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地元の歴史を活用して地域活性化⁉ 伊奈町「忠次公レキシまつり」戦国ワークショップレポ

こんにちは!お鶴です!!

11月といえば「いい〇〇の日」の連続ということで毎日が何かしらの記念日ですが、さる11月14日(日)は何の日だったでしょうか? そう、埼玉県民の日です!

同日、私たちも埼玉県の中南部、伊奈町の「忠次公レキシまつり」に「戦国ワークショップ」で出展してきました!
コロナ禍で各地のお祭りの縮小・中止が続く中、子どもたちの笑顔が見られる温かいイベントになったので、ぜひ当日の雰囲気をお伝えできたらと思います。

忠次公レキシまつりって?

伊奈町の名前の由来ともなっている戦国時代の人物「伊奈忠次」の功績をたたえ、2018年から開催されているお祭りです!

伊奈忠次(1550~1610)は、徳川家康に仕え、治水や田の開墾などを進めて住民の生活の発展や徳川家の財政安定に貢献した人物です。

そんな伊奈忠次公をたたえる「忠次公レキシまつり」。コロナ前はミニライブや物産品の販売なども行われる一大イベントで、実はIKUSAも2018年・2019年は「チャンバラ合戦」で出陣していました!

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イメージ写真のように、利き手にスポンジの刀、左腕に丸い「命」をつけ、敵の命を刀で落とす!
単純なルールだからこそ大人も子供も夢中になれるアクティビティです。

2018年・2019年の「忠次公レキシまつり」では、伊奈忠次が属していた豊臣秀吉軍vs対立していた北条軍(「のぼうの城」で有名な成田氏も北条軍でした)の戦いを再現! 「チャンバラ合戦」は遊びながら地元の歴史が学べるアクティビティでもあるのです。

地元の武将にちなんだストーリーを軸に各地で編み上げられるチャンバラ合戦の魅力についてはまた別の機会に詳しくご紹介したいと思います・・!

2021年度の「忠次公レキシまつり」は、以前より規模を縮小しつつも密になりにくいアクティビティ「戦国ワークショップ」でIKUSAに声をかけていただきました。

戦国ワークショップって?

「戦国」をテーマにしたミニコンテンツを親子で体験しながら、歴史が学べるワークショップです。テーブルを離してご家族ごとに体験いただくので密になるリスクが少ないコンテンツでもあります。

・「チャンバラ合戦」の刀に色を塗ってオリジナル刀作り
・子どもには新鮮、大人には昔懐かしい「万華鏡」「かんざし」を手作り
・手裏剣投げや流鏑馬をミニゲームで体験
・布製の甲冑に色を塗ったり家紋を描いてオリジナル甲冑作り

……と、たくさんのコンテンツがありますが、今回は「オリジナル刀ワークショップ」「幻術! 万華鏡作り」「オリジナル侍缶バッチづくり」の3つで出展してきました! さっそく当日の様子をご紹介していきましょう。

幻術! 万華鏡作り

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好きな和紙を筒に貼って、好きなスパンコールを入れて、自分だけの万華鏡を作ります。

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今では新鮮な景色に、みんな万華鏡を覗いて「わあ、きれい!」と感動していました! スパンコールの量を緻密に調整して、とことん完成度にこだわる子も。

オリジナル侍缶バッチづくり

織田、豊臣、徳川など名だたる武将の家紋に加え、「伊奈忠次」の家紋、左二つ巴や、伊奈町のシンボルキャラクター「伊奈ローズちゃんと伊奈ローズくん」のデザインからひとつ選んで、好きな色に塗ります。
また、白紙に自分の好きな家紋を描いてみるのもOK!(右下のネコは私が描きました。「ネコがいい~!」って言ってくれた子がいてうれしかったです笑)
お子さんと一緒に力作を仕上げるお母さんもいらっしゃいました!

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台紙ができたら、機械を一緒に引いて仕上げます。

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缶バッジが完成した瞬間、じーっと機械を見ていた顔がぱぁっと明るくなって喜んでくれたのが印象的でした!

オリジナル刀ワークショップ

チャンバラ合戦で使う刀の刀身は真っ白なスポンジ。このワークショップではスポンジに色を塗って、自分だけの刀を作ります!

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ペンを手に取り、思い思いの刀に仕上げていきます。みんなすごい集中力……!
人気の「鬼滅の刃」にちなんだ柄の刀や、30分以上かけて様々な模様を丁寧に丁寧に描きこんだアートな刀など、お子さんたちの個性あふれる刀にスタッフもほっこり。

そして、刀が完成すると……。

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そこかしこでチャンバラが始まります笑
自分だけの刀ってうれしい!

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大はしゃぎしながら武将を追い回すお子さんたち。
やっぱりリアルっていいなあ! そう思わせてくれる笑顔でした!

体験するからこそ記憶に残る――ワークショップのいいところ

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キッザニア創業者のハビエル・ロペス氏は、「人は読んだことの10%しか覚えていないが、体験したことの90%は忘れない」といいます。歴史の本をさらっと読んだだけでは覚えられないけれど、家紋に好きな色を塗って缶バッジを作ってみたら、自然と誰の家紋か覚えているものです。
バッジにする家紋を選ぶ際、「これが伊奈の家紋なんだって」と親子一緒に選んでいく場面も見られました。

そして、刀に万華鏡に缶バッジ。自分の手で作ったものは、愛着深い地域の思い出として形に残ります。
今回スタッフとして参加してみて、このワークショップが地域に愛着を持つ一端になれたらとても嬉しいことだなと思いました!

今回お届けした「戦国ワークショップ」以外にも、IKUSAでは地域活性化を応援するコンテンツを数多く持っています!
気になった方はぜひ、サイトから「チャンバラ合戦」「戦国宝探し」など覗いてみてください~!!

◆戦国ワークショップ
https://ikusa.jp/service/sengoku-workshop/

◆チャンバラ合戦
https://ikusa.jp/service/tyanbarakassen/

◆戦国宝探し
https://ikusa.jp/service/sengoku-takarasagashi/

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