんと恐ろしい…。


そこから、ペアになって練習。


「あぁ、こんな真っ白なキャンバスに、音を乗っけたり、色を乗っけていくのか…」

「上司!これ!これのことを真っ白なキャンバスっていうの!上司の指示は!真っ白じゃない!あれは塗り絵だから!」


全世界のリーダーさん
まーーーーーじで尊敬っす!!


アインザッツを出すお仕事は、
アマチュアながら指揮者経験者の私からすると
比較的、体に染みている感覚ではあるんですが。

コードだけ鳴っている中で遊んでる
ジャズの即興演奏みたいなのは、
ほーーーーんとに無理で。

アドリブソロ苦手マンからすると、
譜面も事前に起こさない状態でやるだなんて…。

作曲じゃん。
作曲じゃん!!

そんなの無理だよ!!


でも、
あれができたら絶対に楽しい。
絶対に楽しいのはわかってるんだ。。。。


楽器だとどうしても
「かっこよくやりたい」
「うまくやりたい」
「下手なのは嫌だ」
と、自分の虚栄心が抑えきれないので。

全てが初めましての今なら、
アルゼンチンタンゴに誠実に向き合って、
「即興の醍醐味」みたいなのを
味わえるのかもしれない。

いいなぁ。
リーダーもやってみようかなぁ。(じゅるり

アルゼンチンタンゴって踊りというよりむしろ演奏なのでは?

ここまで
「音楽での経験と紐づけられる」
となると

もはや
「アルゼンチンタンゴって音楽なんじゃね?」
と思ってしまいます。


いやぁぁぁ、楽しい。
私、好きなやつぅぅぅ。


実は、
ペアダンスがそもそも面白いのでは?と思い、
社交ダンスもやってみよう!
と体験には行ってみたのですが、

「ステップを踏むのは楽しい!」
「音楽もアップテンポ楽しい!」
「でも、耳は4/4、足が3/2でフレーズが合わん!」
「ステップと音楽がすごいポリリズム!(白目)」

と思ってしまい、
アルゼンチンタンゴほどの音楽にのる気持ちよさ、
みたいなものが感じれなかったんですよね。

たまたまそういったジャンルをやった
ってだけなのかもですが。。。



もーーーう、
アコーディオンという新しい楽器も始めたのにぃ。
ある意味、アルゼンチンタンゴも、楽器だな笑


順調に沼にハマっていってる、いくらと納豆なのでした。

おわり

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